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初のジャズクラブ体験で知った音楽の楽しみ方ブルーノート東京編【大人の放課後2】



人生初の体験として
そうだ、ジャズクラブに行ってみよう!

と思った、とある平日。
東京都内ジャズ・クラブとして
1988年から日本の音楽を彩ってきた

BLUE NOTE TOKYO

目的もなく、
直感で選んだ公演で

ギター歴50年のおっちゃんのカッコよさ
に圧倒される事になる。

そんな本日の放課後……


BLUE NOTE TOKYO(東京都南青山)



会場の写真から掲載しますね。






行った公演








【BLUE NOTE TOKYO】SuSi <HIDEO YAMAKI x KAZUMI WATANABE> (2021 8.5 thu.)

http://www.bluenote.co.jp/jp/sp/artists/susi/

二人の達人による完全即興デュオが始動!日本のフリースタイルジャズを発信する初ステージ。



ギタリスト渡辺香津美とドラマー山木秀夫。
二人の達人による完全即興デュオ“SuSi”の初ライヴが決定した。
コロナ禍の自粛期間だった2020年秋、二人は渡辺の軽井沢アトリエのテラスでギターとドラムだけの即興によるドキュメンタリーを収録し、今年4月にアルバム『Stay Forest』としてリリースした。二人はKAZUMI BANDとして1981年『頭狂奸児唐眼(とうきょうがんじがらめ)』、82年『ガネシア』の両アルバムで共演し、以来盟友としてさまざまなプロジェクトを共にしてきたが、ユニットとして組んだ作品の発表はこれが初となる。日本を喚起するユニット名にあやかり、日本のフリースタイルジャズを発信すべく始動したSuSi、緊急事態宣言で見合わせていた待望の初ステージがついに実現する。

引用:BLUENOTEJAPAN


多分、年齢上の人からしたら
有名人なんだろうけれども
当時、24歳の男から見たら、


なんかイケてるおっちゃん。


程度の認識でして、


特に、人で選んだわけでもないし
BLUE NOTE東京 の雰囲気味わいたい!

くらいの、フラットな
気持ちで当日を迎える。



SuSi




BLUE NOTE JAPANさんがアップロードしてくれていたので当日の動画はこちら。


ちょっとだけ話を横に逸らしますが、

音楽で言うと
ずっと大好きなバンドがあって

それが、「Nothing’s Carved In Stone」です。

YouTube

Nothing's Carved In Stone「Isolation」Music Video(Self-Cover)

https://youtu.be/Z81LJumJ1pM

各配信サイト:https://ssm.lnk.to/Isolation--------------------Nothing's Carved In Stoneセルフカバーアルバム『Futures』NOW ON SALELabel:Silver Sun Records【初回限定盤】2CD+DVD4,500円(税別...

その中でも、ギターの
生形真一さんが大好きで、

エピフォンというギターメーカーの

シグネチャーモデル(本人とメーカーのコラボギター的な)
を買ったくらい好きです。


この方のギターに魅せられている。
なので、音楽もついついギター中心で
この曲いいなぁと聴いてしまいます。



今回SuSi <山木秀夫 x 渡辺香津美>
を選んだのも。

あ、なんかギターの凄そうなおっちゃんだなぁ。
よし、行ってみるか!

と、ギター中心の選び方で
申し込んだ。





セッションに没頭するという体験、知った楽しみ方



先ほども載せましたが、
まず雰囲気がとても良い。


始まるまで、お酒飲みながら、
ワクワクして周囲を見渡していた。

リョウの周辺には


・外国人のおっちゃん
・30代くらいの男性と子供
・熟年夫婦で食事しながら着席している人。
・30代くらいの女性二人組友達?



など、男女年代幅広く居て

もっと年上の人だけ居るのかと思ったから
こんな感じの客層なのか。
とちょっと感心しながら待っていた。

場所ごとの人間観察も
楽しみの1つだと僕は思っています。


それぞれ、どのような経緯で
この公演に来ているのかな?

と考えながら

ビーフジャーキーを
口の中で転がして

お酒を口に含み開演を待った。


そして、いよいよ開演


当日の様子はこちら。(さっきと同じです。)



今回は
エレキ・アコースティックギター&ドラム
のセッション。

始まると
二人のテクニックに圧倒された。


最初は、ただただ
おっちゃん達が演奏しているだけかと思ったのだけれども。

あのね、感動がそこにはあった!



セッションの感動を言語化すると、

・前後左右で言うと、
左側からはギター、
右側からはドラム、
前からは映像と照明が
後ろからは重低音、

それぞれの情報がひっきりなしに
四方向から体全体にアプローチをかけてきて
僕の脳みそに語りかけてくる。


その時に、自分の意識を、

「あ、今の左から感じたギターのフレーズいいなぁ・・・・」
「ドラムどうやって叩いてるの????・・・・」
「四方向全ての空気の揺れを体全体で感じよう・・・すごいなぁ・・」

など、瞬間瞬間で、
意識をどの方向に向けるかで

楽しみ方が無限であると思いました。
非常に感動した。


しかも、CD音源をそのまま
流している訳でもないし、

この日、この瞬間でしか聞けない音楽で、

それぞれの音に意識を向けると
楽しみ方が無限なんだよね。


自分がこの公演を
24歳で聴くのも、
50歳で聴くのも

また違った印象になるだろうし

初めてセッションを体験した1回目と

またいつか他のセッションを楽しむ際の
2回目の印象も変わってくるはずだ。


このセッションの楽しさとは

没頭して目の前の光景を受け取れること”
にあると思うんだよね。


口をポカンと開けながら

右からの音がすごい・・・全体の音がすごい・・・
と文字通り没頭することができる。


ここで言う没頭とは


映画やドラマで盛り上がりが最高潮に来て
口をポカンと画面に食い入るように観るような
あの感覚。

って言えば伝わるかな?


例えは、読書でもいい。

小説を読んでいて
続きが気になって
ずっと文字を目で追っている状態。

呼吸と文字を追う目線に注力している状態。

ここでは、(僕は)その感覚を
没頭と言ってます。


そして、この記事をここまで

ほとんどノンストップで書き綴っているんですが
これも没頭して書いています。

修正するのもいいんだけれど
この勢いちょっとでも伝わるといいなと思い
なるべくこのまま記事を残そうと思います。


とにかくこのおっちゃん達が

僕の音楽に対する価値観を
また1つ良い方向に更新してくれて


じゃあ、今回以外の楽器

ピアノなら・・・?

バイオリンなら・・・?

そこにボーカルが入ったら・・・???

など音楽の楽しさを知りたいと
すごく興味関心が湧いた1日でした。


逆に、
大人の楽しみ方知ってる方教えてください。
オススメあれば本当に教えていただきたいです。

どうぞお願いします。

いやー今日の放課後も最高に楽しかった!!!!

以上!

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