〈2024年1月21日 日曜〉プロジェクター

〈2024年1月21日 日曜〉
子の友人二人が遊びに来る。ひとりは子の同級生、ひとりはその弟で保育園児。まだベビーカーに乗っているときから見知った間柄。その保育園児に「なあ、飲んでるジュース、スプライトじゃなくてオレンジジュースに変えたろか」と訊くと真面目な顔と声色で「けっこうです」と答えるのが可笑しい。まだあまり会話ができぬ頃から知っている身としては、どこかで誰かに教えてもらったのか丁寧な言葉遣いをしようとしている姿はたまらないものがある。微笑ましいが私は笑わない。真面目な答えだからだ。なので「うん、そうか。オレンジジュースがよかったら言うんやで」と答える。私のことを以前のような「◯くんパパ」ではなく「◯くんのお父さん」、子のことを「◯◯(子の本名の姓名)さん」と呼ぶ。小学校の同級生をさんづけで呼ぶ兄の姿が影響しているのだろう。保育園の頃は「タロー(仮名)!」と呼んでいた同級生に、小学校では「ヤマダ(仮名)さん」と呼ぶようになる。あだ名で呼ぶことも禁じられている。その時代の変化が良いことか悪いことかはわからないがそういうルールになっていて、そのルールを意識しているという姿勢は尊重する。するが、「ウチではさんづけしなくてええで、前みたいに◯くんって呼んでくれてええよ」と保育園児に伝える。

壁が白いので、少し前のセールの際に値引きされて1.5万円くらいだったプロジェクターを買ってみたら投影距離は約3メートルで100インチである。それにNintendo Switchを繋いで、みなでゲームをした。


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