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世界2位!!マグナムオーバーロードデッキ紹介と2024年3月GRフェスの記録!!


こんにちは!せんりと申しますー。

第2回GRフェスお疲れ様でした!今回はそのGRフェスの振り返り記事になります。よろしくお願いします!!

目次

:事前調整
:デッキレシピ
:各対面について
:デッキ紹介
:1日目(天国)
:2日目(地獄)
:3日目(オバロに感謝)
:最終日
:終わりに


:事前調整

ありがたいことに毎日ポイバという調整の場がありました。そこでの結果や経験からロイヤルデモンズと雷がトップだと予想していました。

見た時目玉飛び出た
最強の中の最強
多分今が一番輝いてる

ロイヤルデモンズ(以下ロイ)はスキルもカードも超強いのはもちろん、先に攻撃できるという後攻の特権を最大限活かすことができ、先攻に不向きな要素も特にないと思ったので先攻も後攻も隙のない最強デッキだと予想してました。


超強い
貫通の条件が意外とキツかった
実質レベル5・6

雷はスキルの評価が高かったです。この手の攻撃力を変化させるスキルは他にもありますがこのスキルはそれに加えて相手を守備表示にします。守備力0の上級が多い環境だったのもあって、この手のスキルのデッキの中では最優のデッキだと思っていました。もちろん最上級の性能も優秀です。

自分で使っていなかったので各デッキとの相性は分からなかったんですが、モンスターの配分の事故さえなければ安定感が高く、環境が混沌とするほど強いのではないかとぼんやり思ってました。

さて自分のデッキの話になりますが、自分はサイバースとオバロを調整していました。

デメリットがきついのでマキシマムじゃない型の方が向いてる説ある
最上級なのが結構きつい
顔の角度が中央に似ててドローした時混乱する
超強いユグドラゴの命

サイバースとオバロを選んだのははっきり言って個人的な好みなんですが、サイバースは調整の段階で残念ながら厳しいという結論に至りました。

ユグドラゴはヘヴィメタルを出されると即死するという致命的な欠点があり、そうでなくても陰陽封陣の存在もあり制圧力にはほとんど期待できない状態でした。

ただマキシマムの中央はレベル10でスキル込みでもインヴェイジョン(以下ジョン)の効果を耐えることができるという雷等にはないメリットもありました。このゲームは初期ライフが6000でスキルの攻撃力800ダウンもあるのでユグドラゴを制圧カードではなく詰めのカードとして捉え、それまでの繋ぎを上級で戦うという戦術で行くことに。


手札消費がちょっとキツかった

セツリの先〜も爆発力は凄まじかったですが自分の戦術に向いてるのはラグナロックだと思いラグナロックを選択しました。

実際に試すとやはり厳しくて、マキシマムは揃うまでにターンを要することがほとんどで、その上で揃ってからも相手のライフを削り切るのに2ターン以上かかるというのは今の環境的には悠長でした。

ユグドラゴ以外の上級も性能は良いのですが相手の裏守備に対抗できるタイプの効果がないので優勢になれた時も詰めきれません。

そんなわけで、シンプルに勝てる状況がかなり少ないデッキだと思い泣く泣く断念しました。

もちろん自分の実力不足の面もあると思うので、また機会があればサイバースで頑張ってみたいと思います!!

:デッキレシピと選択理由

ここからは自分の最終的な使用デッキであるマグナムオーバーロード(以下オバロ)について書いていきます。

まずはデッキレシピから。

このデッキには感謝しかない


構築の正解は未だに分かっていないのでこのレシピは参考までに。各カードについては後述します。

最高の切り札!
逆転のロマン!
トルネと何度か見間違えた!

このデッキを選んだ論理的な理由はロイと雷に勝てるデッキだと思ったからです。ていうかオバロが決まれば何にでも勝てます。GR環境ではオバロを止める手段がかなり限られていたのも追い風でした。

もっとも事前調整の時点ではあくまで勝ち得ると思ってただけでオバロがここまで強いと知ったのはGR本番中でのことなので、このデッキ選択は完全に実力ではなく運でした(笑)

:各対面について

これが対戦データです。



仮想敵だったロイ雷両方に勝ち越せているので、自分的には正解のデッキだったなと思います。

このデッキの欠点は後攻の旨味が無いことでそれは勝率にも表れてますが、今回幸運にも先攻率が高かったので助かりました。完全に運が良かった。

次に各対面について書いていきます。

まずロイについて。
マキシマム中央がジョンに対しての壁として優秀でした。自分の認識ではロイはワンショットキルみたいなのはほぼやって来なくて、2300前後のダメージを安定して出し続けて勝つデッキでした。そのうちの1ターンを400ダメージで凌げるというのはシンプルに寿命が1ターン伸びていて、何度も助けられました。

ロイは1ターンで出すダメージの量が予測しやすく、またオバロケアもしにくいデッキなのでオバロ的にはかなりやりやすい相手ではありました。

とはいえマキシマム無しのセブンスロードビートで勝つのはかなり厳しい相手で、エッセルなどの上振れで計算が狂う、そもそもマキシマムが全く揃わないなど、負けパターンも多く存在します。

運に左右されるところが大きいので完全有利とまでは言えないかなという印象でした。

ラッシュデュエルといえばこの人!人じゃないけど

GSは2日目以降に頭角を表してきて、最終的にはロイに次ぐ数の多さでした。正直びっくりしましたね。

オバロ的には有利な相手だったような印象です。スキルによる攻撃力の修正がないので受けるダメージの計算がしやすく、また裏守備を超える手段がかなり限られているのでダメージを与えられる時に与えておきたいはずなので、オバロのケアもかなりしにくそうだなと思ってました。

厄介だったのはロイとの見分けがつかないところで特にこちらが後攻の時に重く、勝率にも明らかに表れていました。裏守備耐えはロイにはあまり意味がないのにこちらには有効と、特徴の違いを上手く活かされてしまっていました。それによりGSだけでなくロイに対してのプレイも難しくなっていて、とても苦戦させられました。


ミラーは正直な所運と勘の要素が大きいです。相手にマキシマムがなさそうなら攻撃し、ありそうならケアするという。相手の動き方から推理する必要があるので場数があった方が有利でしょう。その点自分は事前調整の段階からオバロを毎日ポイバなどで練習できていたので幸いでした。


可愛いし強い

ミラーでの理想の盤面はトルネとヴァルキリア(表側守備)とセブンスロードを並べることです。ヴァルキリアの攻撃誘導でオバロを無力化できるので思い切り攻撃することができます。

ヴァルキリアを突破しつつオバロを通す手段は一応「貫通」と「死者への手向け」がありますが採用されてるのを見なかったので無視しても良いかなと考えてました。


雷は実際にGRをやってみると裏守備を超える手段が限られているので耐久しやすく、想像以上にやりやすい相手でした。

ただ有利とまでは思わなかったです。マキシマムが揃わなかった場合セブンスロードで戦うことになるんですがその場合ほとんど勝つことができません。また時間が経つにつれ相手の対オバロのプレイも上手くなってて勝率が落ちたと思うので、自分的には5分くらいの相手だったかなと思ってます。


強いぜ
苦しめられました

ハーピィは唯一負け越した相手でした。

スキルによって毎ターンダメージを与えながらも直接攻撃はしてこないのでオバロ圏内に中々入ってきてくれません。陰陽もしっかり積んでいるのでオバロ中央を出すと唐突に負けてしまうことも多かったです。

先攻1ターン目でペット竜を裏守備で出されるのもめちゃくちゃきつくて負けパターンの王道でした。セブンスロードでしか突破できず、出せたとしてもこのデッキは属性が偏っているので攻撃力が2500を超えられなかったりします。
データ的にも印象的にも不利対面だと思います。

言い訳っぽくなりますが自分ハーピィマキシマムを速攻で揃えられるのを3回以上くらっていて、それが記憶に焼き付いてしまい対ハーピィのプレイが変になっている節はありました。あれは忘れるのが正解だったと思うので、未熟だったなーと反省している所です。


ずっと強い

アクセルは勝ち越してはいますが厄介な相手でした。オバロと見分けがつかないので攻撃しにくく、セブンスロード同士の戦いでは基本こちらに勝ち目はありません。

ただ自分は元々セブンスロードで戦う気があまりなくそのようにプレイしていたので、オバロが出せれば順当に勝つことができてました。勝ち越せたのはプレイが噛み合ったおかげかなと思ってます。

:デッキ紹介

この項ではオバロについて詳しく書いていきます。
改めてレシピを。

このデッキの長所はオバロの攻撃力と、それを支える防御力の高さです。この2つが補完し合っているのが強みだと感じます。

オバロの効果の性質上、適当なカードを手札に残してターンを終えるだけで相手の攻撃を牽制することができます。手札が事故気味の時もハッタリで乗り切れることもあったりしますね(笑

ジョンについては前述の通りですがそれ以外の相手に対しても最上級が少ない手札消費で出ているので壁モンスターの質が良く、オバロを警戒して全力で攻撃してこないこともあるので見た目以上に耐久力が高いです。

マキシマムを揃えるまでの時間は十分に稼げる防御力があると感じました。

また気持ちの話になってしまいますがどんなにライフの差がついてもデュエルを諦めなくていいというのは精神衛生上かなり良くて、この長丁場の戦いを支えてくれていた一因だったと感じています。

プレイングはとにかくオバロを優先させるのが重要です。セブンスロードとオバロ両方で戦えるというスキル設計ですがセブンスロードだけで勝つのは何かしらの上振れ下振れが絡まないと厳しいです。セブンスロードで戦うならアクセルの方が遥かに強いこともあり、差別化という意味でもオバロに特化したプレイの方が良いかなと思い基本方針としていました。まぁこれが正しかったのかどうかははっきりしないのですが(笑)

次にカードについて語りますが個人的に確定枠だと思う所は省略して変動枠について語ります。

変動枠は下級モンスターと魔法で、特に魔法は常に変わり続けていました。

モンスターは最初セブンスロードメイジ、スプラ、アンサラーなどを試してました。メイジに救われたこともあるにはあったのですがそれ以上にこれが闇であることがマイナスだったことが多かったので変更。

スプラとアンサラーも強い場面はありましたが上級が被るのがこのデッキの最もどうしようもない負けパターンでこれはハッタリで誤魔化すのも厳しいので、上級自体を最小限にするために不採用としました。


魔法はゴーストサイクロンと陰陽が変動枠でした。この2枚は強い場面が全く違うので比較しにくく、正直最後まではっきりとした答えは出せませんでした。


ゴーストサイクロンはシンプルに破壊したい魔法罠が多かったので採用しました。セブンスロードに対してのモヤ、オバロ中央への陰陽などが仮想敵。

スキルで捨てたマキシマムは墓地からデッキに戻るので、このデッキは墓地が3枚を超えるタイミングが遅めです。なので相性は悪くなかったと思います。

このデッキは後攻勝率が先攻勝率に比べて低く自分もそれを感じていたのでそれを是正したい気持ちもありました。

もちろんこのカードは腐る場面が結構あり、オバロはスキルで最上級を少ない消費で出せることからそこまで緊急でドローすることにこだわる必要もなかったかなとも。そんなわけで個人的にはマジカルストリームの方が評価は高くて、あちらの枚数の水増し的な立ち位置でした。


陰陽はオバロケアの計算を狂わせるのが強くて、長期戦での詰みを無くしてくれます。上級者との対戦で特に活きるカードと言えます。

トルネが2枚のみでこれがデッキから尽きると結構ピンチなので、それを戻してくれるのもありがたいです。

問題はこのデッキが墓地が貯まる速度が遅い所で、序盤は強い弱い以前に撃つこと自体が難しいです。ゴーストサイクロンとはつくづく真逆ですね。

とは言え長期戦で活きるという想定なら1枚採用でも役割を果たすことは十分期待できるので、1枚採用は確定かなと今は思ってます。


粛聖のライトソーサラーは他の方が使っているのを見て強いと思いました。オバロケアの計算を狂わせられますし、下級のみでも盤面の取り合いができます。ただ自分は持ってなかったので不採用でした(泣)

トルネ3枚目も持ってなかったので不採用です。まぁこちらは上級事故もあるので持ってたとしても2枚だったかもしれません。


:1日目(天国)

ここからは時系列順にGRフェスの対戦模様を振り返っていきます。

1日目はマキシマムが欲しい時に必ずといっていいほど揃うという上振れの中の上振れでした。完全に実力以上に勝ってましたねー。


就寝の時点で2位と結構な差をつけて1位フィニッシュでした。

ただ自分金アイコン帯で戦うこと自体初めてなのにこんなに上振れてしまったので、あまりの緊張に眠ることができず翌日は体調を崩してしまいました。場数の少なさが出ています。これが地獄の入り口でした。闇の扉は開かれた…。


2日目(地獄)

この日はまさに地獄でした。まず勝率が大きく落ちました。冷静に考えればこれは上位帯とマッチングするようになったからなので深刻にとらえるべきではなかったのですが経験不足だったのでオバロ1本で戦うことに疑問を持ってしまいました。

前回デッキを途中で変えたことが成功したという経験もあって、上位のハーピィを真似して試してみることにしました。してしまいました。

同じ方と何度もマッチングすることがあったのでハーピィの構築自体は再現できたと思うのですが技術の差が出てかなんと怒涛の連敗。やめれば良いのに自分流のアレンジなんかも加えてデッキバランスをおかしくしたのもあり、2万ポイントくらい溶かし120位くらいに落ちました。アホかー!!

言うまでもありませんがハーピィ自体は強かったと思うので、完全に自分の自滅でした。

ここで流石に目が覚めてオバロに戻り、100位内くらいにはなんとか入って就寝しました。この時点では完全に開き直ってたので緊張などはなくグッスリと眠ることができました。これは不幸中の幸いでした。


3日目

2位に返り咲くことができました。すごく大事な日のはずですがこの日は淡々とオバロを使ってただけなので語ることが少ないですね(笑)

ちなみに名前はカグラバチとグググで走ってました。どちらも週刊ジャンプの漫画で、グググは正式タイトルはグリーングリーングリーンズになります。文字数の関係でグググにしました(どうでもいい)
どちらも新しい漫画なので今後どうなっていくかはわかりませんが応援してます!

GRの話に戻りますが、この日の変わったことと言えば構築が固まったことでしょうか。魔法の内容は変わってましたが魔法の枚数を多めにすること自体はこの時点で固まっていました。先攻に寄せた考え方ですね。先攻率が高かったのでこの考え方は結果論ではありますが良かったのかなと思います。

自分は今回の目標は金アイコン争いに加わることだったので「もうデュエルしなくても金とれそうじゃね〜?」と余裕をかまし就寝しました。この余裕は跡形もなくぶっ飛ぶことになります。


:最終日


起きたら2位から転落していて、しかも金ボーダーが大きく上がっていました。金アイコン圏内の皆さんは肝が冷えたことでしょう。

自分もそうで、焦ってデュエルした所5連敗くらいして絶望してました(苦笑


余談ですが知り合いのもけもけさんという方も同じタイミングでポイントを減らしていて、勝手に親近感を感じてました。もけもけさん3位おめでとうございます!

さてそんなわけでもうデュエルするしかなくなります。連敗はしましたが2日目の失敗がまだ身体に染み付いているのでデッキ変更は無しです。

この辺りは疲れもピークで凡ミスも多かったのですがオバロがそれ以上に強く、なんとか安全そうな所までポイントを伸ばせたのでフィニッシュしました。


:終わりに

人生初の金アイコン!!

最終的な結果は2位でした。自分の自分の実力と経験を思えば出来過ぎな結果だったと言えます。運とデッキに本当に助けられました。

ただ自滅があまりにも無駄すぎました。オバロは文句なしで強かったのですが、自分がデッキの足を引っ張っていたのは事実でしょう。

もし次の機会があるなら順位やポイントの前にデッキの足を引っ張らないデュエルができるようにしたい、それが正直な気持ちです。


ではこの辺りで締めたいと思います。

最後に事前調整や普段の会話などで自分にラッシュデュエルのモチベと元気を与えてくれた皆さん、毎日ポイバという調整の場を作ってくださったナナオさん、つくる麺さん。

そしてこの記事を読んでくれているあなたへ感謝を申し上げたいと思います。ありがとうございました!!


それではまたー!!


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