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【最終報告書】離島DXで小さな離島を変革できるか?&NFECにメンターがつくと加速するか?

◆0 なぜやろうと思ったか?【再掲】

離島DX?!しかも能古島?
SNSでたまたま目についたイベント。何やら説明会があるらしい。
ピュアにおもしろそう!って思って、仕事の合間を縫ってイベント会場へ。
そこにはたくさんの人が集まっていて、根岸さんのキャラと久保田社長の想いと福岡市さんのサポートがあることを知り、自分もぜひ何か関わってみたいと思ったのがきっかけ。
ちなみに、NFECのメンターについては、離島DXへの参加申し込みの途中で興味を持って合わせてやってみることにしました。

◆1.1 実験の目的と背景

離島DXということで、福岡市にある離島・能古島を変革できるのか?といった企画です。コロナの影響で観光客が減少した離島を魅力の再発掘や再発信によって地方創生を行うのが目的です。

https://note.com/lab_lancers/n/n6b8cef776654

◆1.2 活動の概要

様々な経験、スキル、完成を持つフリーランスでリームを組み、能古島の方々とともに、持続的なプランをつくる。今回、私は「リーダー」として関わらせていただくことになりました。やることは以下。
・アイデアを出す。
・全体が推進できるように自身のスキルを提供する
・能古島についての知見を深め、Twitterを通して発信する

◆1.3 実験の測定方法

この活動を通じて能古島に関わる人が増えること

◆1.4 実施内容

  • 6/17 リーダー陣でキックオフ

  • 6/25~27 リーダー合宿
     現地視察、島民ヒアリング、コンセプト策定

  • 7/30~31 ビーチクリーンイベントvol1
     ビーチクリーン、ステージ清掃、除草作業

  • 8/27~28 ビーチクリーンイベントvol2
     ビーチクリーン、ステージ清掃

  • 8/27 ビーチヨガvol1
     運営、集客、ヨガ体験

  • 10/1~2 ビーチクリーンイベントvol3
     海の家清掃、ステージペイント(水色担当)

  • 10/1 ビーチヨガvol2
     運営、集客、ヨガ体験

  • 10/28 ワーケーションフェス
     企画、一部イベント運営、参加

  • 10/28 ビーチヨガvol3
     運営、集客、ヨガ体験

  • 10/28、11/6 ハッカソンイベント
     コンセプト立案、企画、
     イベント設計
     集約(大学運営アポ、メルマガ配信など)
     ハッカソン運営

  • 11/12 公民館ヨガ
     島民の方向けにオンラインヨガの開催
     ダイレクトに島民に貢献した

  • 12月 クリスマスアイランドイベント

◆1.5 結論と振り返り

【結論】
フリーランスのスキルに長けた方が集まると変革を起こすことができると証明できた。

  • 能古島の真のファンを増やすという目的に対しては、まず自分自身と離島DXに関わったメンバーがまずコアなファンになったと思う。

  • チルというテーマを早い段階で設定することで、プロモーション、イベントコンセプトなど一貫性を持った活動とすることができた

  • ワーケーションフェスイベントでは200名以上を集客することができ、島の新たな魅力発見を100%感じてもらうことができたことは1つの成功と言える。

  • すべてのイベントでの課題となったのは、集客と送迎。集客はイベントによりPeatixを立てSNSで実施するも難易度高く、ダイレクトの声掛けして集客したものもあり。送迎には毎度困らされDXメンバーによる送迎でやりくりしたがこれは能古島の継続課題。

  • これまでの自身のスキルで新たにイベント企画~実行ができることが分かった。

  • フリーランスのコミュニティとネットワークの繋がりを知り、スキルの幅の広さを知ることができた。

  • DXメンバーの方々とお互いリスペクトしながら活動できたことで、良好な関係を築くことができた。

  • リーダーとしてコミットして行動する姿勢が人を巻き込み、協力してもらう、惹きつけるということに改めて気づかされた。


◆2.1 実験の目的と背景

事業構想プロジェクトを実践する学生チームに、フリーランスのメンターがつくと取り組みは加速するか?

https://note.com/lab_lancers/n/nfa470f5f05d7

長崎大学で「アントレプレナーシップ実践プログラム」に参加している学生たちが企画/立案したプロジェクトに対して、実際に現場経験のあるプログラマーやデザイナー、起業家がメンターとして支援にはいることで、机上の空論では終わらせず、より現場に近い温度感でプロジェクトをすすめることができます。学生チームとメンターとなるフリーランスや経営者たちの、地域・世代・職種を超えた実験が本取り組みです。

◆2.2 活動の概要

学生のアイデアを尊重し、一歩踏み出すためのサポート役となります。
考えるためのきっかけやヒントをお伝えしていきます。

◆2.3 実験の測定方法

月次のメンター対応は100%達成することを目指します。

◆2.4 実施内容

  • 7/月 全体キックオフ@長崎

  • 8月、9月、11月 オンラインでのメンタリング

  • 9月 中間報告会

  • 1月 最終報告会@長崎

◆2.5 結論と振り返り

【結論】メンターがつくことで新たな気づきを与えることには貢献できた

  • 学生との面談を通じて、活動への想いを大切にする、行動してみる、参考事例を元に考えてみる、収益化モデルも検討してみる、といったサポートを行うことができ、一定のヒントを与えることはできた。

  • アントレプレナーシッププログラムとしての大学側の想いをもっと理解して進めると良かった。

  • 学生の企画に対する想いは感じつつも、メンターに対する期待感をもっと理解して進められると良かった。

  • メンター同士の定例で長時間悶々と悩むことが多かったが、それよりももっと学生との時間を作って意見(ファクト)を確認しながら進めるほうが良かったのかもしれない。

  • メンター面談は定例化しておいたが良かった。多忙な自身を含め関係者との調整が難航し、メンタリングするタイミングを逸していた面もあった。

  • 今回の企画を通じて、優秀な学生と社会人との距離感というものを知ることができ、この点では学生と接点を持つイベントや採用活動などで学生との接し方において自身の中で大きく貢献できている。

  • 他大学への展開をする上では、今回の学びをもとに役割定義や定例化など設計に落とし込んで、より良い活動にすることができると思う。

◆3 新しい働き方の実験結果

新たなチャレンジを楽しんで行うことができました。トータルで約220時間を費やしました(Slack対応時間除く)。
今回の研究活動を通じて得られた気づき、思い出をあげます。

  • 研究員活動を通じて非常に多くの方と接することができ、自身にとって新たな領域を知ることができた。様々な機会に積極的に参加したことで、自身の行動意欲・行動力を確実に高めることができた。

  • 研究員活動の時間は、主に運動・読書・会食から捻出した。なお、本業(会社員)は一切手を抜くことなくむしろより集中して業務遂行することに繋がり結果的に生産性を高めることとなった。

  • Twitter、Instagram、Yogaを始めるきっかけとなった。

  • プロジェクトメンバーの影響でスマホ撮影に目覚める。iPhoneも新たに購入。能古島で撮影した写真が福岡市美術館に展示された。

  • 収益化の道筋を見出せるところまでできると尚良かったと思う。

  • 最高の仲間ができた。

  • 新しい働き方としてフリーランスや副業として活躍できそうなイメージを具体的に持つことができた。