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ようこそ〝こちら側〟へ

これは……まあ本当は教えたくないんだけれど選ばれし本オンラインサロンの精鋭メンバー、ゴールド会員だけにこっそりとお伝えしようかな。

精肉店などの店先で鉄板で焼いてる「ホルモン焼き」があるやないですか。あるやないですかと当たり前のように書いたけれど、大阪や兵庫ではよくあるの、近隣の京都や奈良や和歌山にあるかどうかはわからんけれど。

関西圏以外のひとがイメージするホルモン焼きは『じゃりン子チエ』のチエちゃんが店頭で焼いているホルモン串だと想像するんだけれど(自分も大阪に来る前にはそうだった)、あのタイプよりも串には刺さず鉄板の上で焼くホルモン焼きのほうが扱っている店が多いように感じる。居酒屋や立ち飲み屋の店先ではなく精肉店の店先や横で売っている。鉄板の上で炒めて最後にタレで味付けするが「焼き物」よりもどちらかというと「煮込み」に味は近い。内臓肉のいろんな部位が入っていて、店によって味は甘辛かったり味噌風味で、入っている部位の割合も店によって変わる。

たとえばこれは千鳥橋のリキホルモン店(500g1000円)のホルモン焼き。そのまま食べてもおいしいし、そりゃあ普通に白飯の上にかけてもキムチと卵を添えてもたいそううまい。

ここからがゴールド会員限定情報だけれど、これを日清食品カレーメシのシーフードにのせるのよ。お湯を注いで5分待ってよくかき混ぜてそれからのせるの。牛モツではあるけれど(店によっては豚肉モツもある)、使うカレーメシはビーフやキーマやハヤシじゃなくシーフード、ここは守ってほしい。ためしてみたひとにはこう言おう──ようこそ〝こちら側〟へ。100gくらい白飯を足してもよいよ。


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