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期待と落胆

ちょっと上手く描けた絵があったとして
それを見せたら驚くかな?
喜ぶかな?と無意識の期待があったとする

その前に もっとよくできた絵があり
それをすごく絶賛してもらえて
その嬉しさにより、描いたような2枚目だった

結構うまく描けた気がしてたが
意外とあっさりした「うまいね」が
普通にサラリと帰ってきた感じ

まあまあいい速度とコースなボールを
いいよいいよくらいで返してくる感じ
…正直ものたりない。なんでだろ?

「うまいよ」
「でも、前のはあまりに似てたからさ」
「あれはすごかったよ!」

説明くれるあたりは充分優しい
変に褒められるより100倍いい
だけど 無意識の期待の分 萎えてる。笑

全然 傷つくレベルでもないし
まあ上手く描けた‼︎と思ったけど
すごい自信があったわけでもなかった

その自分の気分が面白かった!
ああ 好きで勝手に描いてて楽しいと思ってたが
やっぱり少しは凄いねと言われたかったんだ

いや、少しくらいじゃない期待があった
描く前から想像してたんだ。きっと。
その絵はちっとも悪くないし、実際楽しかった

どんより。
この気持ちの経験ができてよかった
大人のくせに落胆激しく…笑える。

だから満足。その期待は落胆により満足へ
久々の期待だったような気がする
諦めてしまってるときはこんな気分はない

期待できる気持ち あったんだなぁ
いや あるよなぁ
どっか行ってたんだ。すこし懐かしい。


#エッセイ #ふと思うこと#いろんな気持ち

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