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タフと繊細さ

表現者はタフでいながら繊細じゃなきゃいけないととある有名歌手が言っていた。

タフはもちろん、人前に出たり批評される立場ならなおさら大切なところ。
何を言われてもやりきる気力がないと他の強気な誰かに座を奪われてしまう。

一度も涙を流したことのない人間は心動かすものを作れない、と個人的に感じている。
繊細さは気弱という意味じゃなくて、自分や人の喜怒哀楽をごまかさず受け止めるアンテナのことだと思う。

全部が全部受け止めていたら心身ともにもたないけど、自分を成長させる感情なのですごく大切だ。


その昔、中川家の剛さんがパニック障害で舞台に立てなくなった時、明石家さんまさんにこう言われて番組オーディションに合格したそう。


「緊張しててもいい。怖くて仕方なくてもいい。手が震えててもいい。どんな状況でも、前に出てくるヤツには、俺が必ず責任を持つ。どうにかする。だから、何でもエエから出てこい」。

そうか、震えててもいいのか。

タフと繊細さがミックスされた言葉で胸に迫る。

描こう。




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