言葉で説明

晩めしがもうできあがるタイミング。「もう少しでできるで準備しといてー」・「いまお皿に盛ったけど熱々やから冷めたら食べれるわ用意しとしてー」・「もうそっち(食卓)もってくから椅子に座っててや、すぐ食べるでー」。

私がお盆を食卓へ持ってゆくと、子は寝転がってマンガを読んでいた。「◯◯やから◯◯といった、それをしなかったからこうなったわけやん? きみがあとでYouTubeをみたりゲームをしたりオヤツを食べたりする時間がなくなるから早く用意をしてと言ってたわけやけど、きみは用意をしないでマンガを読んでいた。あとで、YouTubeやゲームやオヤツの時間がなくなっても、トット(私)はぜんぜん困らない、困るのはむしろきみやんか、それでごはんのあとで〈もう寝る時間やから歯を磨いてすぐ寝るで〉となったときに、〈YouTubeもオヤツもないなんて聞いてないよ!〉と怒るのはきみやんか」などと、延々と説明する。これまでずっと、手を上げず(叩いたりせず)、怒鳴ったりせず、叱るときは言葉で説明してきた。しかし悪影響がある側面もある。

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