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アメリカの紙幣に残留する「違法薬物」

Study reveals alarming levels of drug residue on US currency という論文ニュースから。

全米13都市から収集した1ドル紙幣を、新しく開発された分析手法で調べたところ、紙幣の63%から強力なオピオイドであるフェンタニルが検出されました。

コカインとメタンフェタミンに至っては、それぞれ100%と98%の検体で検出され、ほぼすべての紙幣に違法薬物が残留していると言っても過言ではない状況です。

当然、フェンタニルの取引の多い地域ほど、紙幣に違法薬物が残留している確率やその濃度が高いという結果になりました。

【龍成メモ】

フェンタニルは天然のモルヒネの50〜400倍の威力があると言われ、ごく微量でも効果があるのが特徴ですが、多くの紙幣でフェンタニルが含有量は0.1μg〜1.0μg、しかも紙幣に付着した状態なので、米国紙幣を触っていたら効いてしまうということはないと思います。

とは言え、私の家にも多少は米国紙幣があるので、かなりの確率でコカインやメタンフェタミンなどの薬物が付着しているとなると、なんか微妙な気持ちになります。

#オピオイド中毒 #フェンタニル #メタンフェタミン #コカイン

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