7月19日(水)『東京NSC一次選考』

昨日18日(火)に東京NSCの願書を提出した。

受験なんて4年ぶり4回目。

大学の同期先輩達がESなるものを書き荒らしてるのを横目に、ぼくは願書を書き記す。ESではなく願書。

しかしこの願書がとても重要なのである。

もちろん一次選考だからそりゃそうだろと思うかもしれないが、それだけではない。将来爆売れした時に過去の姿としてこの願書がいじられることがある。つまり将来のことを考えると、いかにいじりやすい面白い願書を書けるかが大事になっている。もう未来を見据えてしまっている。

そしてぼくは、願書を書いた。

真面目に書いた。

え?

大真面目に書いた。

え、え?

ESかのように大真面目に書いた。

さっきいかにいじりやすくて面白い願書が書けるかが大事って…。

性が出てしまったね。本当に。情けない話だがこれはもう言い訳するしかない。

ぼくが恐れたものそれは面接でのボロだ。願書でいじられるように面白く書いたとする。それで面接に進んだときその願書から「ここらへんはどういうことかな?」と聞かれて「あ、あわわわわわわわわわわ」となってしまうのを恐れてしまった。恐れたというより回避した。戦略的回避。これはそう簡単にできることではない。

趣味特技のとこには「ラジオ、漫画、映画、ドラクエ、剣道」とありきたりなことを。

将来のことについて「ラジオ番組をもち、全国ツアーで漫才とコントをする」という誰で言えそうなことを。

志望動機自己PRに至っては、実際にESを書くとしたら書いてそうなことをつらつらと大真面目に。

ぼくの内に宿る熱い思いだけは伝わったかと思うが、なにも面白いことは書けなかった。

え、どうしよう。

まあもうやってしまったこと。今更どうにもならない。写真と選考料と共に提出。ぼくはこれで勝負するしかない。

そして夜が明けて今日19日(水)、1通のメールが届いた。

「一次選考の結果ですが、貴殿は「合格」となりましたので、お知らせいたします」

はいーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。

一次突破ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。

ありがとうございまーーーーーーーーーーーーーーーす。

合格率が限りなく高い受験の最終的な合格を得たのではなく、ただ一次の書類を突破しただけ。それでもめちゃんこ嬉しかった。就活しているみんなはこんな思いをたくさんしているのだろうかと。嬉しくてすぐ親に報告した。親は鼻で笑っていた。

そんなことより憧れの世界にまた一歩近づけたのがなにより嬉しかった。

ちゃんと近づいている。最近時間が経つのがものすごく早いけど、その都度距離が迫っている。

次は面接。次というかこれがもう最後なんだけど。

めちゃくちゃ東京行くつもりでいたら全然オンラインだった。

東京に行ったついでに向こうの劇場行ったり、向こうの友達と会ったりしたかったけど、交通費が浮くならそれに越したことはない。まもなく大貯金に別れを告げなけれいけないからそれまでは愛でていないと。

面接では爪痕残そうとか、かましてやろうなんか思わず、大真面目にちゃんと受け答えしたいと思う。なにより合格が大事。爪痕なんて中に入ってしまえばいくらでも付けれる。

とりあえず、東京NSC一次選考合格しました。

二次試験の面接も頑張ります。


面白特技の「どの五十音をいわれても左利きあるあるで返す」と凄技特技の「ドラクエのBGMイントロドン」は向こうに行くまでには仕上げておきたいと思うそんなある日。

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