【例のサドル】 fi'zi:k VERSUS EVO ANTARES 00 ADAPTIVEを使ってみて
こんにちは、今回は人生で2回目の機材インプレ記事になります。
ちなみに1回目の記事はGoogleで”BORA ONE 35 インプレ”で検索すると割と上位に出てきます。笑
今回はサドルのインプレになります。
お相手(?)は
fi'zi:kのVERSUS EVO ANTARES 00 ADAPTIVE
です。
独特な見た目が目を引く逸品ですよね。正直見た目的に苦手な人も多いかもしれませんが、その一方でこうした形状のサドルはこれまでなかったので、性能は如何にと、気になっている方もいらっしゃるかと思います。
ありがたいことにお借りする機会を得ましたので、インプレをご紹介します。
結論だけ、この製品の個人的な長所は3つ
1、軽量性に優れている
2、お尻がかなり安定する
3、前乗りをしても安定する
ネガティブな点は特に感じられませんでした。色は黒系統が良かったとは思いますが。笑
1、軽量性に優れている
最初にまず持った時の印象は”軽い”でした。サドルは自転車パーツの中でも重量面での貢献度が大きいと思いますが、このサドルはそこに一役買ってくれそうです。
メッシュ構造なのと、カーボンレールが奏功しているのでしょうか。
軽さだけを求めたらもっと軽いのは当然いっぱいありますが、後述するように乗り心地も高いレベルを保ったものって少ないのではないでしょうか?
2、お尻が安定する
メッシュ構造のおかげでお尻を満遍なく包むように支えてくれます。点で捉えるような圧迫感はないので、いわゆる柔らかいスポンジ素材のサドルとは、同じ”柔らかい”でも感触が違ってきます。
後端部分にかけて弾力が増すようになっています。ただ。お尻の形状次第ではもしかしたら後端と中部の境目を跨いでしまいかえって違和感を感じるかもしれませんが、多くの人にフィットするようにできている面だと思います。
おそらくここが最大の特徴であり、最大の長所でしょう。
いろんな形のお尻にサドルの方から合わせてくれるので、サドル沼に陥るくらいなら最初からこれを選べばいいような気がします。
3、前乗りをしても安定する
先端が太めでノーズが短め(少なくともARIONEよりは)なので、前乗りしても安定します。かといってショートノーズほどの短さではないので、従来型との良いとこどりな印象です。
ちなみに後端から先端にかけてクッション性は低くなっており、先端は見た目ほど沈みません。それも一役買っているのかもしれませんね。
多くの人にフィットするサドル
使っている人も多いと思われるARIONEとの比較を述べます。
ADAPTIVEを使用した後に普段使っていたARIONEを使用したのですが、やはりADAPTIVEにあった包み込むような安定感がARIONEにはありませんでした。
ARIONEの方がノーズが長いぶん登りやすいのと、凹凸のないフラット面なのでサドル上での重心移動がしやすいのですが、緩斜面や下り基調はADAPTIVEの方が安定します。ARIONEほど人を選ばないサドルだと思います。より多くの人にフィットするので、あれこれサドル買う必要は無くなると思います。
サドルの中では値段はかなり高い方ですが、そんな形でハードルが高く感じられる方向けに試乗プログラムも用意しているようです。ぜひ試してみてはいかがでしょうか(^^)
諸々の予算を詰めたら、自分も改めて購入する予定です!
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