2024年5月23日(木)『ゴジコン最高バカ映画』

本日、ずっと楽しみにしていた「ゴジラVSコング 新たなる帝国」を見に行った。

前作が信じられないくらいのバカ映画だったということを、佐久間さんが自身のラジオで語っていたのを聞いた。

それでアマプラで見てからそのバカさに心打たれてそれからずっと楽しみにしていたゴジコンの最新作。

見る前から前作を超えるバカ映画という評判を聞いており、より楽しみが増していた。

あんまり映画の感想とかをこういう風に書くことはないのだが、視聴した結果書かざるを得なくなったのでここに記そうと思う。

これからとんでもネタバレが飛び交うため、まだ見てない人で見る予定の人は何も考えずに見てきてください。

見る予定ない、もう見たという人だけお進みください。



ということでここからゴジコン最新作の感想になってくるわけなんですが、もう本当にバカ。まじバカ。頭空っぽで何も考えずに見れる。バカすぎるが面白すぎてとんでもなかった。アメリカ最高。こんなバカ映画をずっと待ち望んでいたのかもしれない。難しいことを考えてしまう日本人全員に見てほしいくらい。普段映画館では何も飲食しないのに、この時だけはポップコーンとコーラを口にしたかった。

という風に、ぼくの個人的な感想としては最高の中の最高。めちゃくちゃ面白かった。今年の見たモノランキングでtop10に入り得る作品。

冒頭からコングが地底世界で犬みたいな奴らに追われているのだが、そいつらの倒し方がまさかの罠。トラップ。かしこ。ゴリラ賢い。いつの間にそんなの作っていたのかもわかんないけど、あのゴリラただの脳筋野郎じゃなくて頭もいいタイプのヤンキーだった。倒した犬を真っ二つにするところは筋肉ダルマすぎたけども。それからのまさかの虫歯。ゴリラが虫歯って。どこまで人なんだ。動物も虫歯になったりするのだろうが、にしても所作が人間すぎた。ここで初笑い。それでコングさんが虫歯痛すぎて地上に治療しにくるのも笑ったし、抜歯の仕方が飛行機で引っ張るというもの面白すぎた。

そして場面はゴジラさんの方へ行くのだが、いきなりタカアシガニの怪獣みたいな奴との戦闘。カッコ良すぎる。カニも結構見た目的に好きなタイプだったけどゴジラさんが強すぎてモブになっちゃった。口から光線吐けるの普通にチートだしフルボッコで笑っちゃった。それでまさかのコロッセオでお眠になるの可愛すぎてギャップにやられた。あんなスッポリ入るものかね。ゴジラさんがコロッセオでお眠になってるフィギュア欲しくなった。

その後コングさんが地底世界の未知の領域に踏み込むのだが、まさかの猿登場。ここで出てくるチビコングが可愛かったし、コングに振り回されてビターンってされるところも笑いが抑え切れなかった。チビコングも最初は敵意剥き出しだったけど、ウミヘビ怪獣を一緒に食べるシーンが可愛くてホッコリ。このウミヘビもカッコよくてもっとゴリラとの戦闘シーンを見たかったのにスーパーカットされてた。人間のシーンいらねぇから怪獣のバトル見してくれや、と少しムッとしてしまった。

そのチビコングに猿たちの巣窟みたいなところに連れて行かれるのだが、もうまじで猿の惑星だったし、クローズだった。お猿さんスーパー不良学校に転校してきたキングコングが番長にタイマン張るという、もうクローズ見てるのかと思った。コングと敵番長のスカーキングが、クローズの滝谷と芹沢に見えた。小栗と山田。不良ヤンキー作品と思ったら、まさかの芹沢がペット出してきて冷凍ビームだす。まじポケモン。クリスタルみたいな奴でその氷タイプのペットを操るのだけど冷凍ビームが強すぎた。ゴリラの手も凍ってたし。10%引いてた。なんと豪運。

一方ゴジラさんはエネルギー欲しさに怪獣の巣に突撃してメッタメタ。もうバラバラにされた怪獣が可哀想すぎて同情した。こいつも見た目かっちょ良かったのにゴジラの光線には手も足も出なかった。たぶん手も足もなかったけど。そしたらゴジラさんそのエネルギー全部吸収して、今まで青かったのに急にピンク色に輝く。まじで超サイヤ人みたいな覚醒。圧倒的パワーアップ。もうわかりやすい。これ後から調べたら実際ドラゴンボールの界王拳がモチーフになっていたらしく、その激アツ展開にもっとバカになってしまった。最高すぎる。日本の漫画は世界に影響を与えている。素晴らしい文化だよ全く。漫画最高。

キングコングはタイマンというか、ペット込みのタイマンに負けちゃったからゴジラさんに助けを乞おうとするけど、ゴジラさんそんなこと関係なしに対峙した瞬間に突撃してきて、コングの「おいおいまじかよ…」みたいなのが信じられないくらい面白かった。もう笑ってた。セリフこそないけどコングはそう言ってた。表情が物語ってた。ここまじ面白すぎてここだけでもみんなに見てほしいくらい。そしてコングさんも抵抗するんだけど、ゴジラのジャーマンスープレックスはもう大爆笑不可避だった。もうプロレス。ヤンキーのバトルと思ってたらまさかのプロレス。歓声を上げたくなってしまった。でもコングさんもやられっぱなしじゃない。手の凍傷を治すため、そしてパワーアップのためにプロテクターみたいなやつを手につけていたのだがそれでタコ殴り。もうやってることワンピースフィルムZのゼファー先生と一緒。まじバトルスマッシャー。殴る前にガシャガシャガシャってなってパンチ。バトルスマッシャー。能力者に効果抜群つけるタイプ。ゴジラさんがそれでノックアウトした時は、井上尚弥がダウンした時とおんなじ感情になった。

KOしてるゴジラの尻尾を持ってやれやれと思いながら引きずるコングの様も面白かったけど、不意打ちで光線発射しようとするゴジラもゴジラだった。その瞬間、モスラ先輩がやってきて喧嘩が止まるんだけど、まじ姉貴すぎた。姐さんがバカ2人の喧嘩を仲裁するもう面白すぎる。ゴジラもあれだけガツガツしていたのにモスラさんに止められたら、大人しくなる。もう人間の上下関係のそれだった。見たくない姿だったかもしれないが面白すぎたから全然許容。

このモスラも最高に美しかった。もう神秘的というか品が画面越しに伝わってくる。今までヤンキー作品、プロレス作品という野蛮なものだったのに、モスラさんが登場してから一気に綺麗になった。ウルガモスばりの綺麗さ。虫ポケモン好きでウルガモスも大好きなぼくからしたらゴリラ派から蛾派になるのは時間がかからなかった。もうモスラ大好き。モスラで一作作ってほしい。

そしてそのゴジラ、キングコング、モスラの3体が「よっしゃいっちょやっか」みたいな雰囲気になるのまじでカッコよかった。今までふざけてたけどここのカッコ良さ半端ない。一番近いのがナルトの第七班が最後に集結するみたいなアツさがあった。

で、ラストバトルなんだけどこれえぐい。海外のCGや撮影技術がもうブッパ。金と格とレベルのもう無駄違いっていうくらい最高の派手バトル。いつしかヤンキーバトルからスマブラになってた。大乱闘スマッシュブラザーズ。ガチバカ。ビームは飛び交う、殴りまくり、タッグマッチばりの連携と派手さ。もう最高すぎて脳汁えぐかった。もう語彙力ないんだけどそれくらい頭空っぽでバカの状態で見れた。場所も場所ならフゥーっ!!!!って叫んでゴンフィンガーやってた。

もう長々となってしまったし、ほぼ本編を要約してるだけだったかもしれないけど、この作品のバカさと面白さは伝えられただろうか。もう本当に面白かったから是非見る予定のない人も見てほしい。

次作があるのかわからないけど絶対作ってほしい。もっと怪獣たちを出してほしいしもっとバカな映画を作ってほしい。

でも売り上げ半端ないっぽいから普通に続編ありそうだな。

もう今からでも楽しみだ。


バカになるのも最高なそんなある日。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?