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うちの奥さん&Stuとリンダ・ロンシュタットからYou're No Goodをやってみました。

ということで、今回は、Linda Ronstadt から”You're No Good”をやってみました。

コーラスはStuにお願いしましたので、今回はThe Shine Light Respect with Stuということになります。

こんな感じです。

リンダは以前「ダイスを転がせ」をリンダバージョンでやったことがあります。それがこちらリンダバージョンの「ダイスを転がせ」です。

この曲(You're No Good)は、実は、それより前の2019年頃に、テストでやったことがあったんですが、気に入らないところが色々あり、そのまま眠っていました。

ですので、今回、ボーカル、ギターやベースは全部一からやり直しました。
バックトラックは、その時点で作ったやつを流用してますが、こちらもいろいろ手直しはして仕上げています。

<リンダのYou're No Good>
この曲のリンダ初出は73年12月のテレビの出演時だそうです(この記事の最後に貼っておきます)。その後も、ライブでやっていたようで、その後、74年にアルバムを作っていた際に、「これをやろう」ということになったそうです。

リンダのカバーのなかでは一番売れたそうで、これがきっかけになって、その後、70年代のバンド時代は、この手のカバー路線でいくようになったようですね。

もともとのはテンポがはやかったようですが、レコーディングの際に、テンポをとして、ゆっくりめのテンポにしたそうです。

<ボーカル>
うちの奥さんが歌っています。奥さんは、今年は色々、国家試験もやっているので、いつものペースで歌うのは難しそうで、私と遊んでいる暇ないのですが、これはやってくれました。

奥さん曰く、リンダはかなり難しいらしく、なかなか大変だそうです。

リンダ本人はさらっと歌っていて、わかりづらいかもしれませんが、リンダってほんとに歌がうまいんです。普通に聞いている分には、どんな曲でも、そつなく歌いこなしてるので、ある意味、簡単そうに聞こえますが、歌うとかなり難しいようですね。まぁ、この70年代以降も、あれだけ色んなことをこなしているところから見ても、そうなんだろうと思います。

ところで、うちの奥さん、今回は、頭に花をつけてますが、これは、リンダの真似です(やってますよね70年代のライブで)。花は、近くの公園に咲いていて、ちょうどその時、「勝手に植えた人がいる」とかで、伐採されてしまっていたかわいそうな「タチアオイ」をもらってきました(自分はそのエリアのタチアオイ群を気に入っていたので、ちょっと残念でしたが)。

彼女の向かって左肩にある白いのは「フケ」ではなく「花粉」です。念のため(笑)。後で映像編集している時に、気づいたんですよね、撮影時に気づいていれば掃ってあげたんですが、そこまで気づきませんでした。

曲エンディングのギターソロの手前辺りから、歌がないし、間が持たないので、どうせならとマラカスをやってもらいました。

<コーラス>
以前、この曲をお蔵入りさせた原因の一つが、実はコーラスにあったんです。

リンダがテレビに出演した時のバージョンのなかに、バックコーラスが黒人女性によるもののがありまして(最後に貼っておきます)、そのバージョンを参考にやろうとしたんですが、あの感じでやるのは奥さん的にも、なかなか難しくて、「まぁ、別の曲からやるか」みたいな感じになって、そのまま徐々に忘れられてしまっていました(笑)。

それで、去年だったか「コーラスが面倒なら、Stuに聞いてみようか」ということになり、Stuに「この曲のコーラスやってくれる?」と聞いたら、「やるよー」ということになり、やってくれたのがこれでした

原曲とも、黒人女性コーラスとも、どっちともちょっと違う感じではあるんですが、これはこれでいいかなぁと言うことで、そのまま使わせてもらいました。

Stuバージョンでは、3部をコーラスを2声ずつで、合計9パート送ってきてくれたんで、適当に間引いてミックスで整理してありますが、厚みはあります。そこまで全部使うとちょっと、さすがに曲のイメージがちがってくるので、かなり間引いてますw。

彼の場合、「コーラスは、適当に録って送るから、後は好きにミックスなりアレンジなりしてくれたらいいよ」という感じなので、私の方で、全体に違和感ないようにさせてもらっています。

間奏、ソロのところも含めてStu流ですね。

<ギター>
今回は、原曲も参考にはしたんですが、結構、変えています。
自分の中のイメージでは、キースのソロアルバムのときのキースとワディ・ワクテルみたいなイメージで弾いてます。

逆に言うと「リンダのアルバムにキースが参加したような感じ」とも言えますが、、、。

これは別にストーンズにこだわった訳ではなく、19年に仮録りした時点で、そうなってしまったので、これはこれでいいかなと、そのまま、今回もそっち系でやってみました。

※ただし、このリンダ・バージョンのソロはAndrew Gold だそうで、もう一人のギターはEddie Blackとなっていました(というかこのアルバムにはワディ・ワクテルは参加してないようです)。
Andrew Goldは、この曲ではエレピとドラムも担当したようですね。

ソロも原曲とは変えました。このソロは、仮録り時に「とりあえず、似た感じでアドリブで入れておこうかな」といい加減な感じでやったのが、耳に残ってしまったので、それをそのまま覚えなおして、そのまま採用しました。
「路線は同じ路線を踏襲しましたけどフレーズは変えましたです」みたいな感じです
かね。まぁ、このソロは、「誰」とかなく、「私流」ですかね。よくわかりませんがw

リフは、右ChがTelecaster、左ChがStratocasterです。

右の方が「止めリズム系」で、こちらはシャープさをもって弾き、
左の方は「ルーズな返答」をイメージして弾いてます。
自分的には「二つのギターで一つのリズムになる系」のイメージでやってます。
これは勝手に私がそう呼んでるだけで、一般的に、そういう呼び名のがあるわけではありませんw。
左右でコール&レスポンスみたいな感じです。

左ギターは、ソロ明けから、リズムが動きます。
そこまでは、Telecasterに絡みつく感じでやってます。
こっちのギターも映像は撮影したんですが、あまり使いませんでした。入れられるところがなかった。イントロとそろのところだけになってしまいましたね。

アコギは、リズムのグルーヴのために入れている感じです。
「時折聴こえてくるリズムの波、アクセント」&「シンバルとの絡みでリズムにうねりを創る」という感じのところを狙って弾いてます。

リンダのあのカラっとして、タイトな感じのサウンドではなく、ちょっとルーズでダーティーな感じで仕上げてみました。

エンディングのギターソロでは、ヴォリューム奏法をかなりやったのですが、ななななんと、後で見てみたらフレームアウトしてしまっていた。

なので、ボリューム奏法をやっている手元が映っていない(笑)。

余力があれば、弾きなおしたかったんですが、ちょっと最近、忙しいので、今回諦めました。

Guitar :1 Fender USA 51's Telecaster Vintage Reissue 89
Fractal AxeFX2XL / Fender Twin (Tweed 5F8 '59 hp)

Guitar :2 Fender USA Stratocaster AmericanVintage 56 Model Pink Raw Vintage PU  Fractal AxeFX2XL / Morgan JC20

<ベース>
普通に弾いてますが、多分、原曲と同じではないです。
耳に残っていた印象を元に適当に弾いたので、同じようなところもあるとは思いますが(笑)

<ドラムとキーボード>
今回は、ドラムとキーボードはその時点で作った打ち込みをそのまま使いました。

<ミックス>
ミックスは特に変わったことはしてませんが、2019年当時によく使っていたプラグインがそのまま刺さっていたので、それはそれで使いつつ、新しいのも追加して仕上げました。

尚、原曲でリンダたちがつかった録音スタジオはThe Sound Factory, Los Angeles, CAだそうです。

<映像>
歌詞の一部を「デザイン」的に入れてます。これは「Stuの映像とうちの映像を結合する際に出てしまう一部問題を緩和させるため」という副次的な目的もあって入れましたw

後は、あまり関係ないですが、普段は、奥さんと二人で撮影している場所は、1階で、私のギターだけとかベースとかは2階、ドラムは1階と、楽器ごとで撮影場所を変えてやってるんですが、今、1階は、明日からの出張のために、機材ラックを置いて、機材の組み込みで使っていて、ここのところ、1階で撮影ができない状態、、、。

それで、今回は、全部二階でやったんですが、二階は2人で横並びするには狭いので、なかなかやりづらかったです。

それもあって、画面の枠の調整を少し失敗してます(笑)。
色々調整してごまかしましたが。

<”You're No Good”その他のバージョン>
ところで、この曲はリンダで有名ですが、元々は、下の二つのがあって、それを基にカバーしてますね。

リンダはカバーが多いので、それ自体は、珍しいことではありませんが、リンダバージョンの方が有名になってしまっているかもしれません。

うちのチャンネル傾向からしたら、どちらも捨てがたいですが、今回は、リンダバージョンを下敷きにしています。

なのですが、

Betty Everett - You're No Good 
レーベルがヴィージェイということでそれだけで、その音ですよね。渋いw


The Swinging Blue Jeans  - You're No Good
 
このバンドからもいつか何かやってみようかなと思っていますが、、、。その場合のボーカルはやはりアルフィーですかね。

貼りませんが、デイブ期のヴァン・ヘイレンでもカバーしていましたね。

どうでもよいですが、今回は、映像編集時にパソコンが熱暴走で落ちました。いよいよそういう季節ですね。もう、これからはパソコンを設置しテイルへのエアコンも入れっぱなしにするしかないw

明日から、水曜まで福島県に出張です。最近、仕事が忙しいですが、まぁ、こちらの活動もなんとか、いつもペースでやっていきたいなとは思っています。

次は、来週あたり、Stuとやりかけていた、ディープパープル(有名な曲ではありません)をやってみるつもりです。

最後に本家を貼っておきます。これが、その黒人バックコーラスバージョンです。これは動きも含めて、確かに難しいわ。音がどうとかいう問題ではないですねw



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