【ラジオDJへの道】第3歩:曲紹介Vol.01「夢(ザ・ブルーハーツ)」
「一年以内にラジオ番組を持つためにネットラジオをやる」という本企画。先週末に一回目のエピソードトークをstand.fmにて無事配信出来たんですが、今回はその続きの「曲紹介」のコーナーです。
※前回の模様はこちらから聞けます
本当のラジオであれば本来ならそのまま曲紹介から実際に曲を流すわけなんですが、著作権が絡むネットラジオではもちろん出来ないわけで。しょうがないので曲紹介はこのnoteで行おうと考えているわけです。
さて記念すべき一曲目は、僕の30年近くずっと一番であり続けるザ・ブルーハーツより「夢」です。
この「夢」がリリースされたのは1992年10月。もう29年も前になりますね。ブルーハーツにとっては通算13枚目のシングルであり、全編ロックの曲を集めた名盤「STICK OUT」からの先行シングルです。なお2002年にフジテレビのドラマ「人にやさしく」の主題歌として再リリースされていたりするので、若い子たちはそこで知った人も多いのかもしれません。
僕自身がブルーハーツが好きになったのは小学校六年生の頃、担任の先生が音楽とラジオ好きで、特例で給食時間は地元のFMラジオや先生の編集したテープを聴いていたんですね。今思えばとても良い先生、良い環境だった気がしますが。
そんな中で僕が好きになったのが、以前のnoteでも触れているFM沖縄の「ハッピーアイランド」というラジオ番組であり、そしてその先生が大好きだったブルーハーツだったんです。
当時の僕は、流行歌を追いかける生活をしていて、ラジオ番組のヒットチャートに夢中。ZARDやWANDS、T-BOLANといったいわゆるビーイング系を中心に、アイドルの曲なども含めて聞いていました。ちなみに初めて自分で買ったCDはとんねるずの「がじゃいも」です。(「ガラガラヘビがやってくる」は父がテープを買ってくれた)
そんな僕にとって初めて触れるロック、もっと言うとパンクロックはとても大人びていて、それでいて刺激的で。何だか自分が大人になったような気がしたものです。ブルーハーツの評価の一つである「歌詞」の意味なんてほぼ理解していなかったんですけどね。
残念ながら僕がブルーハーツを知り好きになって一年も経たないうちに解散してしまったんですが、それと同時にベスト盤などが出て、逆に僕にとってはより深く知るきっかけになりました。そして中学でギターを学びバンド活動をするようになり、学校の出し物でブルーハーツの曲を何曲か披露したわけなんですが、その中の一つがこの「夢」だったんです。
「あれも欲しい これも欲しい もっと欲しい もっともっと欲しい」から始まるこの「夢」。アッパーでキャッチーな曲もそうですが、やはりストレートな歌詞が人気の秘訣だと思います。「俺には夢がある」と堂々と歌い上げるヒロトの姿は、勇気を貰えますよね。「夢なんてばかばかしい」なんていう風潮に真っ向から立ち向かうような歌詞。ヒロトは「人にやさしく」では「ガンバレ」と応援してくれましたが、この曲では「夢を持っていることは堂々としていいんだ」と言ってくれた気がします。
今回のこのラジオ企画ですが、ある意味「40歳を目前にどんな夢物語だよ」なんて思われるようなものだと思うんです。それでも真剣にその「本物の夢」を追いかけたいなと思っているわけです。だからこその一曲目。この曲こそが相応しいな、と思っています。
というわけでこの企画、今週も”夢見心地”で続けていきますね~。
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