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ジェネレーティブAIの登場が雇用削減につながると、ダボス会議に出席するCEOらが指摘(FT)

Generative artificial intelligence will lead to job cuts this year, CEOs say というニュースから

スイスのダボス会議に先立ってPwCによって行われた調査によると、世界の最高経営責任者の4分の1が、ジェネレーティブAIの導入により、今年2024年は少なくとも5%の人員削減につながると予想しています。

「メディア・エンターテインメント、銀行、保険、流通」といった業界は、AIによって仕事が喪失する可能性が高いと調査では指摘しています。

逆に「エンジニアリング、建設会社、テクノロジー企業」については、AIによる仕事喪失の可能性が低いとされています。

【龍成メモ】

McKinseyのレポートでは、Generative AIによって奪われる仕事は、今までのような低賃金労働ではなく、弁護士やコンサルタントのような報酬も高く高度なスキルを要求される仕事であるとしています。

と言うのも、比較的な単純な労働は既にオートメーション化が行わているため、あまり改善の余地がありません(Generative AIのとの相性も不明)。

逆に、ホワイトカラーの高度な仕事についてはオートメーション化があまり行われていないため改善余地が大幅にあり、かつGenerative AIとも相性が良いです。

実際、ライティングの仕事についてはオンライン上(クラウドワークスのようなサイト)の仕事量が2%減少し、報酬も5.2%下落したという論文もあります。

ハーバード・ビジネス・スクールによる「ChatGPTをボストンコンサルティングのコンサルタントに使わせてみた」という論文の結果も興味深かったです。以下のリンクからご覧になれます。

#生成AI #ChatGPT #雇用削減 #ダボス会議

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