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おれのツールドフランス🇫🇷day13 移動してからパリをサイクリング

シャンベリーを発ってパリに移動する日。

フランスから飛ぶのはさらに次の日だけど、空港への移動に余裕を持ちたいのと、せっかくフランスに行ったならパリの主要なところは見ておきたいよなと思いこの旅程にした。

あまり早起きしてバタバタしたくなかったけど、早朝発のTGVと日中のそれでは日本円で5000円くらい違い、流石にこの差は勿体無いと感じたので早朝発を選択。

6:30にはTGVに乗り込んでパリへ直行。

バーカウンターでおやつを食べたり、席で寝たり、ゆっくりしていたらあっという間に感じた。

初めてのパリ。都心部らしく騒々しい雰囲気だった。グルノーブルやシャンベリーの穏やかな雰囲気が早くも恋しい。とにかく人が多かった。

駅から宿までは結構な距離を歩いた。これは失敗だった。シーコンは長時間の徒歩移動には向かないと痛感。


パリの宿もAirbnbで取ったけど、これまでの宿の倍の値段なのに部屋のサイズは半分以下。暗い雰囲気で、あまり居心地は良くなかった。これがパリの地価水準か…

ここに籠るのも嫌だと思ったので、自転車を組み直してサイクリングに出ることにした。とりあえずパリの中心部へ。

流石に信号と車が多くて走りにくいと感じたのは最初だけ。中心部に近づくと自転車専用道があったりして思っていたより走りやすかった。

存外走りやすい。

ミーハーなのでシャンゼリゼ通りと凱旋門へ。びっくりしたのはシャンゼリゼ通りが石畳だったこと。ツールの最終ステージのスプリントは60km/hを超えていたと記憶しているけど、石畳でそんなスピードが出せるのか…


ここから中心部のポタリングもいいけど、時間もまだ午後いっぱいあるしベルサイユの方へ足を伸ばすことにした。宮殿も見ていこう。

凱旋門から少し離れると広い公園があり、この中はかなり走りやすい。パリの喧騒からは無縁な雰囲気だった。

郊外なら信号もないので快適。ベルサイユまでもすぐだった。

Googl mapを見ると南西方向に自然公園があることが分かった。この滞在で分かったのは大体〜自然公園はハズレがないということだ。車なし、信号なし、適度なアップダウン。

そしてそれは大当たり。正直この日はここまでライドするつもりがなかっただけに得した気分だった。

エッフェル塔もとりあえず見て、無事に宿に到着。100kmくらいのサイクリングができた。この時点でまだ15時くらいなので、メトロを使ってパリ中心部を観光することにした。

有名なオペラのスタバで妻へのお土産を買うのが主な目的。あとはせっかくだから外食も。

やっぱりおしゃれな街並み
ラザニアのプレート
ガチなクリームブリュレ
スタバオペラ店
なおトイレはすごく汚かった

正直パリは泊まるだけくらいの感覚だったけど、結果的にはライドも観光も楽しめて得した気分だった。

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これにて"おれのツールドフランス"はおしまい。

旅行は好きなのでこれまでも国内はあちこち行ってきたつもりだけど、海外旅行は一瞬一瞬が格別に刺激的。こうして振り返ってもはっきり鮮明に景色も空気感も味覚も思い出せる。

"自分の自転車を持ってフランスに行きたい"

"ツールドフランスを現地で見たい"

これは最初に自分の自転車を買って都内の山々を走ることにのめり込んだ当初から温めていた夢だった。

こうして2週間もしっかり彼の地でのライドを堪能できたこと、本当に嬉しく思う。ひとえに理解ある家族と支えてくれる仕事仲間のおかげだ。

これっきりとはせずに、また同じような旅をしたいと思っている。今回走ったのはアルプスのほんの一部なのだ。

また実現できるよう日々を大事に過ごそうと思う。

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