商品・サービスだけではない、お客様との信頼関係を作る「ちょっとした」こと

誰しも自分の商品・サービスを売るのに必死。それはわかる。
でも、いろんな商品やサービスを買っていると、お客様との信頼関係は商品・サービスそのものだけではないなと思う。

例えば、サロン、コンサル、講座系だったら
・入金のお礼
・予約直前のリマインド
・お礼メール

面倒で手間で、本当に些細なことだけど、これらがある/ないでは、その商品やサービスに対する信頼度って大きく変わるように思う(少なくとも私はそうだ)。

リマインドメールは、行く人が覚えておくべきことだと言われればそれまでだが、「どこに」「何時に」という事前の連絡、ちょっとした親切は、お客様を安心させる。

高額だから、というわけではないが、先日 結構な金額のする講座に申し込んだ。受講料の振り込み手続きにちょっと手間取って、数日遅れたら「振り込みはまだか」と催促のメールを頂戴した。振り込みしたあとは、なしのつぶて。もちろん事前のリマインド/お礼もなし。結構な金額だったけど、まあ普通の企業はそんな連絡しないから、そんなものなのか。

こういうことを言い始めると、じゃあどんな商品・サービスでも、お礼メールするべきですか?リマインドするべきですか?入金確認メールするべきですか?となってしまうけど、そうではないんだよなぁ。

ただでさえ小規模事業者は、いろんなことをやらないといけないので、忙しい。できれば手間は省きたい。そりゃそうだと思う。

でも、だからといって、そればかりだけでもね。

能力の高さ/商品・サービスのクオリティーというより、お客様の立場にたって、どんなことをしてもらうと嬉しいのか。ちょっとした「気づき力」を持つことって、結構大事ことではないかと思う。

・何かを送る時につける手書きのメモ
・成果物を送る時に、成果物だけではなく、ちょっとしたメッセージをつける。

ほんのちょっとしたこと。なんですけどね。
商品・サービスの直接的な評価には繋がらない本当にほんのちょっとしたこと。些細なこと。無意識に働きかける安心感というかなんというか。

その「ちょっとしたこと」に気づき、対応できるかどうか。
この差が今後 大きな差になるようにも思う。

自戒も込めて。





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