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伊藤美来 Live Tour 2023 Everyday is a Gift を全通してみた(ライブ内容編)



初めに

・かなり主観で書いてます
・記憶で書いてるので間違ってるとこ多々あると思います
・自分の中の備忘録のつもりで書いてます
・曲の好みによって文に込められた熱量が違ってると思います

では、どうぞ

セトリについて

選曲はアルバムを踏まえて設定されたライブのコンセプトに沿ったものと、声出し解禁に合わせてコールがあったり客席と共に盛り上げていく曲が多かった印象。Born Fighterとかその典型例だと思う。コンセプト的には合わない感じもするけど「ライブで盛り上がる曲」として制作された気がするので。そもそも「Gift」の捉え方次第ではなんでもコンセプトに合ってるとさえ思えるけど、
アルバム収録曲の中で「パスタ」と「傘の中でキスして」は昨年のツアーでかなりフィーチャーされた曲だから今回はアルバム収録とはいえセトリ入りしなかったのかなと

各楽曲について

1.Gift

アルバムの表題かつコンセプトの核となる1曲目にふさわしい曲でした。イントロが鳴り始めた時の高揚感とみっくの姿が見えた瞬間の会場の歓声はこの後のライブの盛り上がりを予感させてくれるものでした。衣装似合いすぎてたなぁ、まあ何でも似合うか。


2.100年前に会いましょう

音源だけだとそこまでビビッときてなかったんですけど、ライブで披露されたことで好き度が急上昇しました。ダンスが可愛すぎる。特に1:50~2:05辺りの間奏の振り付けが可愛すぎるので定点カメラで抜いてある特典映像つけて欲しい。ダンサーの方と一緒に踊る曲は大体可愛ええなぁ…

3.TickTack Invitation

イントロや感想の「ヘイ!ヘイ!」の部分は神戸公演の頃は自分含めて周りも慣れてない人が多めで第一声は小さかった印象だったけど東京では一声目からしっかり声出せて楽しかった。これはみっくも同じで東京ではマイクを客席に向けてくれるくらい(他でもやってたらごめんなさい)一番ノリノリだったような気がします。

4.laid back

ここからは3曲で1セットのような印象で、音源よりもっと声に張りがあるというか、強さみたいなのが感じられる歌声で「この人の声やっぱ好きだわぁ」ってずっと聞き惚れてました。「ズレた〜ままで」の「ズレた」の部分が好きでした。早く映像で欲しい。丁寧に歌う曲もとても良い。

5.No Color

これを書くにあたって初めて歌詞をちゃんと見たんですが、歌詞可愛すぎませんか??ちょっと威力高すぎて受け止めきれない。ユニットバスに繋がる曲だと考えるとここに出てくるカップルは別れるんですかね、知らんけど。

6.ユニットバス

これのおかげでhello new pinkも歌うと思ったんですけどね、あれを回収できるのはまた次回のお楽しみということにします。最後の「パチッ」ってとこもステージ上でやってて見惚れました。これに限らずあんまりインストが大きくなかったり、囁きっぽかったり会話の延長線上みたいな歌い方の曲って声の息遣いだったりがめちゃくちゃ鮮明に聞こえて、声優アーティストのメリット存分に活きてる。みっくの顔面のファンではあるけど、大前提として声が好きではじまった物語(?)だなって再認識する。


7.気づかない?気づきたくない?

大きくフィーチャーされないけど初見の時から好きな曲。これは多分当たる予想なんですけど、年齢が上がっていって歌い重ねていくごとにこの曲の良さはどんどん増していくと思う。だって30代でこれ歌ってたらかっこよすぎんか??

8.Oh my heart

リリースの時からアルバム内では最推し曲だったので早く現地で聴けるのを楽しみにしていました。曲調に沿った振り付けは「強い人、強くあろうとする人」を表現してるように見えて自分の中での曲の解釈と凄く一致してて良かったですね。みっくのこれまでの曲とジャンルは近しいけど、大人な女性の強さが存分に出てて、こういう曲もっと増えて欲しいなって思いました。サビのワンフレーズごとに「👏👏」するやつ、神戸から自分はやってたけど初めはあまり聞こえなくて、名古屋東京と公演を重ねるにつれて聞こえるようになってきた所にもライブが公演を重ねるごとに完成されていく感覚があって全通の特権でしたね。

9.Born Fighter

激しい曲なんだけどその割にテンポが遅めでノるのが難しい曲でしたね。これも神戸・名古屋の時は客席も慣れてない感じだったけど、東京まで来ると馴染んできてかなり盛り上がれた。もしかしてステージの演出で花火みたいなの噴射してたのこれか。

10.恋はMovie

2つ目の衣装になって最初の曲、あのキラキラで可愛いくてややエッッ(主観)な衣装と曲の雰囲気がマッチしてて最高。
「踊りましょう〜!」って言ってたけどその場で真似するのはむずいよな。名古屋の前にサビの振り付け予習して行ったから出来ましたけど、初見では厳しそう。他の曲でもそうだけど、Shortsとかで振り付けレクチャー動画とかあげてくれたら泣いて喜ぶしライブでももっと盛り上がるはず(期待はしてない)

11.Shocking Blue

神戸・名古屋公演では正直なところ「最初の衣装で歌った方が映えるだろ」と思ってたんですけど。不思議なことに東京公演ではむしろこの衣装で歌うからこその輝きがあるなと感じました。強さよりも可愛さがまだ際立つ人が強い曲を歌うことは、成長途中であったりまだ未完成であることが強調されてて「まだ未熟な部分もあるんですけど」っていう本人のMCとも繋がる部分が見えたような気がしました。彼女のアーティストとしての人生を描くような感じかな?流石に考えすぎ?知らんけど。

12.青100色

特に神戸ではめちゃくちゃ緊張してたように見えて、1番の「あの空青100色」を「この星orあの星」って間違えてたような気がします。でも東京では自信満々だったし、演者と客席両方に言えることだけど、やっぱり3公演やることで洗練されてくるのかなと。もっとこのツアーを長く見たいと思う瞬間でもありました。

13.PEARL


これも同様に神戸か名古屋では2番歌い出しでうまく入れなくて一瞬音源だけが流れる瞬間あったと思います。本人も明確に「あ!やっちゃった!」みたいな表情してたのでそれはそれで可愛いので良しです。ミスに関して言及しすぎて嫌なやつみたいになってたらすいません。この曲の前に色々あったけど、その分「だから大丈夫」「きっと大丈夫」が染みたのはなんとも言えない。「こんなことがあっても私は大丈夫だから」って寄り添ってくれるように聞こえたんですよね、勝手な深読みですけど。

14.La-Pa-Pa Cream Puff

アレンジでイントロが長めになってたりしてたのが良きでした。「catch the cream puff !」の振り付けはYouTubeにもライブ映像あるけどやっぱ可愛すぎる、可愛いは正義なんだなこれが。コロナ禍でもライブで盛り上がれる曲をってことでクラップだけで誰でも盛り上がれる曲だし定番化するのかは気になる所。みっくのライブってコール少なくて初見でも楽しめるよなってこれ書いてて気づいた。

15.Good Song

東京公演で「自分を奮い立たせるために作った曲を皆さんに届けます」って言ってたのが凄くエモかった(語彙力)。昨年のツアーファイナルと今回のファイナルのMCでも話してた「今度は私が皆さんを後押しする」っていう言葉と凄くリンクする点があるというか、「自分のために書いた歌詞」を「次はみんなに届ける」って多分自分の中で相当な変化がないと出来ないことだし、アーティストであり声優であるみっくの進化みたいなものを見ることが出来た気がしてます。東京ではステージの背景に歌詞が表示されてて、本人が綴った一言一句が大事に丁寧に伝わってくる演出なのも良かった。それ神戸と名古屋でも出来なかったんですか


16.トロイメライ・ミライ

本編最後の曲として選ばれたのは「君に話したいこと」からインスピレーションを得て制作されたこの曲。「リスタートライン 飛び越えるよ Are you reday?」の部分がめっちゃ好き。引っ張るんじゃなくて寄り添ってくれる雰囲気なのがみっくの曲の良さだなーーって歌詞とこの記事を見返して改めて実感しました。

”押し付けがましくならない程度のポジティブってすごく難しい”

https://realsound.jp/2023/02/post-1258362_3.html

Real sound  「伊藤美来が今、リスナーに届けたい全肯定のメッセージ 6年間の歌手活動で芽生えた強い意志」


E1.ワタシイロ(神戸のみ)
「OK!!」で声出せるの最高すぎた。
このツアーでは1度しか聴けなかったのが惜しいくらい。(2週間前のことあまり覚えてない)

E1.all yours(名古屋のみ)

クラップ楽しい!!!!アンコールの曲に共通することなんだけど、アンコールの一度切りしか聴けないのが本当に惜しい。でも裏を返せば、この定番曲たちを外してもこんなライブが出来るのは凄いことなんだと思う。

E1.泡とベルベーヌ(東京のみ)

東京公演のアンコール候補その1。個人的にこの曲にあまり思い入れはないんですけど、デビュー曲ってことで可愛かったんでよしとします。原点なので歌いますってざっくりすぎんかと思ったけど。

E2.No.6(東京のみ)

東京公演のアンコール候補その2。ちなみにその3は「君に話したいこと」。普段あんまりイントロで「おおっ!!」とか声出さない人なんですけどこればっかりはクソデカボイス出た。アルバムに「あえて」収録されてないこのつよつよ曲を最後に持って来れるのは楽曲の豊富さに尽きるんじゃないかなー。サビの「新しい(ヘイ!)未来(ヘイ!)」の部分で2回合いの手入れられるチャンスあったけど、自分も含めて会場内もまばらだった記憶。もし本編のセトリ入りしてたらかなり洗練されてたと思うから惜しいっちゃ惜しいけど、最後の一回しかやらなかったからこその空気感みたいなのは格別だった。今気づいたんだけど去年のツアーは1曲目がNo.6で今年のツアーの締めがNo.6ってなんか良いな。やっぱりこの曲が持つ力は凄い。

雑感

本編の曲数は昨年と同じで、アンコールは千秋楽のみ2曲とこちらも同じ数でした。セトリは去年のツアーが強い曲詰め合わせみたいな感じで錯覚してたけど、定番っぽい曲であれば「閃きハートビート」も入っていないしこんなものかなと思いました。「ワタシイロ」「all yours」が1公演限りなのは勿体無い感じもするけど、幅広くやるには仕方なかったのかなと。来年以降はさらに公演数が増えてより全国を回ってくれることを楽しみにしたいと思います。


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