もしバナカードを通じて、自分と他人は違うって改めて感じた話
昨日はオンラインでもしバナカードをやりました。
もしバナカードっていうのは、
もし自分が死ぬとしたら、
なにを大切にしたいかを話し合うカード。
こういう話って、
縁起でもないって避けられるけれど、
誰もが死ぬじゃない?
だったら、いい最期を迎えられるように、
今のうちから考えて、伝えて、
わかってもらえるといいよねっていうカードです。
参加者はSNSで募って8名でした!
もう少し希望者はいたのですが、
私がオンラインが初だったもので小規模でね。
うん、最初は小さくやりたいの。
失敗怖いんだもんw
やり方はオンラインもしバナゲームの
浜松ルールを使わせていただきました!
手元のスマホでカードを写しつつ
7枚から1枚を選んでいくことを繰り返します。
7枚もあると、欲しいものを選ぶのが大変。
でも、1つを選ぶしかないんだよね。
もしバナゲームをやっていて、
毎回思うのが「自分と人は違うんだ」ってこと。
欲しいと思ったカード
いらないと思ったカード
みんな全然違ってるの。
どうしてそのカードが欲しかったの?
どうしてそのカードを捨てたの?
ってことをシェアで話してもらうんだけど
自分の親を看取った経験
仕事の時に感じたこと
スキューバで息苦しくなった記憶
そういうこれまでの自分が
選択の鍵となって、選ばれていくんだなぁって
改めて感じます。
このゲームの興味深いのが、
シェアで聞いたことが
次の自分の選択に影響が出ること。
私は「ユーモアがある」ってカードは
いらないカードだったんだけど
ある人が
「ユーモアは、自分を笑わせ
周りも笑顔になれる。
どんなことでも切り抜けられる」
って言っていて
確かにそうだなって思ってから
積極的に取っていくカードになりました。
今回のシェアでも
みんなの生きてきた姿や思いが反映された
カード選びになっていてとても興味深かったです。
サクサクカードを選べた人は
「わからない事はないこととして考えていたかも」
って言っていて
それってどういうこと?と聞いたら
具体的にイメージができないこと
(息が苦しいとか機械に繋がれるとか)
は、自分には起こらないって
思ってたかもしれないと。
確かに
自分の価値観でカードを選ぶから
判断や想像できないことは
横に避けて置かれちゃうかもしれない。
これは、
一般の人の感覚なんだと思う。
そういうことがなくなって
当たり前のように
人工呼吸器だとか
痛みがなければ癌がいいとか
へらっと言ってしまう自分に
おいおい、非常識だぜ!と
言われたような気分でした。
自分の常識は非常識
って、改めて感じました。
本当に、人の話を聞くのは面白い!
オンラインでやってみて
さて、オンラインでやってみた感想です。
対面でカードと会話をやり取りするのが
このゲームの醍醐味だから
オンラインかー
どうなのかなー
って思ってました。
今でも、ちょっと物足りないなと
思うところはあります。
でも、
落ち着いて1人で考えることができる
自分の話が終わるまで聞いてもらえる
というのは
大きなメリットにも感じました。
相手の様子を見て、合わせてしまったり
揺らいでしまうことが実は多いゲームでもあります。
他人に影響されるのが人間だから
それもありだなぁとは思いますが
本心と向き合うという意味では
オンラインの方がいいかも!?と思うくらいでした。
ということで、
はじめてのもしバナゲームオンライン
無事終了いたしました〜〜〜〜♪
参加してくださった皆様、ありがとうございました!!
裏話)実は開催2分前までスライドを作ってましたw
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