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サンクチュアリ 〜証券会社編〜



登場人物


1. **小瀬清(後の猿桜)**: 新入社員で、才能はあるが人間関係が苦手。父親の医療費が必要で、本気で仕事に打ち込む。後に「猿桜」として成長するが、失敗も多い。

2. **猿将社長**: 小瀬清(猿桜)に才能を見い出し、彼を東京本社にスカウト。厳しくも猿桜を支える。

3. **清水**: 同僚で、小瀬清が会社を辞めようとした時に説得。良き理解者。

4. **七海**: ホステスで、猿桜と同じ出身地。心の支えとなる。

5. **猿谷**: 同僚で、猿桜に大損害を被らされるが、それを責めない。

6. **静内**: 競合他社の社員で、猿桜との対決で一度は勝利するが、後に敗北。

7. **犬嶋社長**: 競合会社の社長で、猿将証券を潰そうとする。

8. **村田**: IT企業の若き長者。猿桜の資金提供者で、後に七海を奪う。

9. **猿桜の母**: 初めは猿桜を支援しないが、最後には厳しい言葉で彼を奮起させる。

これらの人物が、猿桜の成長、挫折、そして再生を促す役割を果たしています。



この物語は、サンクチュアリを証券会社の物語としてオマージュした作品です。本編とは無関係ですので悪しからずお楽しみください!

本編

苦境に立たされた新入社員の小瀬清は、証券会社・猿将証券の社長猿将に見込みをかけられ、東京の本社で働くことになる。

天才的な分析能力があるものの、人間関係に難があり、周囲から疎まれる。


初めてのボーナスが予想以下だったため、清は会社を辞めようとするが、同僚の清水から説得されて考え直す。

社内でのいじめや嫌がらせは続くが、同じ出身地のホステス、七海と出会い心の支えを得る。

ある日、父が事故で倒れ、医療費が必要になる。

母は費用を出す意思がなく、清は本気で仕事に取り組む決意をする。

その頃、会社で高評価を得て、猿将からプロジェクトリーダーに任命され、名前も「猿桜」と改名。


成功していたが、自己過信から、同僚・猿谷に大損害を与えてしまう。

猿谷は引退を考えており、清には責任を問わないが、罪悪感と孤立感が増す。


そこで、競合他社との大きなプロジェクトで、昔のライバル、静内と再会。

猿桜は静内に大きな損失を被り、キャリアに暗雲が立ち込める。


この状況を利用し、競合会社の犬嶋社長は猿将証券に大きなダメージを与えようとする。

猿桜は激怒し、暴力事件を起こす形になり、解雇が決定的となる。


さらに、資金提供していたIT企業の村田が七海を奪い、猿桜はすべてを失う。

しかし、母親から厳しい言葉を受け、立ち直る決意をする。


以後、猿桜は真剣に仕事に取り組む。

失っていた尊敬と信頼を取り戻し、ついには犬嶋社長との再戦で見事に勝利を収める。

リベンジマッチで静内と再度対決。

支えてくれた仲間や観客の声援を受けて、猿桜は全力で戦い、見事な勝利を収める。

この成功により、猿桜は社内外からの評価も上がり、新たな人生の扉が開く。

(続く)

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