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『本業2024』感想 009│えなりかずき『えなりかずきの しっかりしろ!』

えなりかずき
『えなりかずきの しっかりしろ!』
(ブックマン社)


この本は見開き右側にえなり君のポートレート、
左側に彼の金言が載っているという。
こういう本やカレンダーをよく見かけるし、
このジャンルは結構売れているようだ。

さて、この本にはどんな事が書かれているのか…。

・能のない鷹は爪を隠したらダメ!
・深入りする事は、カッコいいことです
・逆境と言う名のウチワが、
 がんばりを煽ってくれます
・一を聞いて一を知る
・辞めるか、強くなるか。道はその二つ。
・やってみようかな…じゃなくて、やってみる

『本業2024』64・65頁

待て、待てぇーぃ!
“当たり前” の事しか書いてないぞ。極々普通。

特に【一を聞いて一を知る】とは何だ?
そのままじゃないか。
もしかして誤字?と二度見した。
【一を聞いて十を知る】 ではないのか?
【一を聞いて一を知る】なんていう人が、
仕事仲間だとしたら「辞めてしまえ!」と思う。

そして、
【逆境という名のウチワが、がんばりを煽る】
逆境は「向かい風」
がんばりを煽るのは「追い風」
ちょっと何言ってるか分からない…。

校閲を呼んでこーーい!!
本のタイトル、まさに『しっかりしろ!』なのだ。

『本業2024』の中では、えなり君が若い頃に
坊主頭だった事から「坊主」「仏像」「地蔵」と
例えられているが、えなり君のドラマデビュー作『ホットドッグ』では、演じた男の子の愛称が
【大仏】だった。当時5歳にして筋金入り。

そんなえなり君も、現在39歳。
もうすぐ40歳なのである。
子役から観ていると、不思議な感覚…。
今後はどんな役を演じるのか。
中年になってもなお、“孫キャラ” えなり君の成長を国民全体で見守ってしまうのである…。




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