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あ、もうおしまいだ。
ばあちゃんと一緒に作って食べたしゃぶしゃぶ。ちょうど食べ終わった頃にお母さんが帰ってきた。
おれはお母さんに、お母さん、食べり。といいおれは茶碗を下げ、少し席を離れた。別にどうでもよかった指輪を探してるふりをして、お母さんと対面で座る心の準備をしていた。そしてテーブルに戻り座ると、お母さんは食べ終わり、スマホで動画を見ている。こっちに目を合わせない。
髪は、7時からでよかね?と言い残し、スマホ
純愛
おれは純愛をしたことがあるのか。
人を愛し、人に愛されたことはあるのか。
思いっきり誰かに愛されてみたい。
そして自分は気にしてない素振りをする。
Women wear makeup, and men lie
なぜわたしは嘘をつくのだろうか。
昨夜仕事中幼馴染から電話があり、ご飯に行こうと誘われた。そしてご飯を食べている席で好きな人から連絡が来た。その内容は翌日の昼に友達とご飯を食べに行くから一緒に行かないか。という誘いだった。そして、わたしは“行く”という返事をした。すると好きな人が詳細を話すから電話をしたいと言った。わたしは幼馴染に、トイレに行くと言って外に出た。(1回目)
好きな人との電話は楽しか
なぜおれは変わった?
今日で5日連続朝ラン。いままで習慣づけが苦手だったおれ。だけどいまは朝6時に起きて朝ごはんと弁当を作りランニングで職場に向かう。食生活にも気をつけている。1日三食とり、糖質も抑えて、納豆のタレは5分の1と塩分も調整している。なのでかなり薄味になっている。いまラーメン食べたらどうなるだろう。たぶん汁最後まで飲めないと思う。もっとカリウムの多いものを摂取して、塩分を体外に排出したい。
そして、身体も
同情するなら金をくれ2022/4/11
今日はいい天気だったから広い公園で本を読んでいた。こういうといつも決まってこの公園で本を読む文化人のようだが、人生で初めての試みだったことを言っておく。
本を開いて10分くらい経った後、マイクで話す男性の声が聞こえた。なにやら大道芸人らしい。
あと5分後に始めるということだった。僕は本を畳みステージの近くに行き、芝生に座った。最初は5、6人だったので、僕は真正面に座った。演技が始まると段々と人
にきび
ただ僕のそばにいてよ
僕の冗談に僕をたたいてよ
そしたらその痛みに幸せを感じるから
Mではないんだ。ただ君の笑みがほしいだけ
あなたが僕を触る瞬間にしどろもどろ
あなたと一緒の家に住んで朝ごはんを用意する
そんなあり得ないことを想像する
あなたはただ喋る。必死に喋り自分で笑う。
時に僕の口の下にあるニキビを見る。
きもちわるいやつ 2022.3.16
電車に乗っている。
田舎道を通っているせいか結構空いている。
俺の前に控え気味な茶髪の若い女性が座っている
自分は終始スマホを見ていたが、ドドドという音に俺は顔を上げた。
その女性は空いた窓を必死に閉めようとしていた。
俺は立ち上がり女性に手を貸した。すると、女性は1秒俺の方を向き、小さく会釈をした。おれは慌てて下げていたマスクをまた顔に覆った。持ってきた干し芋をムシャムシャしていたせいだ。
ま
2021.12.22
横たわる丸太の側に
勝ち誇ったユンボ
煌びやかな燈を灯す工場の上に
モクモクと立ち上がる白煙
ふわふわの子犬を連れた
ブクブクのおばさん
長年あった旅館は壊され
会社の年長者は生き残る
若い者が活躍せんばいかんと
居酒屋で領収書をもらうお偉いさん
若い人に助言を与えるくらいなら
僕は鳥取砂丘の砂にでもなりたい
そんなことを思いながら
汽車に乗って窓を眺める僕は
まるで暴れ牛を目を赤くし
勝ち組、負け組?2021/11/16
いつもは行くことのない大学の図書舘に入った。何も目的がなく、ふらふらしている自分にイライラしながら、てきとーにマルクスの本を手に取った。彼の思想を知りたいというよりかは“本”というものを読んでみて、自分がどうなるのかを知りたいという好奇心の方が強かった気がする。
1ページ少し読んで何か違うと感じすぐ本を閉じた。根本的な違和感があった。
それは、何か新しい知識を得たいという欲はそもそもなぜ湧くの
そこどけそこどけほーら2021/10/24
人を蹴散らして歩く人たちに蹴散らされる人たちの悩み、奮闘を顕在化するにはどうしたらいいのだろう。
こんな夢をみたpart2
スーパーで買い物をしていた。店に入ってくるお客さんをよく観察していた。
突然、女性の店員さんの感高い笑い声が聞こえた。振り向くと高校1年生の時にクラスにいた可愛い女の子にそっくりだった。その子は品出しで間違った商品を持ってきたと言って他の従業員を笑わせていた。この人は僕と同じだと思った。