25歳になった君へ。
納期のブッキングした仕事を片付け、ひと安心したら14時間も爆睡をしてました。もう28歳の僕には、そろそろ徹夜仕事はツラいようです。
さて、今日はいつもと違うテイストの記事を書いてみます。25歳になった妹のことを。(きっと後日怒られる)
兄妹だと思えぬほど似てない
僕ら兄妹は、ビックリするほど似ていない。兄と弟は(外見が)似てるんだけど、妹だけは似てる部分を探すのが難しい。
たしか、小学1年生の担任が2人とも一緒だったはずだ。
その先生に対し、母親は入学前から「ビックリするほど似てませんのでそのつもりで」と伝えていたらしい。だけど、保護者面談の際に「ほんっとうに似てませんね(笑)」と言われてしまうぐらい、マジで似ていない。
まず、勉強が出来る兄と、勉強はからっきしダメな妹。特に数学に関しては雲泥の差という言葉がピッタリだったな。
高校入試対策で勉強を教えてやれと言われて数学を教えた時のことをよく覚えているよ。因数分解の問題を解くのに「かけて 24 になる組み合わせを探してみて」と言った僕に、君はこう答えたんだ。
ククハチジュウイチ、クハシチジュウニ、クシチロクジュウニ、………、ハチヒチゴジュウロク、ハチロク……
あれには驚いた。組み合わせを探せと言われて、9の段から探し始める感性は僕には絶対にない。しかも、途中から8の段に変わる法則性には驚かされた。あれから10年経つけど、あれ以上の頓珍漢回答には出会えていない。(ちなみに 9×7 は間違ってたぞ)
芸術系の才能は絶対に勝てなかった
そうだ。君の才能に嫉妬したことがある。ピアノだ、ピアノ。
5歳からピアノ教室に通ってる僕を、3歳年下の君が一気に追い抜いていった。なんだよ「曲とか一回聴いたら弾けるくない?」って。弾けねぇよ。
楽譜を読みながら必死に練習をする僕を尻目に、君はテレビのCMで流れた曲を平然と弾き始める。あの時、ピアノではこいつには勝てないなって悟ったよ。
それに、絵の才能もあったな。描いてたのは漫画だったと思うけど、勉強より絵を描いている方が好きな君を見ていて僕は気づいたんだ。「世の中に溢れる才能は学校の勉強だけでは測れない」と。
本質を見抜く力は兄以上
それとあれだ。自分では気づいてないかもしれないけど、本質を見抜く力みたいなものは兄以上に鋭いぞ。
中学の頃、高校の頃、短大の頃、そして今と、君が口にする不満や愚痴は、問題の本質を突いていることがほとんどだ。たまに僕自身も「おぉ…(そう言われたらそうだな)」とたじろぐことがある。
逆に、その力が社会ではマイナスに作用することも多いかもしれない。だけど、衝突も多かった分だけ世渡りのスキルも身についているんじゃないかと思う。
そのスキルをどう活かせば良いのか、僕にもわからない。でも、もしかしたらそのスキルは母親譲りなのかもしれないな。書きながら、君はあんな母になるような気がしてきたよ。まあ・・・、がんばれ(笑)
君はどんな20代後半を歩むだろう
25歳を迎えて、君も20代後半に突入した。そろそろ誕生日を祝われるのが嫌な年齢になってきたんじゃないかと思って、今年はLINEを送ってない。(だからってこんな記事を書くなや、って後日怒られるのだろう)
三兄弟の中で最も早く働き始めた君は、すでに社会人5年目なんだっけか。保育士のしんどさは、色々な人からも聞いてるよ。無資格者でも働けるようになって、バカバカしさもあるだろう。
どうやって稼いでいるかもよくわからない兄に言われても・・・と思うかもしれないけど、やりたいようにやったらいい。自分でも気づいてないポテンシャルを、君はまだまだ持ってるから。大丈夫だ。
きっと兄が驚くような20代後半を歩んでくれるんじゃないかと、密かに期待しているよ。
なんだか小っ恥ずかしくてゆっくり話す機会もないけれど、なんかあったら相談も聞くからな。ネットワークビジネスの話以外が良いけど……、まあ二度目があっても面白いからなんでもいいぞ(笑)
あ〜、絶対に後日怒られる………。
明日も充実した1日になるといいですね。
では、またあした〜!
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余談①:もし僕がいま25歳なら
そう言えば、26歳の時にこんな記事を書いていた。
この記事の中で紹介している松浦弥太郎さんの本「もし僕がいま25歳なら、こんな50のやりたいことがある。」は、今読み返すとどんな感覚を抱くのだろう。
久しぶりに読み返してみたくなった。鳥取のシェアハウスに置いたままだったかな?
余談②:25歳からの恋愛論
超たまたまなんだけど、徹夜明けで読書をしようと今日読んだ本がこちら。
なんてピッタリな本を読んでいたんだろう・・・。
君の恋愛事情を全く聞いてはいないけど、読みたいなら誕生日プレゼントで贈ってもいいぞ。LINEをくれ。
おまけ:妹に謝りたいこと
こんな記事を書いたこと自体を怒られそうだけど、妹には謝りたいことがいくつかある。
ひとつは、ネットワークビジネスに勧誘された記事に「妹に勧誘があった」と書いたこと。身バレが怖かったらしい。
そして、もうひとつが・・・
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