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○○な人 ○○な俺

 この人は真面目な人、不真面目な人、個性的な人、変わった人・・・。
 こうしたレッテルは本当に他人のイメージにすぎない。

 ○○な人という固定観念は、時にその人の理解を邪魔する。
 思い込みが架空のイメージを作る。

 そうして言われた当事者は、真面目な人ほど(他者が創り出した)イメージ通りでいようとする。特に子どもは良い子を演じる。

 この世に同じ人はいない。俺は俺しかいない。
「○○な人」は「他者が(相手に)なってほしい人」であり、「○○な俺」は「自分がなりたい自分」である。

 だとするならば、皆が自分の意思で好きなようにこれらを演じ分けるようになれればいいと思う。
 誰もがすべての人にすべての面を見せているわけではないと思う。上司に見せる顔、家族に見せる顔、恋人に見せる顔・・・みんな違うよね。
 他人に左右されるのではなく自分で選択し、使い分ける人生。僕はこれからも歩んでいきたい。

(撮影:木村 理)

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