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【ラジオDJへの道】第52歩:エピソードトーク&曲紹介Vol.43「初めての奄美大島に行った話」「千の夜と千の昼(元ちとせ)」

noteでは遅ればせながら43回目、更新です!

いやあ、地震大丈夫でしたか?

僕はちょうど旅行に出ていて昨晩帰ってきたんで、実際に地震の時は東京に居なかったんですけど、我が家は酒の棚だったり壺に入った泡盛だったりがあるんで、地震で全部倒れてたらどうしようかとびくびくしながら帰宅したんですが、何事も無くて本当に安心しました。

とはいえ余震もあるかも、という話もあるので是非お気をつけて。

というラジオでは尺の関係上で全カットとなった前振りトークをこちらで使いつつ、今回のお話というのが水曜日から土曜日まで行っていた奄美大島の話です。

奄美には実はこれまで行ったことが無くて。

元々は琉球王国であり、僕の地元である沖縄県那覇市からは飛行機も直行便が出ているし、船も出てるしで、交流はある島だったりするんですが、なかなかその機会が無かったと。

とはいえ歴史の授業などでは「同じ琉球王国だ」といった知識や、「沖縄と同じくハブが多く出る」ということをハブ関連の読み物で知ってたりするし、何なら同級生にも奄美出身の子が居るくらい身近ではあったんですけど、今回初めて伺うということで色々と調べて改めて知ることが多かったなと。

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まず奄美の歴史を紐解くと、実は琉球王朝の支配時代の前後はずっと日本側(鹿児島、九州側)の時代が長かったということ、そしてあれだけ密集している奄美群島の各島々でそれぞれ異なる歴史(例えば喜界島だとより日本の権力者と結んでいたり)を持っているという事実が新鮮でした。

正直、ざっくりと「奄美は琉球王国の支配地だったのに、薩摩侵攻で奪われ、そのまま鹿児島県に編入された」という認識だったものの、通史で見れば沖縄の勢力下の時の方がイレギュラーだったんだというね。同志だと思ってたけど実は違っていた、という気持ちが少々。

あと(旧)名瀬市の人口が10万人くらいは居るのかと思ってて、実は奄美全体でそのくらいなんだと知って驚いたというか、そこまで沖縄と人口の乖離があったのだという気付きが。でもだからこそ自然が豊かというか、沖縄本島の半分くらいの面積の島に、沖縄の10分の一、那覇市単体でも3分の一の人口なわけなんで、そりゃそうだよなあと思った感じです。

奄美を旅していて驚いたことは二つで、一つは「アマミブルー」とも呼ばれる奄美の海が綺麗で。もちろん沖縄での海も綺麗なんですが、奄美大島の場合は「湾の入り組んだ内海」が多いのと海岸線のそばまで山があるんで、山の上から海を眺められるんで、沖縄のビーチより風景としては綺麗じゃないかなと思っちゃいました。

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あとは鶏飯の食べ比べも良かったですね。

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食べ比べたのは、元祖の「みなとや」と人気店「ひさ倉」。結果としては結構味が違うんですが、どちらも美味しくいただきました。

ハブセンターとウインドサーフィンの話はラジオに譲るとして、面白かったのは「ビッグツー」というスーパー。実は沖縄には「ビッグワン」というディスカウントストアがあったんで、その系列なのかと思ったら全く違うんですね。とはいえ黄色背景に赤の字で書かれた「ビッグツー」のロゴは、「ビッグワン」とかなり似てるんですけどね。


今回二泊したのが大島最北部の集落にあるコテージで、民家をリノベーションしたところだったんですけど、それが良かったんですよね。

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テラスで仕事したり、バーベキューしたり、花火をしたり、海岸線の朝日を見たり。今年の夏に出来なかったことを全てした感じで。

夜にテラスでバーベキューを食べつつ、波の音と共に聞いた曲が今回の選曲です。

今年ちょうどデビュー20周年を迎える、奄美大島出身の元ちとせさんのナンバーから、「千の夜と千の昼」ですね。

やはりその地域に行けば、地元の食材に地元の酒、そして地元の音楽ですよね。気持ち良かったな~。

ちなみに奄美大島のFMを聴いていて気に入った曲もせっかくなんでここで紹介しておきましょう。

「島バスに乗って」というこの曲は、大島内の大切な足である島内巡回バス、「島バス」をテーマにしていて、地元の有志が地域おこしのために活動していたバンドの曲。こういう曲に出会えるのも、地元のラジオならではですね。

それにしても楽しかった、奄美大島。天気はコロコロ変わり、特に長い長いトンネルを抜けるとそこが大雨だったといった経験も面白く、自然豊かな奄美大島ならではなんだなあと感じました。

沖縄とはまた違った魅力に溢れた奄美大島。ピーチ航空では片道数千円で直行便(成田発ですが)なんで、これを読んで興味を持った方は是非!

それではまた来週。

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