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Fender USA American Vintage Series Stratocaster 57's Model 95年製 ストラトキャスター

前回のTelecasterに続き、今回はStratocasterです。アメビンSeriesのビンストで言えば、これは定番中の定番モデルになりますが、90年代半ばのものになりますね。

個体としての特徴は、これと言ってないのですが、まさに、そこが良い。AmericanVintageシリーズのメイプル指板Stratocasterの典型的な音がします(後半にサウンドサンプルとして二曲リンクを貼っておきました)。

メイプル指板に、アルダーボディー!。
この組み合わせのStratocasterこそ、私のなかでのStratocasterの基準
です。

若い頃に、これと同じシリーズの90年製のを持っていましたが、お金が無くて手放してしまって、後で、後悔しました(笑)。それもあって、比較的近い年代の中古を探して購入したんですが、結構、気に入っています。

見ての通りの2TSです。
塗装は普通の厚さですので、ウェザーチェック、ウェザークラックもありません。打痕キズはありますが。

それで見た限り、前の記事で紹介した、89年製のTelecasterよりは薄めですが、それでもそこそこの厚みです。

95年製であることがわかります。

このギターは、PUなども変えていません。

ボリュームとトーンの色が不ぞろいだったので、それは変えましたが、それ以外は時に部品交換はしていません。

ただ、以前、記事にしましたが、配線は、タップポッドを使って、フロント+リアのハーフトーンもできるようにしています(ギルモア仕様)。

後は、ギルモア仕様の短いアームに変えています(これは便利)

特にギルモアさんのファンってわけでもないのですが、実用性は高いと思いますね。

買った時からでしたが、フレットがジャンボフレットになっています。これはちょうど弾きやすいくらいのジャンボフレットで、気に入っています。

余談ながら、アッシュボディーのStratocasterも試したことはありますし、若い頃に70年代のVintageのアッシュボディーのStratocasterも持っていましたが、アッシュボディーのStratocasterは音の粘りと中域が物足りなく感じてしまうんですよね。もちろん、個体差はあると思いますが、一般論としてそう感じます。

逆にTelecasterのアルダーボディーのは、私には合わない。Telecasterぽさが中和されてしまって、なんか残念な感じに思えてしまいます。

しかし、Stratocasterって、ほんとに完成されたギターだと思います。Telecasterはプロトタイプの完成品って側面を感じることがありますが、Stratocasterはまさにエレキギターの完成品の一つだと思います。

追加ですが、音を聞いてみたいと思われ方は以下辺りをどうぞ。

以下はサンプル動画です。

BBキングの曲ですが、あえてStratocasterでやったThrill is Goneです。Stuのボーカルも素晴らしいので、ぜひどうぞお聞きください。

こちらは今はサンディエゴに引っ越した、Adamとやった、レイナードスキナード!。サザンロックな音もお任せあれ!という音です。Les Paul との対比も楽しんでいただけるかと。


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