英単語について
皆さんこんにちは。
とっても久しぶりですが、少しずつですが、自分の頭の中のことを文字にのことしておこうかと思い、書き始めます。いつまで続くかわかりませんが(笑)
英単語の抽象性
タイトルにもある通り英単語について最近思うことは、英米人の単語の知識をかなり抽象的であるということです。先日、勤務先の学校で英米人と授業を行っていた先、termという言葉について説明していました。英米人はtermの意味を聞かれた時に"Term is used to refer to something particular in an area, especially in the academic field"と答えていました。面白いなっと思ったのはこのparticularです。particularの意味は「特定の」という意味がありますが、そもそもこれはpart「部分」からの派生なのです。全体の中から区切られた一部分ですからparticularが「特定の」という意味になるんですね。そう考えるとtermの意味は「何か部分的・区切りがあるもの」ととらえることができます。
「あー、なるほど、英米人てtermはそんな風に考えてんのか~!確かに期間の意味も学問用語の意味も人間関係も条件の意味も一種の区切りやん!」
と一人で感動して、生徒に伝えましたが半分以上は顔がはてなマークでした。理解してもらえるには私の語彙力が必要そうですね。
さて、こういった出来事を通して最近思うのは英単語の知識ってこういった抽象化できることが大切だなと思ってきました。involveの意味は「関」のニュアンスを持っていれば「関与させる」「巻き込む」「含む」「意味する」などの意味も覚えやすく長文中に出てきても文の意味を理解しやすくなりますよね。英単語の学習は英単語帳をにらめっこというよりたくさん文章に触れて、辞書を引いていくなかで身に着けていくものなのだなとしみじみ感じておりますので、日々授業では英語をたくさん読むように、そして調べるようにと伝えています。英英辞典なども調べてみると面白い発見があるかもしれません。退屈な単語学習を楽しい単語学習に変えてみてはどうですか。
今回は以上になります。また頻繁に更新していきたいと思います。
オマケ
termの部分で感動した理由の一つにterm「条件」の意味とのつながりがあります。as long asも「~の限り」と訳しますが、これは条件を範囲として捉え、「その範囲の中では」が「~の限り」となり条件を表すようになったのだろうなと。termに「条件」の意味があるのとおんなじやんと思うわけです。
ちなみに英米人にas long asとas far asの違いって何って聞いたら"totally different"と答えられたのは忘れられません。
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