日記・雪の日に思い出す歌の話

 車の窓ガラスから雪の日独特の温度が伝わってきたので雪景色を思い浮かべていたら雨が昼過ぎに雪へと変わった。クリスマスイブはだいぶ前に過ぎたけれど今朝はクリスマスソングを聞きながら出勤したのでその名残りだと思う。
 スキー場でバックナンバーの「ヒロイン」が延々と流れていたのは多分5年くらい前のことで、雪を見ると頭の中で勝手に流れてくる。ゲレンデといえばこの曲というのが僕の中にもう一つあって、それがブルーハーツの「青空」という名の曲だといま調べて知った。
 子どもの頃の記憶で、スキー場のゴンドラに乗っている時に聞こえてきたのを覚えている。「生まれたところや皮膚や目の色で一体この僕の何が分かるというのだろう」。この歌詞だけがやたら頭に残っていて、これを聞きながら僕は「見えるところ全部真っ白だなぁ」と思っていた。
 だからこの曲のイメージは白い。青空が白い。僕が雪の中で聞いてしまったからだけれど、この歌詞を聞く度に思い出す色は白だ。
 でも僕はこの曲をゆずの曲だと勘違いしていて、歌詞も「一人ひとり違う皮膚や目の色で」だと思っていた。もしかしたら全然違う曲と勘違いしてるのかも……。

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