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【ラジオDJへの道】第62歩:エピソードトーク&曲紹介Vol.53「冬の花火大会に行ってきた話」「Forever Friends(REMEDIOS)」

遅くなりましたが、第53回更新です!

今回は、先週末に行ってきた「富士山花火大会」のエピソードと共に、これまでの花火大会の思い出を話しています。

コンセプトは素晴らしいですし、去年今年とまともに日本では花火大会が行われなかったわけなので、そういった意味では花火ファン必見のイベントだったわけですけど、いかんせんこの真冬かつ週末はこの冬一番の冷え込みと言われているタイミングで、富士山の近くで花火をするというのがね、客にとってはかなりしんどかったですね、寒さ的に。

最初は余裕だったんですよ。気温もまだ低くなる前(とはいって氷点下になるくらい)だったし、天気も良くて日なただと体感気温ももっと高めだったし。

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こんな感じで屋台で焼きそばやビールを買うくらいには余裕があったんですよね。


でも、現地到着が14時で、そこから花火開始まで2時間半、辺りは徐々に暗くなっていくし気温はどんどん下がるわけで。最後の方は寒さとの勝負で、花火の綺麗さよりも寒さが勝ってしまったという話でした。

いや、ほんと花火は息を飲むような美しさだったんですよ。寒さが死ぬような厳しさだっただけで。

結論としては、「花火は暖かい時にやるものだ」ということですね。

でもまあこうして写真や動画は記録に残ったので、人生三度目の「花火大会」としては今振り返ればですけど良かったのかなと思います。
正直現地に居た時はちょっと後悔してたんですけどね・・・。

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さて今回の曲です。花火をテーマにした回であれば王道ではaikoやミスチルの「花火」を選びそうなものですけど、やはりここは名作「打ち上げ花火、下から見るか横から見るか」の主題歌であるこの曲を。

トークの時間に余裕があればこの作品の話もしたかったんですけど、時間が無かったのでここで少し。

この作品、数年前にアニメ化もされたので最近の人も知っている人は多いかと思いますけど、元々は30年近く前のテレビドラマ「if もしも」というドラマ作品の中の一つのエピソードとして制作されたもの。
(結果的にはそのドラマシリーズとは別の形で放映されたり、その後に再編集されて映画化されましたが)

この「if もしも」というドラマ、タモリさんがストーリーテラーを務める形式なので「世にも奇妙な物語」の姉妹ドラマシリーズみたいな感じなんですけど、結構名作も多くて。

ゲームの世界のようにシナリオが分岐してそれぞれの結末を見せるっていう企画はとても魅力的だったんですよね。

そんな中でも今でも記憶に残っているのがこの作品。

当時14歳だったデビューしたての奥菜恵が物凄く印象的で。同じく中学生だった僕の心を鷲掴みというか、こんなに綺麗な人って居るんだという衝撃を受けた作品でもあります。

中学生時代の甘酸っぱい青春を思い返すと、この作品に影響された人って多いんじゃないかなあと思うくらいなんですけど、他の人はどうですかね。

ちなみにこの作品は、言わずもがな、日本を代表する映画監督の一人となった岩井俊二監督の初期の傑作であり、これが評価されて映画を作れるようになったわけなので、そういった意味でも日本の映画史においても(もともとはテレビドラマですが)重要な作品じゃないかなと。

この主題歌「Forever Friends」は当時発売などもされておらず、数年後にサントラが出た時にようやくCDで聞けるようになったわけですが、この曲を出したREMEDIOSというのがシンガーソングライターである麗美さんの別名義で、今回色々調べているうちにその麗美さんが沖縄県宜野湾市出身だったということで驚きました。

何せ僕の中学時代は宜野湾市にほど近い中城村の中学校に通っていて、よく宜野湾市にも遊びに行っていたわけですよ。そんな青春の一ページを過ごした土地の出身だった人が、同じく影響を与えられた作品の主題歌を歌っていたとは。

しかもそのREMEDIOS名義では、僕の大好きなアニメである「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の音楽も手掛けられていたとは!
いやあ、素晴らしいです。

この偶然、今回のnoteを書いたことで気付けたので、それだけで書いた甲斐があったなあと自己満足をしたのでした。


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