テクノロジー用語が頭にくる案件には気を付けろ
ITシステム開発で"aaaaaを使ってbbbbbしたい"みたいな話がよくありませんか。たとえば、"生成AIを使って業務効率化したい"みたいな話。
テクノロジー用語が頭にくる案件には気をつけた方が良いです。
理由としては主に以下の2つが挙げられるでしょう。
解決すべき課題の検討が足りてないことが多い
結果に対する評価軸が定まっていないことが多い
では、それぞれなぜ気をつけたほうが良いのか、本来あるべき姿とは何なのかを考えてみましょう。
解決すべき課題の検討が足りてないことが多い
まずテクノロジー用語が頭にくる時点で何かおかしいです。
本来テクノロジーは何かの課題を解決するためのものであり、最初に来るのは課題のはずです。テクノロジー用語が最初に来るということはそこから課題を探していることが多いです。
課題に対しての、解決策として幾つかの案が存在し、何かしらの選定ロジックを挟んだ結果としてより良い解決策として特定のテクノロジーが選定されるはずです。
課題に対してそのテクノロジーを利用するのか、選定理由が明確でない場合は黄色信号が点っていると考えて良いでしょう。
結果に対する評価軸が定まっていないことが多い
テクノロジー先行で解決すべき課題が定まっている場合、結果をどう評価するのかも含めて検討がされているかが曖昧なことが多いです。
そもそも課題そのものが事業上の課題として優先度高く解決すべき課題なのかがきちんと検討されているのかから見直した方が良いでしょう。
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