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東京ガーデンシアターの車椅子席事情

コブクロライブツアー2021『Star Made』

東京ガーデンシアター初日に、2度目の参戦をしてきたよ!

前回、パシフィコ横浜公演2日目(9/30)の時はまだギリギリ緊急事態宣言中だったけれど、1席ごとに間隔を空けて2017人。

今回も同様のスタイルで、前回を上回る3013人のお客さん。勝手なイメージでパシフィコ横浜の方が大きいと思っていたから、ちょっとびっくり。(パシフィコ横浜)国立大ホールという名前だけで偏見を持ってはいけないよね!

「こうしてみんなに『元気?』って聞けることが幸せ」ってMCで小渕さんも言っていたけど、世の中も少しずつ好転しているのかな。激動の時代をファンとともに共有できる、これもまた運命。

東京ガーデンシアターはこんなとこだった!

東京ガーデンシアターは2020年6月に誕生した『国内最大の収容人数を誇る大型ホール』とある。本来なら8,000人を収容できるそうだ。新しいだけあって音響もきれいで、横浜では若干割れるように聴こえていた小渕さんの高音もとてもクリアに聞こえた。

(※あくまで個人的な感想です)

電動車椅子ユーザーの視点

東京ガーデンシアターの車椅子席は1回バルコニーの最後部にあり、前列より目線が30cmほど高くなっているので、スタンディングのシーンでも一般客の中に目線が埋もれることなく、終始見やすいのが有難い。ステージ正面からは斜め45°くらいの角度がついてしまうが、僕の席からはちょうど1Fアリーナや2F・3Fのスタンドを見渡すことができ、コブクロファンの一員としてそこに溶け込めている感じが嬉しかった。そう、車椅子ユーザーにとってこの「疎外感を感じずに観れる」というのが、何より重要だったりする。

ちなみにどうして30cmも目線の高いところから観れたのかといえば、車椅子席に上がるためにリフトを使ったから。

正直電動の幅はギリギリ。新車に買い換えたらこのリフトにも乗れなくなってしまうなぁと思ったし、おそらくバイトだと思われる20代前半の若い子がリフトの使い方を把握できていなかったりとイマイチな部分はあったけれど、それでも言葉を尽くして対応し、謝罪し、こちらを気遣い、リフトに荷物が引っかかりそうになる度に自ら着脱をサポートしてくれる献身的な姿には好感が持てた。「これからも頑張れ〜^ ^」って思ったね。(おじさん?)

チケットの変更と周辺施設について

最後に、車椅子席への変更方法と周辺施設について簡単に紹介し、このブログを締めたいと思う。

僕が溺愛するコブクロのライブは全席指定、当然料金も一律なので、車椅子席に変更=仮に前の席になったから、といって差額が発生することはない。そこは安心してほしい。

最近の僕は電子チケットなのだか、その時が近づくとスマホにチケットが表示される。それを見ながら各会場のライブ主催者(ディスクガレージなりキョードー東京なり)に電話をし、車椅子席への変更を依頼する。

あとは当日、指定された入口に向かい、車椅子で席に変更連絡済みであることを伝えれば席まで案内してもらえるという仕組みだ。

トイレと座席への移動サポートを目的に、開演前の時間に限って(チケットを持っていない)付き添いか入場できるかどうかも、この場で最終決定となる。

東京ガーデンシアターは複合施設「有明ガーデン」の1つであり、ホテル・スパ・(ショッピング)モールが隣接しているため、もし開場時間前に着いても困ることなく楽しめる。

自身も例外ではなく、ついショッピングモールに吸い寄せられ、買う予定のなかったLeVI'Sの1万円超えのジャケットをカードで買ってしまった。

皆さんもうっかり使い過ぎにはご注意を(笑)


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番外編

入場はいつも開演の1時間前であることが多いのだけれど、実は5年ほど前から毎回、僕はこんな交渉も続けている。

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