意志の力
意志
今私は青い小窓の内装のためにクリームソーダを描いている。
青い小窓のコンセプトを表現するための線や色使い。
そのひとつひとつが意味を持った形となってクリームソーダになっている。
いつも気持ちを正して描いているけど、まだまだここから成長していく雰囲気も感じられると思う。絵として見ると、少し不思議な感覚を抱く人もいると思います。とくに影の部分。
頑張りたい人の背中を押すような、明るく朗らかなもの。
そういう明確な意志を持った絵にしたい。そのためにはブレない意志の力を自分の内側に燃やし続ける必要がある。
エレカシ、ブルーハーツ、あの人たちの歌は真正面から聴くとこちら側も弾けてしまうパワーがある。
踏み外すと危ないラインまで突き抜けるような。
私もどちらかというと誰かに制してもらわないとそのまま飛び出してしまう時がある。止められない衝動というか、あれは不思議な感覚だ。
たぶんそれが情熱なんだと思うけど、
ただそれをそのまま絵に託してしまうと見る人もきっとしんどい。熱くるしい。
あの人たちの歌を聴いていられるのは、歌わずにいられないのもあるだろうけど、そこかしこに希望が散りばめられているからだと私は思う。
ただ内側の熱さをそのまま吐き出してるんじゃなくて、アキラメズに、腐るなよって、大丈夫だからさ、ってポンと背中を押してくれるリズム。メロディー。息使い。
終わらない青春がある。
ずっと続くときめきがある。
情熱って大事だし、私は革命家が大好きなのだけど、歴史を振り返るとものすごい人の血が流れているのも事実だ。
ありがたいことに今の時代は武力行使じゃなくて、もっと平和な方法がある。
何が青春だとひねくれる人もいるし、
何をしても助けられない人もいる。
そんなことはわかっているけど、中にはブルーピリオドの八虎くんみたいな、頑張れる環境に身を置きたい人もいるかもしれない。
私たちにしかできないことをやり遂げる為に描いていこう。
Yさんの心象風景を描くのにきっと飽きることはない。そこに美しい風景が広がっているから。
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