12月1日(金)『ワイルドカード君に決めた』

ワイルドカード。

M-1グランプリの準々決勝で敗退したコンビのネタを開示して、視聴者投票で1番票を集めたコンビが準決勝に進出するという敗者復活的要素のあるシステム。

その締め切りが今日までだった。

昨年まではGYAOというアプリで見ることができ、おそらく視聴回数によって決められていたが、今年からはTVerで見ることができるようになり、一組にだけ投票ができるというシムテムに変更していた。

おそらく限りなく不正に近い行為を制限するためだろう。今回も投票する際には電話番号を打ち込み、ショートメッセージで確認がされるように1人1票に務められていた。

そのシステムを初めて見た時「よくやってくれた!」と嬉しくなった。M-1というお笑いの大会でも”荒らし”とまではいかなくても変な応援の仕方をしている一部の人間が大会を盛り下げるようなことをこのワイルドカードや敗者復活戦でしてくる。

それにストレスを抱えていた純粋なお笑いファンは手を叩いて賞賛しただろう。ぼくは素晴らしいことをしてくれたと思う。

それでもTwitterでまた一部の人間が暴れていたのも目撃したけど、芸人たちによって鎮められているのも目にした。ざまあみろとウハウハしていた。ばーかばーかとウハウハしていた。

芸人たちもそろいにそろって全部のネタを見るように勧めてたり、1番面白かったら投票してと呼びかけたりそのプロ意識にまた心奪われた。どこまでいってもかっこいい人たちだ。こんな芸人になりたいと思うばかり。

そしてぼくももちろん投票をした。もちろん全ネタ見た。全93組見た。その上で投票した。

投票したのは”ダブルヒガシ”。

たぶんネタを見た人は”だろうな”と思うかもしれない。それでもぼくは純粋に1番笑ったし1番面白かったと思う。なんで落ちたのか信じられないくらいウケてたしそれほどのネタだったと思う。これで復活するかはわからないけど、復活したら決勝までぶち抜いてほしい。ワイルドカードで復活したコンビは敗者復活戦に出れないという縛りがあるため決勝までそのまま行ってほしい。

そして全93組のネタもみたのだが面白いネタばかり。もうこれで負けるんかいっていうコンビばかり。なおさら準決勝が楽しみになってくるのだが、準々決勝でも意味わからないくらい楽しめた。本当にこれがタダで見てるということに驚きを隠せない。長期間の豪華なお笑いライブ。ありがたすぎる。3回戦の動画が消されたのは許せないけど。ピ夜をもっと見たかったのに。

ということで、ぼくの個人的に好きだったコンビ10選を紹介。好きなネタ、面白かったネタいろんなことを加味して選んだ。個人的な好みなのでやや入れはなしで。するくらいなら一発殴らせてくれ。敬称は省略で。

・ダブルヒガシ
・イノシカチョウ
・からし蓮根
・10億円
・シンクロニシティ
・ちゃんぴおんず
・デルマパンゲ
・ナユタ
・ビスケットブラザーズ
・ヨネダ2000

まじで厳選して以上になる。めちゃんこ悩んだけどこんな感じかな。いやタイミングが違えば半分くらいは変わりそう。それくらい他にも面白いコンビばっかり。まじ全体的に面白すぎた。まだ全然見れるから何回も見よう。たぶんおそらくYouTubeにもいずれ上がる。

そしてもう一つ思ったのがネタを見る時に芸歴を見ることもできる。芸歴と言ってもこれはコンビ結成の歴だから正確には芸歴ではないのだが、5年目以下のコンビが多くいた。

シンプルにすげーなと。

芸歴自体はもっと長くてそのコンビを結成してからが5年以内の可能性もあるが、それでもすごすぎる。なんなら本当に芸歴5年目以下の人たちはもう手に負えない。ぼくも5年後にはあの舞台にいるのかと考えてもまだイメージができない。自信過剰なところはあるけどそれでもなかなかイメージできない。それほどの場所。そこに同じ大学生がいるのも焦っちゃうし、面白すぎてめちゃんこ笑ってしまったのも悔しいし。

イメージできなくても行くしかないからな。

今はそんなことよりも準々決勝のネタを見まくろう。

準決勝が楽しみだ。配信は見ないけどね。Wの決勝も楽しみだ。


靴のかかとが死んだから違う靴を履いていったけど今度はその靴のつま先が死んじゃったそんなある日。

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