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庭師便り('21.9月まとめ①)


皆さん、こんばんは( ΦωΦ )


今回の庭師便りだが、いつもに増して植物紹介といった感じでいきたいと思ふ。

9月号に使う写真は普段より多めにあるので、出来たら3回に分けて綴りたいなと思っております🌿



今回は山野草園と温室をメインに。

山野草園では、木々の間を抜ける風を浴びながらスイフヨウが夢見心地であった。

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山野草園の植物は基本的に草丈が低いものばかりで、しかし日陰を作る目的もあり、すらりと伸びる植物も植わっているのであった。



こちらはヒオウギ。

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ヒオウギの実はツヤツヤした黒で、「射干玉 ぬばたまの闇」という表現があるが、その「ぬばたま」とはヒオウギの真っ黒な実のことなのでありました。


次は真っ白なシロバナサクラタデさん。

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吾輩のベランダ出身である(笑)...|ωΦ )コソッ

アリンコが忙しそうに花に集っていた🐜



こちらはタイワンホトトギス。

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斑点をも染めるような青みが美しいです🤔



また、アゲラタムとも呼ばれるカッコウアザミ。

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現在はもっと咲き進んで、薄紫の花がふんわりとして美しいのであります✨




山野草ついでに、別の場所にあるシオンを🌼

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シオンはハーブ園にもあるのだが、このエリアの方が多く植わっている。

一緒にオケラも植えたのだが、数年してオケラはすっかり姿を消してしまった(´ΦωΦ)

どちらも以前東京薬科大学から届いた苗だったはずだ🌱



そしてこちらは鉢植えのアキギリ。

写真に変な線が入っているが、たまに勝手に入るのであった...🤔

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アキギリはシソ科植物だが、日本のセージといった立ち位置だと思う。

花の紫色は華やかさもありながら、深みも感じられるようなしっとりさが美しいです。



こちらも鉢植えのシモバシラ。

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シモバシラもシソ科だが、たくさん並んだつぼみが丸くて愛らしい😏

ま、そんな山野草の皆さんでした🌿




緑のアーチを通り抜けて移動🚶‍♂️

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午前中はちと薄暗いです。


園内でも早く咲いたこちらのヒガンバナ。

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また別に書くが、あるものと赤ヒガンバナの交配によりこの白が誕生するそうな。

しかし白と言っても、花の中心がほんのりピンクで愛らしいです。




さて温室🌿

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こちらは皆さんご存知カネノナルキだが、温室の株は何歳になるのだろうか🤔


どっしりしていて幹も立派で、一緒に温室に入った園のオカンに比較に鋏を添えてもらいました✂️

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原生地ではどんな姿なのだろうか。

自然に暮らしている彼らの姿を眺めてみたい😌



こちらはマンゴー。

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柔らかな若葉がテラコッタのような、ブロンズのような色で美しいです(今年の実りシーズンは終わりました)。



次はバナナ。

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因みに園では一度も実ったことがない😂🍌



葉が格好いいのはパパイヤ🌿

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葉柄(葉っぱの軸部分)がすらりと長く、ヤツデがギザギザしたような葉はゆったりとして、観葉植物としても十分渋いと思うのだ🤔



またこちらはコーヒーノキ。

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真っ白い花が一輪咲いておりました。



香る花からは、まずプルメリア。

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きれいに咲き揃っていた時の一枚📸



こちらはイランイランの個性的な花。


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香りは夜の方が濃いのだと思う



そして優しげな姿の八重咲きサンユウカ。

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たっぷりとした花びらがゴージャスであります。



そして樹木代表はガジュマル。

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温室の主的で貫禄がある🌳✨



こちらは丸い葉が愛らしいポリシャス🍀

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これは'マルギナータ'だと思うが、吾輩がいいなと思う観葉植物の一つなのだ。


しかし以前ある植物園でめちゃくちゃ大きくなった株を目にし、やはり本来はこんなに伸びるもんやな...と改めて思い、家ではのびのびさせてやれないし手を出しにくくなってしまったのである(´ΦωΦ)

というか、ハウスには既に植物が色々あるわけで...我ながら今更感を拭えませぬ(〃ω〃)🌿



とまぁ、とりあえず今回の植物紹介はこの辺で締めたい🧚‍♂️



ラストは、いつかつぶやき投稿で紹介したコーヒーノキの発芽シーン🌱✨

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この後の姿を、つい見忘れて今に至るのであった😂




Adiós ( ΦωΦ )ノ