初心者のための作曲家紹介シリーズ No.8 ラフマニノフ
S・ラフマニノフ(1873~1943)。ロシアのピアニスト、そして作曲家。彼自身卓越したピアノ奏者であったため遺された楽曲は超絶技巧を求める作品が多い。年代的には無調音楽が現れ始めた時代だったが、ラフマニノフはロマン派的な作風を貫き通した。彼の遺した作品はどのようなものなのか、見ていきましょう。
管弦楽作品編交響曲第2番ホ短調作品27
ラフマニノフは交響曲を3作遺しているが、この第2番が圧倒的な知名度を持ちます。
自身のピアノ協奏曲第2番の成功により、交響曲第1番での失敗