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幸福とは今あるもので満足すること。成功は不満足から生まれる。選択せよ(ナヴァル・ラヴィカント)

ナヴァルは起業家であり投資家であり、思想家でもあります。彼の考えは、こちらでも知ることができますし、本にもなっています。

今あるものに満足することは大切だが、「不満足」だからこそ成功できるという矛盾

"Happiness is being satisfied with what you have. Success comes from dis-satisfaction. Choose."
幸福とは今あるもので満足すること。成功は不満足から生まれる。選択せよ

というナヴァル・ラヴィカントは言っています。

何でも苦労なく手に入る状態は、人を退屈にさせる

望むだけで、何でも手に入れることができる人間の仮定のケースを考えてみよう。

そのような人は力を持っているが、深刻な心理的問題を抱えることになる。最初のうちはとても楽しいだろうが、やがてひどく退屈し、やる気をなくすだろう。最終的には臨床的な鬱病になるかもしれない。歴史は、裕福な貴族が退廃的になる傾向があることを示している。

これは、権力を維持するために闘わなければならない戦闘的な貴族には当てはまらない。

しかし、力を発揮する必要のない、裕福で安全な貴族は、たとえ権力を持っていても、退屈し、快楽主義に陥り、やる気をなくすのが常である。

このことは、権力だけでは十分ではないことを示している。人は権力を行使するための目標を持たなければならない。

Industrial Society and its future

こちらはナヴァルではなく、悪名高きテッド・カジンスキーの言葉です。結局、目標を持って挑戦してない限り、成功しようが持ってるものに満足しようが、結局は飽きて不満を持ってしまうという話です。

ポジティブだとネガティブになる

幸福はポジティブな思考やポジティブな行動だと誤解されている。私は(このことを自分で確かめるために)本を読んだり、学んだり、経験を積んだりするうちに、どんなポジティブな考えの中にもネガティブな考えがあると思うようになった。

ナヴァル・ラヴィカント

ナヴァルは「ポジティブはネガティブの裏返し」とも言っています。

彼は老荘思想に傾倒してるようで、ポジティブやネガティブなどの雑念が存在しないニュートラルな状態、今この瞬間に没頭している状態こそが幸福であると考えています。

【龍成メモ】

結論が存在するnoteではありませんが、気になる言葉を並べてみました。結局は「禍福は糾える縄の如し」が人生そのもの、という気もしています。

#ナヴァルラヴィカント #テッドカジンスキー #老荘思想 #カジンスキー

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