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アレサ・フランクリンからThinkをうちの奥さんとやってみました。

年末ですねー。そんななか、今年最後のアップになります!
今回は、アレサ・フランクリンからThinkを、うちの奥さんとやってみました。いつもは金土日辺りに公開してますが、年末も近いので、今回は、その法則外で公開しました。

曲としてはブルースブラザーズの映画のマット・マーフィーを誘うシーンでも有名ですよね。

この映画はビデオ、DVD、BDと買ってきましたし、大好きな映画です。
テレビの吹き替えは、普段はみませんが、昔、一度見たときに、この手前のシーンで、お店の入口で(Maxwell Street)ジョン・リー・フッカーも出てきますが、あのシーンがカットされてるのが残念でしたね。

オリジナルは名盤「アレサ・ナウ」に入っていた曲だったので、確か、68年位の曲だったと思います。

今回は、どっちかといえば、そっちを下敷きにしています。

エンジニアはトム・ダウド、アレンジャーはアレフ・マーディン(名アレンジャーですよね)だったと思います。

映画の方のはバージョンは、曲のテンポがいっそう早いので、アルバム版でいきました。

これは、実は、数年前に一度やりかけて放置していたものを、仕上げたものです。

今回、歌、ギター、ベースはやり直しましたが、それ以外は、数年前に作ったものをそのまま使いました。

<ボーカルとコーラス>
歌とコーラスは奥さんが歌っていますが、この曲は、難しいので、「良く歌えたな」というところでしょうかね。
言葉の量が多い曲ですから、日本人が歌う場合、英語を当てはめて歌うだけでも大変かなと。その上、アレサの歌い方ですからね。

原曲が原曲なので、比較するのは意味がないですが、それだけによく歌ったなと。すごく無謀な挑戦ですので(笑)。

「ラスカル」は、彼女のアイディアです。初めはラスカルなしでしたが、途中で、「訴える相手が必要」ということで、ラスカル君がその対象に選ばれました。こういう発想は私にはないので、まぁ、彼女に任せました。

注 映画の中で旦那役であるマット・マーフィーにこの曲で抗議する場面なので、それをラスカルでやったということです。まぁ、皆さんご存じでしょうけど、念のために。

念のためにですが、奥さんは、あのアニメが大好きなので、ラスカルには何の恨みもないそうです(笑)。

動きは映画のを参考にしたそうです。

服の色は「Gretschに合わせようか」ということで「オレンジ」でいきました。

追記 Davidさんからのコメントです。
Another cover expertly performed by you both - and I’m certain that Rascal didn’t mind being picked on; he seems happy enough throughout! 😂
Ryo, your playing here is as good as ever…and what a great job Caolin did with the vocals!!
This song is vocally very fast and very ‘wordy’. It’s hard for anyone to sing, let alone a non native English speaker!!
She sang it brilliantly!
I enjoyed the whole thing my friend - thank you for letting me watch and listen. 👍🏻👍🏻
Regards, Dave

めちゃくちゃシンプルに要約すると「この曲はボーカル的には、非常に早く、非常に口数が多いので、英語が母国語かどうかではなく、誰でも歌うのは難しい。カオリン凄いぞ」ということですね。

ありがたい言葉です。

<ギター>
映画の方では、ギターはマット・マーフィーとスティーブ・クロッパーが担当していましたが、オリジナルの方は、これまた私の好きな、白人の方のジミー・ジョンソンさんと、本来ベーシストのトミー・コグビルさんが担当したようです。JimmyさんはTelecasterも使うようですが、彼はGretsch 6120ユーザーとして有名です。それで、せっかくなので私もGretsch6120を使いましたがトミーさんがギターは何を使っていたのか情報がなかったので不明です。

Guitarはどっちがどう弾いたのかわかりませんが、とりあえず、リズムの方をGretschで、リードをTelecasterでやってみました。ほんとは逆かもしれませんが、特段、再現を狙ったわけではないので、これでよいかなと。

リズムの方は、歌撮影の時に、一緒に弾いて、リードは別撮りしています。
リズムギターは原曲よりは、ほんの少しだけ跳ねた感じで弾きました。
深い意味はありませんが、そうしてみようかなと思った感じです。

Lead Guitarは特に耳コピではなく、曲の印象からのアドリブです。

メジャーペンタで、オリジナルに似た印象を基調にしつつも、あくまでも、印象を下敷きに、自分なりのオリジナルとして弾いてます。

それでも、原曲の雰囲気は、そのまま残すようにはしました。

Rhythm Guitar : Fender Gretsch 6120W 
RG Guitar Amp :  Fractal AxeFX2XL Twin Reverb('66)

Lead Guitar :Fender USA Telecaster 89's American Vintage Model
LG Guitar Amp : Fractal AxeFX2XL Fender Deluxe

<ベース>
今回のもベースが難しかったです。こちらはある程度、コピーしましたが、難しかったです。これも指がきつい曲でした。前回のZepのGood times Bad timesに負けず劣らずでした。

今回は
Drum、鍵盤類、ホーンセクションなどは打ち込みです。
ドラムは BFD3
オルガンは B-3
ピアノはWavesのグランドピアノ
ホーンセクションはvintageHornとMojo Horn Sectionを混ぜて使いました。

<余談>
余談ですが、これを収録した前日、うちの家の裏で育っていた、柿の木ともうひとつ、種類はわかりませんが、かたーい木の二本を、奥さん、息子と私の三人で、斧と丸鋸で切り倒したことによる筋肉痛のなかでやったので、数テイク弾いたら、指が動かなくなってしまいました(笑)。

うちには庭というほどの庭はないんですが、隣地との隙間の土地に、これが育ってしまって、毎年、枝落としだけでも大変だったので、やれてよかったなとは思うんですが、楽器を弾く前の日にやる作業ではありませんでしたね。

2階より高く伸びていたので、作業自体も危険でしたが、いろんな仕事をやってきた経験から、安全にやれる自信はありましたし、大変と言うだけのことで、やるのはやれましたが、普段やらないことなので、作業翌日は、あちこち身体がつりましたね。

自分はともかく、奥さんや息子も一緒にやるところがうちらしいかなと。息子からは「斧でやるのは令和らしくないから、チェーンソーを買った方がいいんちゃうん」と言われましたが、なんとか、手斧、手鋸、電動丸鋸でやり通しました。

木をいきなり根元から切り倒すと危ないので、数回に分けて切り倒しました。柿の木は割と簡単に切れます。

「そこにラスカルを抱える妻あり、かしこに木を切り倒す妻あり」
色んな姿を観ることが出来て楽しいばかりです。

こちらは何の種類の木かわかりませんが、めちゃくちゃ堅かったです。これも、上から、数回に分けて、短くしてから最後に下の方を切りました。


ということで、最後はいったい何の記事なのかわからなくなってきてますが、要するに「物を持つ握力すら弱っている」という、ただでさえ指がやばい状態のなかで、これのベースを弾くのはかなり大変でしたという、どうでもよい私事の話でした。ちなみに、まだ、筋肉痛からは復活しておりません(笑)。


<68年のオリジナル収録自メンバー>
Aretha Franklin – lead vocals, piano
Tommy Cogbill, Jimmy Johnson – guitar
Roger Hawkins – drums
Jerry Jemmott – bass guitar
Spooner Oldham – Hammond organ
The Sweet Inspirations – background vocals
ホーンセクションは省略しました。

皆様、本年もお世話になりました。
来年も、いろいろやっていく予定ですので、よろしくお願いしまーす。


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