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魔術師EMデッキ紹介(展開と各対面)でみんなに笑顔を![マスターデュエル ]

・本文
こんにちは。せんりです。
今回は遊戯王マスターデュエルの「魔術師(EM)」デッキの紹介です。
よろしくお願いします。

目次
:序文
:魔術師ってどんなデッキ?
:デッキレシピ
:基本展開
:応用と後手
:長所
:短所
:各対面について
:最後に


・序文(飛ばしていいです)
皆さんは魔術師とマッチングしたことはありますか?私は無いです。
魔術師はなんと無課金でも買える構築済みデッキが販売されており、それを買えばパーツがかなり集まります。他のデッキが0から組んでいることを考えればとんでもない組みやすさですね。しかも魔術師のシークレットパックまで出現するのでもう神です。
なのに魔術師、少ない!だからこそこういった記事に需要があるかも?と思い筆をとった次第です。あとネット活動での名刺代わりに良いかなーと思って。皆さんガンガン拡散フォローしてください!なんでもしますから!!!

以下本文です。真面目に書きます。

・魔術師ってどんなデッキ?
先攻をとるデッキです。展開系と言われるような、先攻1ターン目で強力な盤面を作って勝ちきるデッキに該当すると思います。
とはいえ環境上位の展開デッキ(ドライトロン等)に比べて盤面が特別強いわけではないです。
魔術師が優れているのはペンデュラムであることを活かした対応力の高さです。ペンデュラムはモンスターであり魔法なので「スキルドレインで詰む!」「勅命が〜」みたいなことをある程度避けられます。相手の動きに応じて動くことができ、それが強く楽しいデッキです。魔封じはキツいです。

先攻制圧を狙いつつ、あらゆる状況への対応力も備えたデッキというイメージを持ってもらえればと思います。

・デッキレシピ

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展開に絡むカードについては展開の説明の中で紹介します。

・基本展開
魔術師は「これが決まれば勝ち確定!」というほどのアクションはないので、基本展開について順を追って説明していきます。

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先攻ではこの盤面を目指します。
相手への妨害はタイタニックの魔法無効と時空の破壊、ハリファイバーからの相手ターンシンクロで3回です。

この盤面のために必要なのは
Pモンスター3体(闇を1体含む)とチューナー1体
を場に出すことです。またPゾーンに虹彩が置かれている必要があります。

手順としてまずP召喚でモンスターを揃え

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をリンク召喚します。その効果で

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をEXデッキに送れば準備完了です。その後はこの2枚でのコンボを活用します。
エレクトラムの②の効果でアストログラフを手札に加えるとそのままアストログラフが自身の①の効果で場に出せます。「それ出来るの!?破壊された時アストログラフ手札に無かったじゃん!」と感じられた方もいると思いますし僕も最初そう思いましたが可能です。

結果、1枚破壊した代わりにアストログラフが場に出て手札が増えるということになります。

次に

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を出します。このカードは闇P2枚から出せてエレクトラムの効果をコピーできるので、アストログラフを素材にして出し、アストログラフをまた出せます。

チューナーとエレクトラムでハリファイバーを出すとハリファイバーの効果で「オッドアイズシンクロン」が出せて、これもスターヴの素材になります。

スターヴを2体出し、効果を使い終わった後タイタニックギャラクシーの素材にして展開は終了です。

この展開ではエレクトラムとスターヴ2枚で合計3回自分のPカードを破壊する機会があります。その中で

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このカードを破壊すると「ペンデュラムグラフ」カードを手札に加えられるので積極的に狙います。

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特にこのカードは強力なので必ずサーチしておきたいです。
虹彩は制限カードですが

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このカードを挟めば2回破壊も可能なので、余裕があればもう片方の星霜のペンデュラムグラフも手に入れに行きます。

・応用と後攻
上記の基本展開はモンスター4体から成立し、破壊を3回できます。この4と3という数字を覚えておくと展開も楽ですし応用も楽にできます。
例えばモンスターを5体出せてエレクトラムの前に虹彩を破壊できているならモンスター数も破壊回数も浮いているので、「ハリファの効果でうららを出して破壊しアストログラフの効果でうららを手札に加える」、ということをする余裕があると分かります。

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深淵に潜む者を出すとPモンスターが2体減りますが闇Pを墓地に送れるので、黒牙の破壊を挟めるならPモンスターがまた1体出ます。つまり基本展開に深淵を添えるにはモンスターが5体必要ということになります。

4と3を意識して後は足し算と引き算というイメージで私は回してます。

後攻はもちろん相手による部分が大きいので慣れが必要になってきますが、これまでの紹介で分かるように攻撃力が全体的に高いので、妨害を越えればライフは簡単に削り切れます。
後攻なら黒牙や虹彩が自身の効果で破壊できるので、先攻に比べれば破壊回数を気にする必要が薄いです。つまり展開が強化されてるわけで紫毒で妨害を効率よく使わせれば勝利は目前です!

・魔術師の長所
先攻については上記の通りなのでこの項目では後攻について。

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このカードが強いです。
展開デッキだとスキルドレインで詰んだりすること、ありますよね。ヘイトありますよね(ツイッターで毎日見る)
ですがペンデュラムは魔法なので大丈夫です。慧眼でサーチできますし、紫毒の自壊もできます。破壊された後はモンスターなので勅命もすり抜けられます。

小技として、EXデッキで発動したPモンスターの効果が「無効にし破壊」をされた場合、PモンスターはEXデッキから破壊され墓地へ送られます。ここで紫毒の効果がもう1度発動します。つまり紫毒1枚で破壊効果が2度使える可能性があるということですね。
これを上手く使えればドライトロンのようなデタラメな妨害数を乗り越えることも可能になってきます。

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このカードも強いです。「禁じられた一滴」のような1枚でモンスター効果による妨害を全て消せるようなカードもあるので、罠カードの妨害も兼ね備えていることはこのデッキの対応力を大きく上げています。
モンスターで妨害を作るデッキにとって増殖するGは天敵ですが、魔術師はこのカードを伏せるだけでも妨害を作れるので、ある程度耐性を持っているといえます。
相手が罠カードを多く伏せてくるタイプだった時、モンスター効果だけで罠を何枚も対処するのは結構大変なのですが時空は永続罠なので対応しやすいです。
痒いところに手が届く優秀なカードです。

またワンキル性能も高いです。鉄獣のような「1枚のカードを除去する」というような妨害についても、ペンデュラム召喚は1度に大量のモンスターを召喚できるので止まりにくく、攻撃力も全体的に高いので相手モンスターもライフも簡単に削れます。

持久戦も得意です。基本展開の画像の通り手札は補充でき、P召喚もペンデュラムグラフもターンをまたぐほどアドが広がっていきます。

ちなみにこのデッキはとにかく魔封じが無理なんですがマスターデュエルはサイドチェンジが無い分採用率が低く、紙よりも明らかに良いところだと感じます。

・短所
事故です。P召喚は基本的にカード3枚以上で行うので他のデッキよりハードルが高いです。Pに関係ないカードを入れるほど事故率が悪化するので一滴のようなカードも扱いにくいです。
手札誘発ですが、うららはどこに貰ってもキツいですね〜。ニビルも1ターン目の展開の場合無効にできないので確実に打たれます。黒牙をスケールにしておくとケアできることもありますが大きなマイナスには変わりません。Gも通るとモンスターの展開は止まります。
このように、先攻展開については他の環境デッキに比べてムラがあります。魔術師を環境で選ぶのであれば後攻での対応力を加味しての選択になると思います。

・各対面について
ランクマッチでよく見かける対面について簡単に。全体面共通で後攻の場合相手の展開が通っている前提で話します。

○エルドリッチ
手札誘発が少ない構築がメジャーだと思うので、先攻ならほぼ勝てると思います。後攻は、上記の通り永続罠1枚では詰みませんがP召喚は神の宣告に弱いので、とにかく相手の罠の内容次第です。とはいえ1ターン止まっても次のターンで問題なく勝てたりするので、有理対面かと思います。
うららはエルドリクシルに撃ちます。

○LL鉄獣
鉄獣で一番多く当たる型です。スターヴでレボリューションをコピーすると未来龍皇を除去した上で相手の墓地を消せるのでそれができれば勝ちは近いです。今のところ勝率は良いですが、相手の魔術師への知識にある程度左右されると思います。
うららはバードコールかフラクトールに使います。

○純鉄獣
手札誘発が多い分LLよりも厳しいです。特にニビルが厳しいですね。先攻展開が通らない可能性が比較的高く、個人的には環境で一番不利に感じます。ただこちらが後攻ならニビルケアからワンキルできる場合もありますし、そもそもニビルがない場合もあるので、諦めないことが大事ですね。
うららはフラクトールか強欲で貪欲な壺へ。

○ドライトロン
Gで相手が止まって勝ち!が一番楽ですが。先攻だと深淵に潜む者が刺さるので狙っていきたいです。後攻は、紫毒があれば可能性ありますが素引きしなければなりませんので不利です。
うららはバンαか神巫へ。

○電脳
後攻は不利です。基本は紫毒をセットしてターンを渡すのみです。それでこちらにターンが渡ればチャンスがあります。
そうなる理由としてはVFDが通った時点でこちらに有効な行動がほぼ無いからです。例外としては、朱雀がない状態で相手がスタンバイで闇以外を宣言し、こちらの手札に紫毒とラスターが揃っている場合です。この場合は紫毒をラスターで破壊しVFDを破壊します。P召喚や深淵のX召喚にこぎつければ十分チャンスはあります。
うららは電脳モンスターの効果に使います。

○閃刀姫
有利です。閃刀姫側の妨害が魔術師に対して効き目が薄いのでワンキルが容易です。また深淵に潜む者が効くのもあり、リソース勝負でも優位です。
注意すべきはアクセスコードの破壊力で、エレクトラムを墓地から奪われると簡単に召喚されてしまいます。サベージを率先して出してエレクトラムを墓地から消しておくと安全度が増します。
ちなみにすごく当たります。

○@イグニスター
有利です。妨害数自体は少ない上にジアライバルもレボリューションをコピーしたスターヴで突破できるからです。ただジアライバルが6000でめぐりAiの2300ダメージが入っているとスターヴの攻撃力が5650で届かなくなるので注意です。リンク2のクロシープを採用すると突破可能になります。

○幻影騎士団
EXデッキの内容によって動きが変わってくるデッキという印象です。どの型でも共通してアーゼウスを出させないようにするのが大事です(当たり前)
5素材ロンゴミアントは素直にキツいですが勝ち筋はあります。ラスター紫毒などでヴァルディッシュを除去し、時空で後続を破壊し続けてロンゴミアントの素材が3つになるまで耐えることです。実際にこの方法で勝利したこともあります。
とはいえ手札が相当良くないと不可能です。Gが通れば現実的になってくるので祈りましょう。
ロンゴミアントが入ってなさそうな場合アークリベリオンが高確率で入っているので要警戒です。突然死にます。
深淵は刺さりますが禁じられた一滴が入っていることが多いので制圧できるかは五分五分です。相手メインフェイズのはじめに一滴が来なかったらハリファイバーの効果を使い深淵の効果もチェーンすると、深淵か相手ターンシンクロのどちらかは通ります。覚えておくとお得かもです。

・最後に
お読み頂きありがとうございました! 感謝感謝です!
これも何かの縁ということでよかったらフォローしてください〜(https://twitter.com/zanzan04)
フォローしてもらえたらとても喜びます!

次は魔術師デッキのデッキ構成についての記事やマスターデェエル序盤の手引き的な記事を書く予定です。
自分も勉強中なので新しい発見があったらまたこういった記事を書こうと思います。機会があればよろしくお願いします!

では、またいつか!

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