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本当に「車椅子ホスト」をやってみた!

「まだ誰も見たことのない斬新で新しいエンタメを!」ということで動き出してから約2ヶ月。

車椅子ホスト、大盛況のうちに幕を閉じました。

今回は当日の様子を中心に、「楽しかった〜」「またやってほしい!」と言われるようになるまでの道のりを綴ってみたいと思います。

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↑受付等に貼られたチラシ

「どうせやるならまだ誰も見たことのない面白いことで皆さんに楽しんでもらいたい!」 そんな想いが込められています。

きっかけと舞台裏(これが実像)

きっかけは深夜のフリートーク。

人生の先輩たちはお酒が進み時間とともに深い話をする中で、ふっと舞い降りたアイデアが”車椅子ホスト”。

その斬新で魅力的な響きに一同沸き立ったことを覚えています。

そして、そこからの行動は早かった!

最初こそ疑心暗鬼だったが瞬く間に会場が決まり、スタッフが決まり、気付けば当日、調理を担当して下さるスタッフまで決まっていた。

もちろん、この画像のように僕たち3人をホストに仕立ててくれたのは「車椅子専門美容師」Hoshioだ。

「初めてだし、今回は10数名のお客様を呼んでひっそりと…」なんて言っていた当初の計画はどこへやら(笑)

外のガーデンスペースを有効活用し、1時間ごとの入れ替え制にすることで、蓋を開けてみれば27名のお客様に入店いただき、ガーデンスペースと合わせて3時間で35名を越えるお客様に楽しんでいただくことができました。

そういえば、事前に元ホストの方から手ほどきも受けたっけ^^

とにかく最初は「ヤバい!大人たちは本気だ!!もう後には引けない!!!」というのが、僕たちホストの偽らざる気持ちであったことは否めません。

だって、「まだ誰も見たことのない斬新で面白いエンタメ」に挑戦するのですから。


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それでも、僕たちは日を追うごとにホストとしての自覚を高めていきました。

1人は手相を学び、1人は見た目を追求し、1人は1週間毎日身体にお酒を入れ続け、自分の限界を知ろうと努めました。そう、それぞれが自分にできる形と異なるアプローチで”チーム”に貢献しようとしたのです。

普段は「ありがとう」と言うことのほうが圧倒的に多いけれど、この日はたくさんの「ありがとう」を全身で浴びることを目指して。

もっと自分たちを知ってほしい。俺たちの力はこんなもんじゃない。僕たちにしかできないことがきっとある。

そうして生まれたアイデアの結晶こそ、”車椅子ホスト”なのです。


サプライズはすべてが学び

そうして迎えた当日は、予期せぬことの連続でした。

まずはこちら↓

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オープン5分前、のれんを開けて入っていたのはお客様ではなく、たくさんの花束でした。そして序盤も序盤、最初に入って下さったお客様からはホスト1人ひとりに”追い花束”までいただき、ホストスタッフ一同「これは本当に凄いことになってきたぞ!」と成功への決意を新たにしたのでした。


それでも確かに至らない点はあったと思います。

店内が暗すぎてメニュー表が見にくかったり、緊張のあまりドリンクチケットの受け取りを忘れたり、料理の説明ができなかったり、実際にオープンしてから「中のスタッフが明らかに足りない…!」と自覚したり。

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でも、それは実際にやってみたから分かったこと。やってみなければ絶対に分からなかったこと。

そこに圧倒的なプロフェッショナルがいなかったからこそ、みんなで1から創っていく過程を心から楽しめたんだと思います。

勇気を出してTryしたからこそ、お客様の「またやってほしい!」という未知なる声に出会い、2回目の確かなChanceをいただけたのだと、噛み締めている私がいます。今この時から未来へのスタートです。


だからこそいつまでも初心を忘れないよう、最後に我がホストたちの奮闘ぶりをご覧いただけたら幸いです。

メンバーたちへ、そしてメンバーとして。


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最初は1番不安がっていたDAICHI。

終わって感想を聞いたら「あっという間だった〜」って笑顔で^^

「自分でもびっくり!」と言っていたけれど、1番準備してたもんね。

この言葉、僕は嬉しかった。


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このイベントはまさしく、TSUBASAあってのもの。

若くして「自分で道を切り拓いていくんだ!」という使命と覚悟を持っていること、後輩ながら本当に感服する。同時に、ご両親をはじめこれだけのバックアップと素敵な仲間たちがいることも。

未来に羽ばたく第1歩、ご一緒できてやっぱり僕は嬉しかった。



少しだけ、自身のことも書かせてください。


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日々、「障害を忘れられる瞬間」「Try chance」というスローガンを掲げて活動してはいるものの、正直、自分主導のコンテンツだけで創り上げることに限界も感じ始めていた昨今。

自身ももちろんホストは初体験でしたが、「混ぜていただくからには最年長ホストとして足を引っ張らないようにしなくては!」と勝手にプレッシャーを感じていたのですが、大きな間違いをしていたようです。

(代表としてではなく)久しぶりにチームの一員としてフラットにモノを創っていく楽しさや、後輩ホストたちの堂々とした佇まいに、終始気付かされることばかりでした。

間違いなく、これは自分たちだけでは創り上げることは到底叶わなかった、斬新で最高のコンテンツです。これを生かすも殺すもホストの自分たち次第ですが、裏方さんへの感謝がますます強くなりました。

この経験をあらゆる場面にフィードバックしていきます。


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主催団体の紹介と、締めの一言!


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今回のイベント主催はDANNACY。

1人ひとりの心に宿る壁をなくそう、フラットな心で付き合おう。

そんな想いから、誰もがともに楽しめるワクワクドキドキするイベントを手掛け始めたばかりの新進気鋭の団体です。

そんなイベントに今回ホストとして混ぜていただけたこと、そして執筆家としてこのような面白いイベントを皆さんに紹介できることが、何より嬉しいです。

待望の第2回もきっとある。どうぞご期待下さい!


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DANNACYメインコンテンツ!?

YouTubeチャンネル「つばさの翼」 (※僕も出演させていただいています)


<チャレンジ系動画>

TSUBASAとともに越谷レイクタウン『Fly Station』で空を飛ぶ!

<つながり系動画>

つながりは11年前の教育実習に遡ります。あれから11年…!


<イベント系動画>

こちらが、DANNACYにとっての記念すべき第1回イベントになります!


いただいたサポートは全国の学校を巡る旅費や交通費、『Try chance!』として行っている参加型講演会イベント【Ryo室空間】に出演してくれたゲストさんへの謝礼として大切に使わせていただきます。