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"TAGAME-PC"〜CPUガチャとジャンク品で自作PC〜(その1)

こんにちは。なかのさんです。


先日愛知県の名古屋市に用事があったため、大須にあるパウさんというパソコンショップに寄りました。
ここはさまざまな年代の中古・ジャンクのパソコンやパーツを扱う、パソコン専門のハードオフのようなお店です。時折CPUガチャといって、中身がジャンクのCPUになっているガチャガチャを設置していることもあるなど、名古屋のジャンカーにとってはまさに聖地なのです。

私もCPUガチャをしてみたいと思いつつも、今までパウさんに寄った際に設置されているのを見たことはなく。

しかしなんと今回、似たようなものを見かけました。
そこでゲットしたものがこちら。

タガメサイダー(¥500-)

タガメサイダー。最近はやりの昆虫食というやつです。このタガメサイダーのほかにもこおろぎのカレーやスナックなどが、自販機に入って売っていました。


……え、CPUガチャの話するんじゃないの??

そう思った方、安心してください。
この自販機がパソコンショップであるパウさんに置いてあるのにはもちろん訳があって。

先ほどの画像を拡大してみます。


そう。
この自販機で売っている昆虫食商品を買うと、ジャンクのCPUがついてくるのです!!

自販機の張り紙には「CPUはおまけ」とありましたが、この自販機を使うジャンカーのみなさんはたぶん、CPUが本命で昆虫食商品がおまけと思っているでしょう。(私がそうでした笑)

何のCPUがついてくるかは実際に買うまでわからないうえに、昆虫食がついている。究極のCPUガチャですね。
ちなみにお値段はCPU込みで500円です。


さてさて私が当てたのは何かな〜〜と、目を凝らして見てみると……

かすかに”CELERON”の文字が見えるような気がします。
そしてCPUの形からするとLGA775、、、

開封してちゃんと見てみましょう!


CPUはチャック付きの袋に入っていました。


はい!ついにご対面です^_^


Celeron 430

私がゲットしたCPUは、Celeron 430でした。1コア1スレッド、1.80GHz、Socket LGA775、2007年第二四半期発売のCPUです。

昔、まだWindows Home Serverがあった頃、NECのExpress5800/110Geというサーバーを個人が買って自宅サーバーにするのが流行っていましたが、そのデフォルトのCPUにもこのCeleron 430は採用されていました。

今でこそCeleronも2コア2スレッド、拡張命令やVT-xにも対応していますが、当時のCeleronは1コア1スレッドのシンプルなCPU。周波数も低めの1.80GHzで、SpeedStep(低負荷時に周波数を下げる省電力機能)にもTurboBoost(高負荷時に一部コアの周波数を上げる機能)にも対応していないので常に定格1.80GHzで全力疾走です。64bit命令に対応しているのがせめてもの救い。


私はLGA775のCeleronを買うのは初めてですが、同時期のCore 2 Duoは何回か買ったことがあります。ジャンク品を漁るようになった頃、ハードオフでCore 2 Duo E4600搭載のメーカー製デスクトップをジャンクで購入し、スペックアップのために上位のCore 2 Duoに換装したりしました。


そんなわけで、LGA775は私にとって思い出のソケットなのです。

ということで、今後この昆虫食サイダーについていたLGA775なCeleronと、ハードオフで集めたジャンクパーツを使い、一台PCを自作してみようと思います。


次回予告

ハードオフでマザーボードなど必要最低限の部品を揃え、動作確認でWindows 7をインストールし各種ベンチマークを行いました。


入手したマザーボードにはすでにCPUがついていて、その型番は……?
人生で初めて購入したグラフィックボードの性能は……?

乞うご期待ください。


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