マガジンのカバー画像

執筆のノウハウ

34
小説の書き方や心構えなど、クリエイターさん達の記事を集めています。
運営しているクリエイター

#創作講座

書式は大切! ~前編 基本~

今回は特に、文章を書く上では大事なことだと思います。無料記事ですので、お知り合いにも教えてあげてください。 星新一賞の応募要項に「縦書き推奨」が追加されました。今回はその深~いワケや、Wordを使うときの注意事項をばっちり教えちゃいます。 個人の意見ではなく編集さんのウラも取ってありますので、これが基本かと。 例示は、〈シラス〉配信「菅浩江のネコ乱入!」の投稿者さんのご協力をいただきました。ありがとうございます。 一般的な文芸表記 文芸作品として読みやすいように。  縦書

書式は大事!~後編 Wordの功罪~

今回は、いまやデファクトスタンダードになったWordと、その他「書くためのツール」について。 私はWordがあまり好きではないので、必要最低限しか使いません。使い方に誤解があったらご指摘ください。 みんなWordで書く時代 デファクトスタンダードとは「事実上の標準」という意味です。  日本語で何かを書く、特に他の人とやり取りをする時には、ほとんどの人はMicrosoftのワードプロセッサソフト、Wordを使うのではないでしょうか。  応募原稿の要項でもそうです。  たとえば

小説を書くときの超基本

評論家東浩紀さんが主催されている『シラス』という配信サイトでチャンネルを持っています。 今日はその宣伝を兼ねて、とっても基本的なことをご紹介します。 何が書きたいのか これはもう、このnoteでも繰り返しお伝えしてきたことですね。  自分はなんのために書くのか。  自分だけが「書くことを楽しむ」のももちろんアリです。  けれど、他の人に読んでもらいたいのなら、少し工夫をしないといけないね、ということ。  いいキャラを思い付いたので、その活躍が書きたい。  いい関係性を思い