ギタリスト列伝: 6 ハウンド・ドッグ・テイラー
気が向いたときに書いている「ギタリスト列伝」シリーズですが、今回は「Hound Dog Taylor(ハウンド・ドッグ・テイラー)」を書いてみます。
この人は、ブルースファンであれば、知っているも多いでしょうが、一般的な音楽ファンに、どれほどの認知度があるのか知りません。
特徴は、エルモア・ジェームス系のスライド、後は、強烈なシャッフルとブギーですかね。ご本人もかっこいいんですが、ハウスロッカーズのサウンドが、これまたいい。
この方は、本格的なデヴューが遅かったんですよね。アルバムはアリゲーターからでしたよね。その辺の逸話は、Wikiにもありますが。
使っているギターはKAWAIのギターとか、私が若い頃はTeiscoだと言われていましたが、実際は、KAWAIとのこと。
音は歪んでますが、アンプが壊れていた(キャビネットが破けたのを音が気に入ってそのまま使い続けていた)とか、いろいろ言われていますが、ほんとのところはわかりません。
しかし、聞いたらすぐにわかるサウンドではあります。
バンドはザ・ハウスロッカーズと一緒にやってましたが、ギター二本の「ベースレスバンド」というところも特徴的ですね。
後、この方、左手の指が6本あるんですよね。特に使っている様子はないので、ギターを弾く上で有利ということはなさそうですが。
Give Me Back My Wig この曲好きだったな。すごくはまったのは17-18歳くらいだったかと思います。
これはコピーしてよく弾きましたね。バンドでもやったりしてました。
本家のエルモアの曲のカバーです。
Wild About You, Baby これも似てますけど、好きな人にとってはたまらないサウンドですよね。
最後は、このライブを貼っておきます。
これ、当時、VHSで手に入れたときは、感動しましたね。
画質はこれに関しては、昔から悪かったし今も変わってませんね(笑)
この冒頭のスライド、このピッチの揺れ、笑うしかありません。
あと、テンションが高い!
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