絶対に違う〈2024年7月24日 - 25日〉〈2024年7月マガジン〉

〈2024年7月24日 水曜〉
 Amazonプライムビデオで観られる『映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ』('23)すっごいね。「シロクマなのに寒がりなこ」「トンカツなのに食べてもらえなかったこ」「本当は恐竜なのに言えないこ」「みんなおんなじ、なかまだね」。脚本は『リバー、流れないでよ』(監:山口淳太)の料理長役:角田貴志氏だ。

 土用の丑の日を意識したことなかったな。今日の晩めしは長崎皿「う」どんだった。でも土用の丑の日は昨日か。昨夜はジンギスカンだった。


 これまで機会があるごとに口を酸っぱくして伝え続けてきたことだが、「タレ漬けジンギスカン」は、玉ねぎやモヤシの「上で」焼け、野菜の上で熱せよ、鍋肌に肉を直接つけるな、おれを信用しろ。生ラムはどうにでも好きにしろ、でもタレ漬け(味付)ジンギスカンは、ラムもマトンも、メーカーがどういおうが、ジンギスカン鍋だろうが普通のフライパンだろうが、「野菜の上で熱せ」。世の中に絶対こうしたほうがいいってことは、想像よりも少なかったり多かったりするものだけれど、これは「絶対」に含めていい。


 ウナギには子供時代のちょっとした苦い思い出がある。少し貧乏ネタでマスをかく。電気ガス水道を止められたことのないひとがウナギを存分に語ればよかろう。おれはいまでも回転寿司ですらウナギの皿をとらない。理由がある。

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