イタさと才能は紙一重
YouTubeやnoteを見てくれている人はお気づきだとは思いますが、私はイタい人間です。
ずっとイタい人生を歩んできました。
3歳のとき、人形劇の「3匹の子豚」を観て、狼に怯えるあまり、観客席からプリキュアの技を5発ほど放ち、母を赤面させました。
小学生のとき、魔女っ娘夢小説を延々と自由帳に執筆していたら、それをクラスの男子たちに回し読みされて死にたくなりました。
20歳のとき、藤井風さんにガチ恋しました。どうしたら恋人になれるのかを、毎日毎日真剣に考えて、小説を書き始めたりYouTubeチャンネルを作ったりしました。
そう、私のことを"優等生"や"良い感じの女の子"に見えてた人もいるかもしれないけれど、何を隠そう、私は"ホンモノ"出身です。
こんな私は人から「イタタタタ…」と嘲笑されることが無数にありました。
そういう空気を感じたことも何度もあります。
「拗らせてる」は私が今まで、いろんな人に言われてきた言葉です。
自分でも思います。
私が書いている文章や話している言葉は、いつもかなりイタい。
だけど、私はそんな自分のイタさを治そうと思ったことが、ただの一度もない。
なんでこんな、いつまでも普通の女の子の普通の幸せすら手に入らないんだろう、と悲しくなる日もあるけれど、自分のイタさを治すつもりは毛頭ない。
だってカッコイイ人ってよく見たらみんな大抵イタい奴やんか!
某アーティストのTwitterなんかめっちゃイタいやんか。初期の風くんだって、ファンじゃない人からイタいと思われてたこと、きっとあるんだと思う。(泣)
だから、イタくていい。わざわざスマートになんかならなくていい。
イタいとはどのような状態か?
平たく言うと、「人と違うことをしている」状態なんだと思う。
でも、夢ってさ、人と違うことをしないと叶わなくないか?
みんな人と違うことができないから、夢を叶えられずにただ歳を取って死んでいくんちゃうんか?
だから、今は笑われてもいい。
うまく生きれてなくていい。
in living.もどきの、なんか生活とか大切にしちゃってる、鍵垢のSNSをやってる女の子が1番モテるだなんてずっと前から知ってるよ。
noteでちっぽけな思想を語って、バズらないYouTube載せてる女の子がいいわけなんか、ないよな。
でも、in living.もどきじゃあ、私が私として生きている意味がないんだよ。
(※大元のin living.さんはとても凄い人)
誰かの可愛いカノジョに、良い感じの奥さんに、なりたくなっちゃう気持ちもわかる。
でもそんなんよりも何よりも、お前がずっとなりたかったのはスターだろ!ちゃんと思い出して!
私の小説を読んで泣いてくれた人や、YouTubeに熱心にコメントしてくれる視聴者のみんなは、私がイタい奴じゃなかったら、存在しなかったんだよ。
私がイタい奴として生きていないと、見られない景色がきっとあるんだよ。
「盲目だからこそ見えるものがある」と唱える神秘主義という哲学がある。
イタい人はまさに、スマートに生きられないからこそ、周囲の価値観に縛られずに、この世のまだ見ぬおもしろさを発掘できる可能性を秘めている。
だからこそ、イタくあることは、才能の原石だ。
だから別に、自分のイタいところを、治さなきゃと思ったり恥ずかしがったりしなくていいんだよ。
ちゃんと、イタいままの自分で生きていこうよ。
恥ずかしい気持ちや悲しい気持ち、ちゃんと味わおうよ。壊れたりしないよ、大丈夫だよ。
何事も勝ち負けなんかじゃないよ。
もし勝ち負けがあるのなら、たくさん傷ついた方の勝ちだよ。
その痛みがあなたを優しくする。
イタくならないように、スマートに、転ばないように、要領良く生きることにエネルギーを使うくらいなら、私はもっともっとイタくて目も当てられない奴になりたい。
イタい私にしかできないことで世界を変えていきたい。
私は、自分にイタい経験がたくさんあるからこそ、繊細で不器用ながら、それでも要領良く生きることにエネルギーを使うのではなく、諦めずにおもしろさを追求するすべての人を愛している。
数年後も、なにもできていなくて、このnoteがイタい黒歴史になっていても、大丈夫だよ。
それが、正解だよ。
身の程知らずの大馬鹿者だけがありえない夢を叶えていくと信じている。
↑イタイタしい俺のYouTube
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