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100日後に年越すオレ 53日目「ろ:ロマンチック」

”いろは順”エッセイの二日目、本日は”ろ”です。

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”ろ”で選んだ題材は、「ロマンチック」。普段からは程遠いテーマですな(笑) というか普段からロマンチックに身近な生活ってあるのだろうか・・・。

「ロマンチック」①伝奇的。空想的。浪漫的。②雰囲気などの甘美なさま。(広辞苑第三版)

大体が②の用法な気がします。「雰囲気などの甘美なさま」かあ。「甘美=②感覚に甘くこころよく感じられること」とのこと。夜景だったり、ムーディーなお店だったりでの甘いデートだったり、そんなことを指すということでしょうか。

ドイツには「ロマンチック街道」というものがあります。人気番組”水曜どうでしょう”でも御馴染みですが、その観光街道の名称は「国内外の旅行者が中世の町や夢の城ノイシュヴァンシュタインを見て感じるもの、すなわち過去に戻ったかのような感覚と魅力を表現している」とされていて、”ロマン主義的な”という意味で用いられている、と公式サイトにはあるようです。

ちなみに日本にも本家ロマンチック街道に由来する「日本ロマンチック街道」というものが指定されていて、長野県上田市から栃木県日光市までの街道のことを指しています。これは「最もドイツ的な自然環境を持っているから」とのこと。となると「ロマンチック=ドイツ的」?と思ってしまいますが、単純に”ロマンチック街道”とイコール、ということでしょう。一度ドライブをしたことがありますが、そんなに浪漫感は感じませんでしたね💦


突然ですが、土岐麻子さんの「ロマンチック」という曲がありますが、僕は好きなんですがこのPVが賛否両論だったりして。一応表現として「ロマンチック」を表してますよね、これ。お城か教会の中のようなところでピエロのような格好の人が踊っているという何ともシュールな絵。曲と相まって”空想的”なPVだと思います。


お次は僕の大好きなブルーハーツの隠れた名曲「ロマンチック」。

ああ 何もかも いとおしい
ああ 抱きしめて
やさしくしたい
せつない気持ちの分だけ 
約束を果たそう
ああ ときめいて

最後の方の歌詞はこんな感じです。これぞ王道?の”ロマンチック”かなあと。いわゆる”ロマンチック・ラブ”でしょうか。
ロマンチック・ラブ(英: romantic love)とは一対一の男女の間で結ばれる純愛を指す社会学上の概念で、近代における恋愛の一種の理想としてしばしば扱われる(Wikiより)、とあります。この辺りが”ロマンチック”=恋愛的、というイメージの増大に寄与してる気がしますね。C-C-Bの”Romanticが止まらない”も、ロマンチック(ロマンティック)を「恋に落ちる」ことの意味で使っていると言えるでしょう。

とまあこのように見てきましたが、「ロマンチック」という言葉は色んな意味で使われていると言えるんじゃないでしょうか。

ちなみに僕自身が最もロマンチックだなあと感じる場所やシーンは、一つは大好きな”マジックアワー”を見ているときと、もう一つは日本各地でお邪魔するオーセンティックバーで一人ウイスキーを飲んでいる時ですね~。一人でだからこそ、バーの雰囲気を満喫できるような気がします。


では、ロマンチックな夜に、乾杯!



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