座る時間が長いほど健康被害が大きくなる!

こんにちは!諒設計アーキテクトラーニング、
「整体・ボディケアの資格取得講座」担当スタッフです。

今回は「座る時間が長いことによる体への影響」についてです。

今ではさまざまな仕事でパソコンを使い、
デスクワークが中心となっていますよね。

一般的には出勤が8~9時、帰宅が17~18時ですから、
定時に帰れたとしても8時間くらいは座った状態で、
パソコンで仕事をすることになるでしょう。

家に帰っても、ずっと立った姿勢でいることはほとんどなく、
大体は座って過ごしているはずです。

ちなみにオーストラリアの研究機関が世界20か国を対象に、
成人の平均座位時間を調べた調査によると、
日本の成人が平日に座っている時間は7時間(420分)で、
20か国のうち最も多いことがわかりました。

調査した国は、アメリカ、アルゼンチン、インド、
オーストラリア、カナダ、コロンビア、サウジアラビア、
スウェーデン、スペイン、チェコ、ニュージーランド、
ノルウェー、ブラジル、ベルギー、ポルトガル、
リトアニア、香港、台湾、中国、日本の20か国。

座る時間が長いということは、
それだけ体を動かしていない時間が長いということ。
私たちの体は動くようにできていますから、
体を動かさないと血液の流れが悪くなったり、
筋力や筋肉の代謝が低下することになります。

そうなると、心筋梗塞や脳血管障害、がん、認知症、
糖尿病などさまざまな病気のリスクが高まってしまうのです。

また、座る時間が長い人は短い人に比べて
死亡リスクが高まるともいわれています。

このような病気だけでなく、
長時間同じ姿勢でいることで姿勢が悪くなったり、
肩こりや腰痛など不快な症状が出るようになったりします。

また、足の血流が悪くなることで、
足のむくみにつながることもありますし、
免疫力が低下したり、太りやすくなったりもします。

とはいえ、パソコンを使う仕事や書類を扱う仕事などでは、
座った状態で行うのが普通ですから、
座る時間を短くするのはなかなか難しいものです。

しかし、座りながらでも筋肉を動かすことができますし、
工夫をすれば座りすぎを防ぐこともできます。

次回は座りながら出来る運動などについてお話したいと思います。


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