未成年の本気

浜辺美波が大好きな現役の学生です。 本気で小説家目指してます!! 物好きな方おりま…

未成年の本気

浜辺美波が大好きな現役の学生です。 本気で小説家目指してます!! 物好きな方おりましたらアドバイスやフォロー宜しくお願いします!! 後悔はさせません。。

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  • 小説 『あの日』

    僕の初めての作品です。 「あの日」があったから今の私は幸せのなれた。 「あの日」とはいつで、なにがあったのか。 そして幸せとは何なのか。 お付き合いください

  • 男がSEXの次に好きなこと

    気になりませんか? お教えします。

最近の記事

『あの日』 13話 疑惑

 あの女は黒だ。でも、だからといってどうしたらいいんだ?探す手間は確かになくなった。でもそのあとは?すぐに言ってもいいのか、それともダメなのか。  言わなければならないのは分かっている。言わなければ何も変わらないから。でももし敵だったら?私はここ最近そんなことばっかり考えていた。  そして今日、私は皆と違う1人だけの世界にいた。あの女は私の母じゃない!何で母さんのふりをしているんだ?だから敵だと思ってたけど、本当にそうなのか... 「薺、なずーな どーしたの?」  私

    • 『あの日』 12話 真っ黒

       どんどん知らない道を走っていく。知らない景色、知らない町、私の不安も新境地へと突入する。でも口に出したら本当になりそうでどうしても口には出せない。  バーベキューできたらいいな... まだ希望は捨てない。横の満月も今日はいつもより静かだ。せめて満月がしゃべってくれたらまだましだったのに。  キキッー ついに来た。車が止まった。私は恐る恐る、車の外をのぞく.... やっぱりだ全然河原なんかじゃない。ここでバーベキューなんてできる訳がない。  ドクンッドクン ドクドク ド

      • 【エンタメ】 男がSEXの次にすきなこと 2

        ¥100
        • 『あの日』 11話 母

           梅雨のじめじめした陰気な空気はいつのまにか晴れ、からっとした陽気な空気に変わっていた。  今日私と満月はもう一度海に行く、今度は降田さんの車で。瑛太達が来れないのは残念だが、降田さんが背中を見せるのを嫌がったからしょうがないと思う。 「でさぁ 君の母さんどんな反応だった?」  ハンドルを握りながら降田さんが聞いてくる。これが今回の目的だ。でも... 「気をつけてね...それだけ言って送り出してくれた。」  これで今回の作戦はもう終了だ。龍の刺青のことを知ってたら止

        『あの日』 13話 疑惑

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        • 小説 『あの日』
          13本
        • 男がSEXの次に好きなこと
          2本

        記事

          【エンタメ】 男がSEXの次に好きなこと 1

          そんなのはありません

          【エンタメ】 男がSEXの次に好きなこと 1

          『あの日』 10話 降田一(ふるたはじめ)

           いつもの見慣れた部屋のはずなのに今日すこし歪んで見えた。全く取り合ってもらえなかったらどうしようと考えていたからだ。私の心臓は100メートルの全力疾走の後より早くなっていた。  その緊張と今日は絶対に言うと心に決めていたこともあってか私は降田さんの部屋に入るとすぐに全てを2人に打ち上げた。  全てといっても真っ白な世界で言われたことだけで、あの女が私の母親ではないと言うことは秘密にしていた。言っても意味がないかと思ったからだ。しかしあの女を疑っているということはちゃんと

          『あの日』 10話 降田一(ふるたはじめ)

          『あの日』 9話 限界

          「グッ」    私は喉から溢れ出かけた言葉を何とか封じ込めた。全力で走った私は頭が整理され、ことの重大さに気付くことができたからだ。  来世の自分は別に味方であるとはかぎらない。ましてや私の魂がこの世界から消えたら、魂が2つになり結果として寿命が伸びる可能性があるのだ。私を殺そうとしている可能性の方が高い。しかも相手はあの女だ。私の義母。私は本当にあの女が来世の自分の魂をもっているのかそして本当に信頼できるのかをもっと調べる必要があると結論づけた。  「と とらエモンが

          『あの日』 9話 限界

          『あの日』 8話 あの女

           「パンッ」  私の頬がじんわり赤くなった。あの女は怒っている様子ではなかったが気が高ぶっているということは分かった。 「本当に心配かけて、学校から電話が掛かってきたと思ったら次は病室よ。警察にもお世話になって......」  あの女の顔は本当に疲れているように見えた。それから私が倒れて気を失っていたこと、瑛太君達がすぐに病院に掛け合ってくれたから助かったこと。瑛太君達はさっきまでここにいたが、学校の先生達についさっき連れていかれたということをあの女が教えてくれた。

          『あの日』 8話 あの女

          『あの日』 7話 記憶

          「おぎゃぁー おぎゃぁー」  私には不思議でならなかった。私の記憶では赤ちゃんのときは真っ白な世界で普通に会話していたはずだった。しかし今は何も言葉を理解することができなかった。  誰とも会話をすることができなかった私は、なぜ私が今またこの世界に来てしまったのか、満月はどこに行ってしまったのか、などいろいろ考えていたが故郷に帰ってきたかのような懐かしさの方が強かった。村から一度も出たことのなかった私にとって故郷はむしろここの方がしっくり来ていた。  「お待ちしていました

          『あの日』 7話 記憶

          『あの日』 6話 冒険の終わり

           6月らしい黒い雲の多い日だったが、私たちには十分だった。どこまでも続いているのにどこまでもは見えない海。私達はそのでかさにただ見とれていた。  「この海どこまで続いてるのかな」  村から出たことのなかった私達には考えることもできなかった。 「大人になったらあそこまで5人で探検しに行こうよ」  桜は海のずッッと奥を指差した。山で育った私達には地平線なんて言葉はしらなかった。 「ダメだよ じいちゃんの話だとあそこまで行ったらこの世界から落ちてしまうらしいよ」  満月

          『あの日』 6話 冒険の終わり

          『あの日』 5話 本音

           目標のなくなった私達の足は、私達の意思では動かすことができないぐらい重く、固くなり。私達の考えることといえば、午前中にした体育2限、全力でした鬼ごっこなど足の疲れに関することばっかりだった。  だが誰もここまでの道のりについては考えなかった。それを考えるということは帰り道のことを考えるのと同等の意味を持っていたからだ。  私達の今のこの足の状態で帰り道のことを考えると二度と立ち直れないだろうということを小学生の私達でもうすうす感じていたからだ。  だから私達が町の探索

          『あの日』 5話 本音

          『あの日』 4話 小学生

           そこに行けば何かが変わると思っていた。いや、それは言い訳で目標が欲しかっただけなのかもしれない。だが私達はとにかく海を目指していた。 「誰かさ海ってどこにあるか知ってる?」  歩き初めてしばらくするとついに桜が切り出した。私を含めて皆、海は写真でしか見たことがなかった。だが四人とも誰かが知ってると思いとにかく歩き続けていた。 「・・・・」    もちろん誰も答えなかった。四秒ぐらい沈黙が続く 「ぷっっ」  ついに満月が吹き出した。ここから笑いの連鎖がはじまる。私達

          『あの日』 4話 小学生

          『あの日』 3話 衝撃

           今日も髪の毛がおでこにくっつくようなじめじめした日だ。梅雨の影響だからしょうがないのだが、私は今もそして子供の時も雨が大嫌いだった。しょうがないので水溜まりを上手に避けふらふら歩いていると。 「おっはよぉーーー」  突然背中を叩かれた。少し痛い。雨の日にこんなにも元気なのは桜しかいない。 「おはよ」  「よっ」  満月と瑛太もやってきた。この二人がきたってことは 「おはよぅお」  ほら福太もきた。この3人は家が近いこともあり一緒に登校しているらしいが、福太だけい

          『あの日』 3話 衝撃

          『あの日』 2話 身長

          「薺(なずな)の本当のお母さんは誰なの?」  小さな私は無邪気にあの女に聞いてしまった。それが何を意味するかなんて本当に知らなかった。その時あの女はすぐに後ろを向き顔を傾けた。そして何かを言おうとしたが 「見ろ、今日はご馳走だぞぉーー」  父が晩御飯の猪をしとめて帰ってきたから、結局何も聞けなかった。あの女もすぐに台所に行ってしまった。今思えばあの女は泣いていたのかもしれない。  その晩、あの女は私のところに来て 「ごめん....」  とだけ言って私の小さな首に手

          『あの日』 2話 身長

          『あの日』 1話 私の誕生

           私は6月中旬のあの日のことを一生忘れないと思う。まだ私の身長が150cmか165cmの時に起こったあの日のあの事件について。  あの事件が起こらなかったら、26歳の今の私がこんなにも幸福なはずがないと思う。ましてや数日前に余命があと一年とあの女に宣告されたばかりなのに幸福などなんて思わなかったはずだ。   私は父である三郎と母である花子が愛しあった結果、森に囲まれた小さな村の一員として生まれた。 母は私が生まれたとき普通の赤ちゃんよりも小さく生まれたわたしをとても心配に

          『あの日』 1話 私の誕生

          よろしくお願い致します

          浜辺美波大好き、現役の学生です。 本気で小説家になりたいので認知して致だけたら嬉しいです。  処女作品にはなりますが成長を楽しんで貰えたらと思います。  noteまだよく分かっておりませんが頑張ります。

          よろしくお願い致します