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七月七日、久し振りにnote書く #もの書き100問100答

 きょうは七月七日。どこぞの一年に一度しか会えない恋人たちにとっては大切な日かもしれないが、私にとっては、これといって特別なわけでもない、一日。偶然twitterを見ていると、知り合いが100問100答に挑戦していた。これはなんだ、と興味を惹かれて、筆をとった次第。織姫様が「ずっと前からあなたのことが好きでした」と飛び込んで来てくれるのなら、笹でも飾って、待ってやらんこともないが、残念ながら来る気配もない。100問答える、となると、結構な長文になりそうな。noteで小説以外の長文を書くのは、結構久し振り。ちょっと緊張、でも書くぞー。

1、どんな作品を書いている?

青春小説、ホラー、サスペンス……etc
twitterでは140字小説とか書いてます(最近はこのイメージが強い、とよく言われる)

2、どんな作品を書くのが一番好き?

ホラー。怖がれ、驚け、の精神でいつも書いています。

3、ペンネームの由来は? 

本名をイニシャルにして、そこから人名ランキングを参考に。

4、いつから創作を始めた?

〈始めた〉をどう捉えるか、というのは、非常に難しい問題です。

 5、 創作を始めたきっかけは? 

明確な時期は存在しない気がするので、きっかけも難しい。困ったな。どうしよう。でも公募を目的にはじめて小説を書いてみようと思ったのは、大学の時に読んだ、或る有名作家のホラー小説が肌に合わなくて、これなら自分だって、と生意気なことを考えて、出来上がったものにただただ落ち込む、という経験があるので、これかなぁ、と。

6、初めての創作の思い出は?

5と被った気がしますが、もっと元を辿れば、小学生の時に遊びでつくった物語があります。ただただ残酷な物語で、何がきっかけだったかあまり覚えていないのですが、周りに見られることになって、先生の目にも留まってしまって内容に対してお叱りを受けた記憶が……。

7、子どものころ作文は得意だった?

苦手です。別にいまも得意だとは思っていなくて、誰かから強いられて何かを書くのは、やはり苦手です。

8、創作していて一番幸せな瞬間は?

完成させて、ほっとひとつ息を吐く瞬間です。

9、書くうえで譲れないものはある?

言い訳をしない。後書きや自作解説とかをすると、どうしても言い訳がましくなりそうな気がするので、書かないようにしています。どんなに稚拙だなと自分の作品に思っても、納得できなくても、それがいまの自分の限界。その代わり、できる限りは、やる!

10、あなたにとって「書く」とは?

この問いの答えを見つけていくこと自体も、私にとっては〈書くこと〉かもしれません。難しい話です。

11、将来どんな書き手になりたい?

将来のことはあまり考えていないですが、いま頭の中にあるもの練って、完結させていく。これをしっかり繰り返していける。そんな人間になりたいものです。

12、文章力を磨くためにしていることは?

昔は好きな本の文章を書き写した経験もありますが(すぐにやめてしまった。三日坊主)、基本、書きたいものを書いて、読みたいものを読んでいるだけなので、磨く、という意識を持ったことはない気が……。

13、「良い文章」とはどんな文章?

ひとそれぞれ。個人的には、作品の雰囲気に合った文章は、良いなぁ、と思います。

14、読書は好き?

嫌いではないけれど、好き、と一言で表すことに気後れを感じてしまいます。

15、憧れの作家は?

好きな作家さんはいっぱいいますが、こうなりたい、みたいな感覚は薄いので、いない、とさせてください。

16、好きな本は?

ウィリアム・ゴールディング『蠅の王』

17、繰り返し読んでいる本は?

西澤保彦『黄金色の祈り』

18、今読みたい本は?

いま読んでいるのは、ジャニス・ハレット『ポピーのためにできること』

19、自分の創作に影響を与えた人やものは?

つねにあらゆるものに影響を受けています。

20、本やnoteなど他者の作品で好きな一文は?

「おもしろくないわけがないよ。真っ白い紙を好きなだけ墨で汚していいんだよ。どんなに失敗してもいい。失敗することだって当たり前のように許されたら、おもしろいだろ」――砥上裕將『線は、僕を描く』

21、本やnoteなど他者の作品を読むときについ注目するところは?

文章の読み心地。良い悪いではなく、自分に合うかどうか、という意味で。

22、無人島に本を3冊持っていけるとしたら何を選ぶ?

紙、って腹の足しに……という冗談はまぁさておいて、無人島で本を読む気力はわくだろうか……とりあえず『十五少年漂流記』『ロビンソン・クルーソー』『蠅の王』で。何か役に立つことが、もしかしたら。

23、10年前の自分にひと言伝えるとしたら? 

「あなたはあなたの人生を歩んでください」(俺とは違う道を歩め)

24、10年後の自分にひとつ質問できるとしたら?

競馬の順位……?

25、今だからこそ言える創作の失敗談は?

物語の序盤と後半で、同じ場面なのに天気が変わっている、とか、そういうタイプの矛盾は何度かやっています(しかも重要な場面で)

26、書くこと以外で創作をしている?

…………してるような、してないような。

27、もし書くことを禁止されたら何をする?

読む。

28、余命一週間と宣告されたら創作する?

むぅ。分からぬ。

29、生まれ変わっても「もの書き」になりたい?

生まれ変わっても、もの書きになりたい、なってやるんだ、絶対に……という感覚はないですね。

30、もの書きとしての自分の強みは? 

教えてください。

31、もの書きとしての自分の弱みは?

教えてくださいpart2

32、創作における座右の銘は? 

温故知新。

33、自分の作品の魅力を3つあげるとしたら?

心理描写、構成、句読点の打ち方、は褒めていただいたことがあります。

34、自作で気に入っている作品を1つあげるとしたら?

35、自作で一番目に読んでほしい作品は?

36、自分の作品で好きな一文は? 

「天才、って都合の良い言葉だね。自分より圧倒的に優れたものに、努力の痕跡をかいま見たくない人間たちが、天才、という言葉を勝手に共有する、本当に都合の良い言葉だよ」

37、自分の作品を色にたとえるとしたら? 

青……?

38、自分の作品は五感(視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚)のどれに寄っている? 

視覚……?

39、自分の作品のテーマソングはある?

ない、ですね。

40、つい書いてしまうテーマやモチーフはある? 

過去との対峙。現実と虚構。

41、つい使いがちな文章表現はある? 

いっぱいあると思うのに、ぱっとは思い付かない。

42、次はどんな作品を書きたい? 

怪談風ホラーミステリの連作長編を現在書いている途中です。

43、もし自分の作品が書籍化されたら誰に帯を書いてほしい? 

面白い、と思ってくれた方に。

44、もし自分の作品が実写化されたら誰に出演してほしい? 

出たことを後悔しない方なら嬉しいなぁ、と思います。

45、自分しか読まない日記を書いている? 

書いてないです。

46、日常で「自分はもの書きだ」と感じる瞬間は? 

「自分はもの書きだ」と思ったことはないです。

47、毎日書いている? 

何かは書いてます。

48、書くとき以外にも創作について考えている?

無意識にはつねに何か考えているような気がします。

49、創作を続ける理由は?

いまのところやめたくならないからで、やめたくなったらやめると思います。

50、創作のモチベーションを上げる方法は?

特にはないです。

51、創作を頑張ったときのご褒美は?

ないです。

52、創作をやめたくなったことはある?

あります。一度や二度ではない。でも本当にやめる時、というのは、気付いた時にはやめていた、となる可能性が高い気がします。

53、創作をやめたくなったらどうする?

筆を置く。折るのではなく。

54、書きたいのにうまく書けないスランプが訪れたらどうやって抜け出す? 

うまく書けないまま書くか、お休みする。

55、どんなときに創作のアイデアを思いつくことが多い? 

ふと。

56、創作のアイデアが思いつかないことはある?

ある。

57、創作のアイデアが思いつかないときはどうする?

無理やり出すか、お休みする。

58、複数の作品を同時に進められる? 

長編の合間に短編、という形なら。

59、何を使って文章を書いている?PC?スマホ? 

PC

60、書くときにおすすめのツールやアイテムはある?

推敲に関しては、慣れた創作サイトの下書き。

61、いつ書くことが多い?

夜。

62、どこで書くことが多い?

自宅

63、創作の時間を確保するために工夫していることは? 

特にはないです。空いた時間を使うのみ。

64、書き始めるためのスイッチはどうやって入れる?

とりあえずワードを開く。

65、書いているときはどんな気持ちになる?

色んな気持ちに。

66、書いているときに話しかけられると気になる?

気になります。

67、書いているときに集中力を保つコツは?

集中が切れたら、あまりそれ以上書かない、かも。

68、書いているときに音楽やラジオを聴く? 

たまに音楽聞きます。

69、書いているときに欠かせない食べ物や飲み物はある? 

ないです。

70、息抜きの方法は? 

140字小説を書く。

71、健康面で気を遣っていることは? 

不健康です。

72、完成までに一番時間がかかった作品は?

一度間が空いたので、結構掛かった記憶が。

73、プロットや構成を決めてから書く? 

おおまかな感じでは決めますが、細かくは決めませぬ。

74、冒頭から順に書く?好きなシーンから書く?

冒頭の場合が多いです。

75、タイトルはいつ決める?

最初に仮タイトルを決めて、途中で変更させつつ、最後に改めて決め直すことが多いです。

76、タイトルをつけるときに意識していることは?

作品と合っているかどうか。良いタイトルが思い付いた、と感じても、合わないな、と思ったら考え直します。

77、冒頭の文章を書くときに意識していることは? 

自分が好きになれるかどうか。

78、締めの文章を書くときに意識していることは?

すごい色々書き込みたくなる気持ちを必死に抑える。

79、漢字とひらがなの使い分けにはこだわっている?

気にはしているほうかなぁ、とは。

80、推敲は何回する? 

作品によるかなぁ、とは。例えば今回のこれは、ほぼ一発勝負。

81、ネットで作品を公開していて良かったことは?

色んな出会いがありましたし、自分の作品を好きになることもできました。

82、ネットで作品を公開していて悪かったことは? 

たまに目に入ってきた言葉に落ち込むこともあります。

83、ネットで公開する前に誰かに読んでもらっている? 

もうひとりの私(嘘です)

84、スキの数は気になる?

反応の数がまったく気にならないと言えばそれは嘘になりますが、リアクションの数に左右されすぎる、と精神的にも、書く作品的にも、あまり良いことではない、という気持ちもあるので、多少気にする程度にしています。

85、自分の作品をどんな人に読んでほしい? 

どんなひとでも。

86、どんな書き手だと言われることが多い? 

謎めいている、らしい。

87、他者評価と自己評価のずれは大きい?

かなり大きい気がします。

88、自分の想像よりも好評だった作品は?

89、より多くの人に読んでもらうために工夫している?

自分なりに面白いものを書く、ということが、結果として多くのひとに読んでもらうための工夫とイコールになることはよくあります。自分にとって読み心地の良いものが、他のひとにとっても、というやつですね。

90、コンテストや公募に挑戦している?

最近は積極的に挑戦しています。頑張るぜ。

91、人に言われると嬉しい言葉は?

好き。

92、人に言われると残念な言葉は?

嫌い。

93、創作していることを家族や友人など身近な人に伝えている?

知っているひともいます。多くはない。

94、家族や友人など身近な人に作品を読まれるのは恥ずかしい?

すくなくとも私はあまり読まれたくない。顔の知らない相手にこそ読んで欲しい(さっきどんなひとでも、と書いたけど……)

95、自分の作品をTwitterなどでシェアされるのは嬉しい?

嬉しい。

96、他の書き手と自分を比べて落ち込むことはある? 

基本はあまりない、かな……。

97、他の書き手と自分を比べて落ち込んだときの対処法は?

別に悪いことではない、と自分の感情に折り合いを付けるのが吉かな、と(もし相談された場合を考えてみた)

98、他の書き手と積極的に交流したい?

他の方とやり取りすること自体は楽しいのですが、あんまり大人数だったり、顔を突き合わせたりするような交流は苦手なタイプかもしれません。

99、今ぱっと思いついた推しの書き手の作品は?

カクヨムやノベプラでレビューを書いているので、お探しの時は参考にしてください。

100、他の書き手に聞いてみたいことは?

ひとりひとり聞きたいことは違うので、全員に対して……あっ。

これですね↓(二年前の質問)

Q「もしnoteにたったひとつの記事しか残せなくなったら、どの記事を残すか? あなたの里程標となる一作を教えてください」
Q「何故、あなたは書くのですか?」

ということで、サトウ・レンの100問100答でした~。