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オーストラリアと私

10年くらい前に私がオーストラリアへチョークアートを習いに行った時驚いたこと3選。

  1. 水への価値観

  2. ゆるさ

  3. 八百万の神

まず一番は、水への考え方だ。日本でスクスク育った私は四六時中蛇口をひねればお水天国、お風呂ジャブジャブなのだけど、オーストラリアはそうじゃない。

洗い物の時もチョロチョロ、洗濯はまとめて週1、2回、浴槽に入るなんて信じられないという感じだった。

ホームステイ先の人たちはシャワー5分浴びたら終わり、むしろ浴びない日もあるのが普通だそう。

それというのもオーストラリアは雨が少なく砂漠も多いから、水は貴重な資源という認識。私がいたゴールドコーストは年間300日は晴れだそうで。

とにかくカラッとした陽気でジトジトした天気はなかった気がする。

水の使い方に慣れるのは簡単じゃなかったけど、この国ではいかに水が貴重なものか身にしみて感じたのはたしかだ。

二番目は、日々の過ごし方。
通学路がひたすら海岸沿いを歩くコースだったからよく目にしたのだけど、昼間から砂浜に寝転んでいる人たちが多い。

あれっ、まだ昼間なのに、この人たち仕事は、、、?なんて日本人らしい考えが真っ先に浮かんできた私。

現地の人いわく、そうあくせく働かなくてもいいじゃん的な価値観らしい。
いい波が来てたら自分のお店を早じまいしていたりと、その日のフィーリングで生きてる感じだった。すごい。

みんなすぐ海に入れるような格好の人が多かったし、スーパーにも裸足で来る人もいた。
私も毎日海の音や匂いを感じる環境にいたから、日本へ帰ってきて見なくなるとやっぱり恋しくなる。


そして最後は デリケートなことだけど、日本より外国にいるとわりと普通に質問されるんだなぁと思って驚いたこと。

海外で私はno religionですと言うのはよくないらしく、かと言って何を信じててもいいと思うよ、みたいなことを言うのも変に解釈されそうだからなんとなく、ブッダと言ってた気がする。

日本は古事記があって、八百万の神の国でね、みたいな話をしたかったけど、結局できなかったなぁ。

とにかく振り返るとおもしろいことが沢山あったけど、その時よりあとで気付くものなんだ。

だから帰国後、勢いで電子書籍を作ってしまったのだけどあれを購入してくれた人はどんな気持ちで読んでくれたんだろう。
本当にありがたく感じております。

今は私のpcにあるだけで販売してないのが救いです。

ああいう自伝みたいなのは振り返って読むのは本当に恥ずかしい。

でもひとまず、書き留めた自分の根気を褒めて今日は終わりにします笑






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