言葉の花束が溢れる

今日午前、憧れの先輩の進路が決まったという連絡をいただいた。本当に嬉しい気持ちが溢れた。でもその時私はWEB面接中で、ラインの通知をオフにし忘れた私の画面には「院試合格した」というラインが流れてきた。これによって一瞬集中力を欠いてしまって面接官からされた質問が飛んで行き、面接官に対して「申し訳ございません。もう一度質問をしていただけますでしょうか。」なーんてやってしまった。でもそんなこと気にならないくらい嬉しくて、面接もどうでも良いやってくらい嬉しかった。これだけ嬉しいことにも理由がある。その理由を上手く言葉に出来るかは分からないけれど、感動を届けてもらって幸せな気分にさせてもらった僕は、今日はそんな話を少ししてみたい。

状況として、私は休学をして留学をしていたから同級生よりも1年卒業が遅い。その間に私の同級生は就職活動を終え、彼らなりの正解を導き出して就職先を決めていた。彼らから就職活動についての話を聞くだけで、彼らの努力に対して拍手を送っていた。今現在就職活動を行っている私には、彼らの話を思い返すだけで身にしみる。

その中でも今日進路が決まったという先輩は、就職活動をやめ、アカデミックの道に進むという。同じゼミ生として彼女の勉強に対する姿勢や知識への貪欲さ、文章との向き合い方(もはや単語との向き合い方)、、、挙げ出したらキリがない程のことに看破されていたため、私は今日の進路は彼女にとって正解に違いないと考えている。就職活動を切り上げて一度アカデミックに進むと決めてからこの時期までやり通し、本当にその切符を手にした彼女に「おめでとう」の言葉の花束を贈りたい。ここまでに至る不安や心持ちに関しては到底考えることは不可能だけれど、私は彼女なら出来ると心の底から信じていた。大学院での指導教官は私たち専攻の国際経済法の重鎮で、修士生を今までは取っていなかったという話も聞いていたからちょっぴり自慢。たくさん国際貿易について議論したことや夜中まで哲学について悩んだこと、選ぶべき本について一緒に推考したこと。今日の一報を貰い、様々な思い出が溢れ、それを全て伝えることは難しいとは思うし伝えるべきでもないのかな、なんて思ったけれど、「最後まで本当によくがんばったんだね」って、心の底から喜びが湧き出る経験はたくさんしたいな。私はまだこんなこと言葉にはしなかったけどね。上から目線になりそうな言葉を使わないように気をつけるのは難しいね。笑

力強く美しく咲く花みたいな先輩のいろんな側面をもっと理解できる日が来ると良い。

私も最後に納得した答えを出すことが出来る様に、就職活動を頑張ろうと思わせてもらいました。

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